理系にゅーす

このブログは宇宙、生物、科学、医学、技術など理系に特化したブログです! 理系に関する情報をネット上からまとめてご紹介します。

スポンサーリンク

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2014/07/15(火) 22:10:08.03 ID:???.net
世に出回る論文は、たった1%の研究者の業績(記事紹介)

2014年07月14日|情報政策・情報倫理・経営,北米・中南米|

PLOS ONEに投稿されたスタンフォード大学 疫学者John loannidis氏による論文 "Estimates of the Continuously Publishing Core in the Scientific Workforce"に関するScience誌記事を紹介する。この論文はエルゼビア社Scopusデータベースに存在する1,500万人の研究者が1996年~2011年に出版した論文を分析したもの。

記事によると、150,608人の研究者が全論文の著者名の41%を占め、被引用率の高い論文のうち、87%の論文にこれら著者名が共著者として出現している。

続きはソースで

ソース:情報管理Web(2014年07月14日)
世に出回る論文は、たった1%の研究者の業績(記事紹介)
http://johokanri.jp/stiupdates/policy/2014/07/010150.html

ソースのソース:ScienceInsider - siencemag.org(11 July 2014)
The 1% of scientific publishing
http://news.sciencemag.org/scientific-community/2014/07/1-scientific-publishing

原論文:PLoS One
John P. A. Ioannidis, Kevin W. Boyack, Richard Klavans.
Estimates of the Continuously Publishing Core in the Scientific Workforce.
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0101698

引用元: 【科学界】世に出回る論文は、たった1%の研究者の業績

世に出回る論文は、たった1%の研究者の業績の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2014/07/10(木) 20:24:55.46 ID:???.net
“モンスター”ウミサソリは優しい巨人
Traci Watson, July 10, 2014

 アクティラムス・カミングシ(Acutiramus cummingsi)は古代生物ウミサソリの一種で、体長2.4メートル以上にも達し、テニスラケットほどもある大きさのハサミを持つ。イェール大学の古生物学者ロス・アンダーソン(Ross Anderson)氏は、このウミサソリを「4億年前の海のモンスター」だと言う。

約4億年前に生きていたウミサソリの一種、アクティラムス・カミングシの化石。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_images/giant-sea-scorpion-2-s1475x2048-p-600x833_600x450.jpg

 しかし新しい研究で、この一見恐ろしい生物が実際には穏やかな性質だったことが示唆されている。

 2種のウミサソリ化石種、アクティラムス・カミングシとそれより小型なユーリプテルス(Eurypterus)属の近縁種の解析が最近実施され、その結果アクティラムス・カミングシは自身より弱々しい近縁種に比べ視力が悪かったことが示唆された。実際アクティラムス・カミングシの眼は、海底のスカベンジャー(腐肉食動物)として不名誉な生活を送る現代のカブトガニに似ている。

 この捕食者は大型で素早く泳ぐ魚などの動物を餌にしていただろうと以前は考えられていたが、今回の解析結果はそのような動物を追いかけることが不可能だったろうことを意味している。

「彼らは上位捕食者として理解されてきた。しかし、どうやら獲物を追跡する能力はなさそうだ」と、新しい研究の共著者アンダーソン氏は語る。

◆優しい巨人
 アクティラムス・カミングシは、4億2300万~4億1000万年前頃に繁栄した生物だ。節足動物はロブスターや昆虫を含むグループだが、本種はこれまでに存在した節足動物で最大を誇る。アクティラムスという名前は、ラテン語で“鋭い枝”を意味するacutiramusに由来する。これは物をつかむハサミに生えたトゲの角度を表している。

続きはソースで

ソース:ナショナルジオグラフィック ニュース(July 10, 2014)
“モンスター”ウミサソリは優しい巨人
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140710001

原論文:Biology Letters
Ross P. Anderson, Victoria E. McCoy, Maria E. McNamara and Derek E. G. Briggs.
What big eyes you have: the ecological role of giant pterygotid eurypterids.
http://rsbl.royalsocietypublishing.org/content/10/7/20140412

プレスリリース:Yale University(July 9, 2014)
Extinct sea scorpion gets a Yale eye exam, with surprising results
http://news.yale.edu/2014/07/09/extinct-sea-scorpion-gets-yale-eye-exam-surprising-results

引用元: 【古生物学】巨大なウミサソリ類は暗い海底に棲息 化石の目を分析

恐ろしい姿の巨大なウミサソリ類は実は優しかったの続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2014/07/16(水) 07:35:33.89 ID:???.net
ベースがリズムを生み出す楽器である科学的根拠

リズムを低い音にゆだねることは、聴く人が音楽のテンポに乗る助けとなる。私たちの聴覚器官の生理機能と結びついた現象だ。

TEXT BY SIMONE VALESINI, TRANSLATION BY TAKESHI OTOSHI
WIRED NEWS (ITALIA)

レゲエ、ハウス・ミュージック、ハードロック、ジャズ…。音楽ジャンルはさまざまあるが、それらに共通して存在感を発揮する楽器がある。ベースだ。ベースは、音楽の至るところに存在し、疲れを知ることなく楽曲のテンポをキープする役割を担う。

