1: 白夜φ ★ 2014/01/10(金) 22:51:12.53 ID:???
シーラカンスより化石に近い?「ゾウギンザメ」のゲノム解読、米研究
2014年01月10日 15:50 発信地:パリ/フランス
【1月10日 AFP】オーストラリア南部およびニュージーランド沖の海域に生息する、先史時代から生きる魚「ゾウギンザメ」(学名:Callorhinchus milii)は、DNAが何億年もほとんど変化していない「生きた化石」 シーラカンスよりも進化速度がさらに遅いとする研究報告が8日、英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。
米ワシントン大学医学部(Washington University School of Medicine)などの研究チームが発表した論文によると、ゾウギンザメのゲノム(全遺伝情報)は「シーラカンスを含む他の脊椎動物よりも著しく遅い速度で進化している」という。
ゾウギンザメは、この俗名の由来であるゾウの鼻のように突き出た頭部の突起で、水深約200メートルの海底をかき回して餌となる甲殻類を探す。
厳密にはサメではなく、ギンザメ科の一種だ。
約4億5000万年前に硬骨の脊椎動物から分化した軟骨魚類のサメやエイ、ガンギエイなどから、さらに約4億2000万年前に分化した小分類群だ。
今回の研究では、ゾウギンザメのゲノムとヒトや他の脊椎動物のゲノムとの比較を行い、ゾウギンザメの遺伝情報量は極めて少なく、ヒトの3分の1にも満たないことが明らかになった。
またゾウギンザメのゲノムの進化速度は、シーラカンスのゲノムより遅いことも分かった。
南アフリカ沖で発見された希少種魚のシーラカンスは、生態的地位の獲得に非常に成功し、4億年近くにわたってほとんど変化していない。
ワシントン大医学部のウェズレイ・ウォーレン(Wesley Warren)准教授(遺伝学)は「われわれは今回の研究で、ヒトを含む硬骨脊椎動物の進化と多様性を理解するために極めて重要とみなされている分化した種の遺伝的青写真を手に入れた」と語る。
ゾウギンザメのゲノムにより、骨の形成過程に関する洞察が得られる可能性があり、骨粗しょう症の治療に役立つかもしれない。
またゾウギンザメの免疫系には、さらに大きな秘密が潜んでいるかもしれない。
ゾウギンザメの防御機構は原始的だとみなされており、ヒトにみられるようにウイルスや細菌の感染に対抗する免疫細胞は存在しないとされる。
それにもかかわらず、ゾウギンザメの免疫系は明らかに強力で、ゾウギンザメの長寿を可能にしている。(c)AFP
▽記事引用元 AFPBBNews 2014年01月10日 15:50配信記事
http://www.afpbb.com/articles/-/3006298
▽関連リンク
Nature 505, 174?179 (09 January 2014) doi:10.1038/nature12826
Received 22 May 2013 Accepted 01 November 2013 Published online 08 January 2014
http://www.nature.com/nature/journal/v505/n7482/full/nature12826.html
2014年01月10日 15:50 発信地:パリ/フランス
【1月10日 AFP】オーストラリア南部およびニュージーランド沖の海域に生息する、先史時代から生きる魚「ゾウギンザメ」(学名:Callorhinchus milii)は、DNAが何億年もほとんど変化していない「生きた化石」 シーラカンスよりも進化速度がさらに遅いとする研究報告が8日、英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。
米ワシントン大学医学部(Washington University School of Medicine)などの研究チームが発表した論文によると、ゾウギンザメのゲノム(全遺伝情報)は「シーラカンスを含む他の脊椎動物よりも著しく遅い速度で進化している」という。
ゾウギンザメは、この俗名の由来であるゾウの鼻のように突き出た頭部の突起で、水深約200メートルの海底をかき回して餌となる甲殻類を探す。
厳密にはサメではなく、ギンザメ科の一種だ。
約4億5000万年前に硬骨の脊椎動物から分化した軟骨魚類のサメやエイ、ガンギエイなどから、さらに約4億2000万年前に分化した小分類群だ。
今回の研究では、ゾウギンザメのゲノムとヒトや他の脊椎動物のゲノムとの比較を行い、ゾウギンザメの遺伝情報量は極めて少なく、ヒトの3分の1にも満たないことが明らかになった。
またゾウギンザメのゲノムの進化速度は、シーラカンスのゲノムより遅いことも分かった。