実際、低音がリズムに対して果たす機能は、音楽においては当たり前になっている。
管弦楽曲にも、ピアノソナタにも、原始社会の音楽にも存在する。

これは偶然だろうか? そんなことはない。マクマスター音楽・精神研究所の研究者チームによると、低音がリズムをつくりだすことで聴く人はよりうまく音楽のリズムに乗れるが、これは、わたしたちの聴覚器官の生理に起因する現象なのだという。

「Proceedings of the National Academy of Sciences」で発表された研究において、研究者たちは、脳波計(脳電図を測定する装置)を用いて、特別な聴覚的刺激にさらされたときの被験者のグループの脳活動の記録を行った。

わたしたちの脳は、テンポのずれた音のような予期しない音を知覚するとき、「ミスマッチ陰性電位」(mismatch negativity: MMN)と定義されている特徴的な反応を生み出す。

続きはソースで

マクマスター大学院生のKate Einarsonがマクマスター音楽精神研究所で電極ネットの実験をしているところ。彼女らは我々が強いバスリズムがある音楽を好む理由を研究している。
http://dailynews.mcmaster.ca/wp-content/uploads/2014/06/Bass.jpg

ソース:wired.jp(2014.7.15 TUE)
ベースがリズムを生み出す楽器である科学的根拠
http://wired.jp/2014/07/15/bass-makes-rhythm/

原論文:PNAS
Michael J. Hove, Celine Marie, Ian C. Bruce and Laurel J. Trainor.
Superior time perception for lower musical pitch explains why bass-ranged
instruments lay down musical rhythms.
http://www.pnas.org/content/111/28/10383

プレスリリース:McMaster University
The low end theory: Mac researchers study our love for deep bass
http://dailynews.mcmaster.ca/article/the-low-end-theory-mac-researchers-study-our-love-for-deep-bass/

引用元: 【神経科学】ベースがリズムを生み出す楽器である科学的根拠

ベースはリズムを生み出す楽器だ!の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2014/07/15(火) 23:56:06.94 ID:???.net
友達は遠い親戚?1%の遺伝子同じ 米研究
2014年07月15日 17:12 発信地:ワシントンD.C./米国

手をつなぐ人。米ユタ(Utah)州ソルトレークシティー(Salt Lake City)で(2014年
6月25日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/George Frey
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/5/c/1024x/img_5c4882e7e0fc4fd7efd63e0b0c47617f108918.jpg

【7月15日 AFP】人は遺伝的に似ている相手を友人に選ぶ傾向があり、友人の輪が5代前の祖先を共有する親戚たちで形成されていると言えるほどだとする研究が、14日の米科学誌「米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)」
に発表された。

 研究は、膨大な遺伝子情報と交友関係などの情報を共に含む米マサチューセッツ(Massa-chusetts)州のフラミンガム心臓研究(Framingham Heart Study)のデータを基に行われた。

 研究チームは1932人を対象に、友人のペアと知らない人のペアの遺伝情報を比較した。

 結果、同じ交友関係の中にいる人は、遺伝子の1%ほどを共有していた。これは近くにいる見知らぬ人同士が共有している遺伝子よりはるかに高い割合で、5代前の先祖を共有する親戚と同程度だという。

続きはソースで

(c)AFP

ソース:AFP BB News(2014年07月15日)
友達は遠い親戚?1%の遺伝子同じ 米研究
http://www.afpbb.com/articles/-/3020596

原論文:PNAS
Nicholas A. Christakis and James H. Fowler. Friendship and natural selection.
http://www.pnas.org/content/early/2014/07/10/1400825111

プレスリリース:University of California, San Diego(July 14, 2014)
Friends Are the Family You Choose: Genome-Wide Analysis Reveals Genetic Similarities Among Friends
http://ucsdnews.ucsd.edu/pressrelease/friends_are_the_family_you_choose

スレッド作成依頼をいただきました
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1403379058/114

引用元: 【遺伝学】友達は遠い親戚?1%の遺伝子同じ 米研究

友達は遠い親戚?の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2014/07/12(土) 00:44:53.26 ID:???0.net

チンパンジーの知能、半分は遺伝
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140711005&expand
Virginia Hughes for National Geographic News July 11, 2014


 チンパンジーなどの大型類人猿は、高い知能を持つことで知られる。言葉を覚え、物を使って遊び、仲間の死を悼む様子を見せることさえある。しかし人間の場合とちょうど同じように、認知能力は個体によって異なる。

 今回チンパンジーの認知能力に関する過去最大規模の研究が実施され、このような個体差は少なからず遺伝的性質に起因することが報告された。
 米ジョージア州アトランタにあるヤーキス国立霊長類研究センターの霊長類学者ウィリアム・ホプキンス(William Hopkins)氏と共同研究者らによると、チンパンジーの知能の変異は、その約半分が遺伝子で決まっていて、残りの半分が環境要因だという。

 動物の学習に関する研究はこれまで、ほとんど環境の寄与のみに焦点が当てられてきた。20世紀中はほとんど、科学者は動物がロボットのようなもので、その行動は報酬と罰のような環境刺激に基づいて予測可能なものだと考えていた。動物は受動的な機械ではなく、むしろ賢く能動的にものを考える存在という証拠が増えつつあるが、今回の新しい研究もそれを強めるものだ。
 これまで行われてきたヒトの研究でも、今回のチンパンジー研究と同様の推定値が得られている。つまり、知能の約50%は遺伝によるものだと示唆されている。しかしヒトの発達は正規の教育システムなど文化的要因に著しく影響されるので、氏か育ちかを選り分けるのは難しいことだとホプキンス氏は語る。
 ヒトに最も近い親類の一種であることから、「チンパンジーを研究することによって、この疑問をよりシンプルに考えることができる」と彼は言う。


続きはソースで


引用元: 【科学】チンパンジーの知能、半分は遺伝 [7/11]

チンパンジーの知能の半分は遺伝?の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2014/07/17(木) 22:10:51.98 ID:???.net
アマゾン川が逆に流れる理由
Sid Perkins, 15 July 2014 3:45 pm

逆流する川。地表に起こる侵食などのプロセスによってアマゾン川(明るい色に塗られた流域)の大部分が逆向きに流れる理由が説明できる。
http://news.sciencemag.org/sites/default/files/styles/thumb_article_l/public/sn-amazonH.jpg

数百万年前、現在のブラジル北部を西に向かって流れていたいくつもの川が、大西洋に向かって流れるように向きを逆転させ、巨大なアマゾンが誕生した。以前の研究では、「回れ右」を引き起こしたのは、南米大陸の地下深くで熱くて粘り気のある岩石の流れがゆっくりと変化したことだと提唱されていた。だが新しいコンピュータモデルは、「Uターン」の原因が地表に起こっているありふれた地質学的プロセス、すなわち隆起するアンデスから削られる土砂の持続的侵食、移動、堆積であったことを示唆している。

アンデス山脈は南米の西海岸のすぐ内陸に連なっている。この山脈の中央部分が成長し始めたのは約6500万年前で、アンデス北部はその数百万年後に隆起し始めた、とサンパウロ大学(ブラジル)の地球物理学者、ヴィトル・サセック(Victor Sacek)は話した。現在はアンデスからの土砂を含んだ水を大陸を横切って大西洋へと運んでいるアマゾン川であるが、約1000万年前まで現在の流れは存在しなかったことがフィールド研究によって分かっている。
それ以前は、現在のアマゾン盆地の大部分に降った雨は、西に集められてアンデスの東縁に沿って巨大な複数の湖を形成し、そして北に流れてカリブ海に出ていた。大昔の水系パターンから現在の形状へのシフトを起こした地質学的プロセスは激しい議論の的だった。

アンデス東側の湖は、成長する山脈の莫大な重さが地殻を押し下げて作った細長いトラフの中に形成された、とサセックは話した。しかしどういうわけか、トラフの下の地帯は数百万年にわたってゆっくりと標高が上がり、湖はしだいにエジプト以上の面積を覆う湿地帯に取って変わられその状態が長く続いた。その後、地帯がさらに上昇すると、湿地帯は完全に消失した。以前に提唱された説では、地球のマントル(地球の核と地殻の間にある非常にゆっくりと流れる物質)内にある溶融物質の循環の変化がアンデスの東の地形を押し上げ、それにともなって水系パターンも変化したとされていた。

しかし新しい研究はその責任をもっとありふれたものに負わせた。侵食作用だ。サセックはアンデスの成長、この地域での地殻の伸展、および気候を含むコンピュータモデルを開発した。(たとえば、山脈が隆起すると、より多くの湿った気流が遮られ、より多くの降雨を被り、侵食率を上昇させる。)このモデルは過去4000万年間(中央アンデス誕生の後だが山脈東麓が隆起し始める前に開始する期間)に起こった南米の地形進化をシミュレートする。

シミュレーションの結果は地質学的記録に見られる証拠の多くを再現した、とサセックは「Earth and Planetary Science Letters」のオンライン版に報告した。はじめに、アンデス山脈が地殻を押し下げて、土砂が埋めるより沈降のほうが速いためにトラフが形成され、それによってアンデスの東側に複数の湖が形成される。次に地帯の沈降が減速し、アンデスから流出した土砂の集積が追い越し、しだいに湖を埋めてさらに地形を高くした。その結果、山脈のすぐ東の地帯はアマゾン盆地の残りの東部より高くなり、アンデスから大西洋まで続く下降傾斜を与えるすシフトが約1000万年前に始まった。

>>2以降につづく

ソース:Latest News - sciencemag.org(15 July 2014)
Why the Amazon flows backward
http://news.sciencemag.org/earth/2014/07/why-amazon-flows-backward

原論文:Earth and Planetary Science Letters
Victor Sacek. Drainage reversal of the Amazon River due to the coupling of
surface and lithospheric processes.
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0012821X14004075

引用元: 【地球物理学】アマゾン川が大昔と逆向きに流れている理由

大昔のアマゾン川は逆向きに流れていた?の続きを読む
スポンサーリンク

このページのトップヘ