南アフリカ沖で発見された希少種魚のシーラカンスは、生態的地位の獲得に非常に成功し、4億年近くにわたってほとんど変化していない。
ワシントン大医学部のウェズレイ・ウォーレン(Wesley Warren)准教授(遺伝学)は「われわれは今回の研究で、ヒトを含む硬骨脊椎動物の進化と多様性を理解するために極めて重要とみなされている分化した種の遺伝的青写真を手に入れた」と語る。
ゾウギンザメのゲノムにより、骨の形成過程に関する洞察が得られる可能性があり、骨粗しょう症の治療に役立つかもしれない。
またゾウギンザメの免疫系には、さらに大きな秘密が潜んでいるかもしれない。
ゾウギンザメの防御機構は原始的だとみなされており、ヒトにみられるようにウイルスや細菌の感染に対抗する免疫細胞は存在しないとされる。
それにもかかわらず、ゾウギンザメの免疫系は明らかに強力で、ゾウギンザメの長寿を可能にしている。(c)AFP
▽記事引用元 AFPBBNews 2014年01月10日 15:50配信記事
http://www.afpbb.com/articles/-/3006298
▽関連リンク
Nature 505, 174?179 (09 January 2014) doi:10.1038/nature12826
Received 22 May 2013 Accepted 01 November 2013 Published online 08 January 2014
http://www.nature.com/nature/journal/v505/n7482/full/nature12826.html
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2: 名無しのひみつ 2014/01/10(金) 23:03:45.72 ID:oNUqxFj0
深海なら環境は殆ど変わらなさそうだけど、
水深200m程度の深さなら、時代と共に結構環境が変化しそうなのにな
それでも殆ど進化せず過ごしてきたのはなんでだろうね?
水深200m程度の深さなら、時代と共に結構環境が変化しそうなのにな
それでも殆ど進化せず過ごしてきたのはなんでだろうね?
7: 素人 ◆GD..x272/. 2014/01/11(土) 02:37:28.39 ID:wZfsD1bV
>>2
人に聞く前にてめえで調べろ
お前 ご と き がインターネットを使用する資格は無い。
人に聞く前にてめえで調べろ
お前 ご と き がインターネットを使用する資格は無い。
9: 名無しのひみつ 2014/01/11(土) 04:45:24.76 ID:++PFxs3F
>>7
生きた化石がなぜ殆ど変化しないのか解明出来たら
すなわち進化ついて解明するようなもんだし、教科書に載るレベルの大発見やw
生きた化石がなぜ殆ど変化しないのか解明出来たら
すなわち進化ついて解明するようなもんだし、教科書に載るレベルの大発見やw
10: 名無しのひみつ 2014/01/11(土) 10:52:49.80 ID:qrp1zb9t
>>9
カブトガニもナメクジウオも浅瀬に住んでる。
むしろ深海ならってのが先入観。
カブトガニもナメクジウオも浅瀬に住んでる。
むしろ深海ならってのが先入観。
14: 名無しのひみつ 2014/01/11(土) 13:48:51.02 ID:5Y2Ol0Wd
>>9
大した理由はないぞ、環境の変化が少ない状態におかれてただけ
大した理由はないぞ、環境の変化が少ない状態におかれてただけ
3: 名無しのひみつ 2014/01/10(金) 23:34:24.21 ID:25fNJnuF
化石に近い…
5: 名無しのひみつ 2014/01/11(土) 00:07:03.35 ID:gY77TUbQ
雑巾ザメかと思ったら
象ギンザメね
象ギンザメね
11: 名無しのひみつ 2014/01/11(土) 10:56:25.91 ID:tJ6C1cs9
いつも思うんだがゲノムの進化速度って何億年も変わらないのか?
12: 名無しのひみつ 2014/01/11(土) 11:10:44.38 ID:mCJPSgZ6
進化の速い生物と遅い生物って、細胞の何が違うんだろう。
解明出来れば、進化を速める薬も作れるのかな。
解明出来れば、進化を速める薬も作れるのかな。
13: 名無しのひみつ 2014/01/11(土) 11:49:29.81 ID:FCPB10Kf
>>12
細胞云々というより
大きい淘汰圧に晒された頻度によるんじゃね
細胞云々というより
大きい淘汰圧に晒された頻度によるんじゃね
16: 名無しのひみつ 2014/01/11(土) 15:55:35.45 ID:t+/c2oPj
遺伝子が変異するプロセスには、
複製ミスや、ウイルス感染、放射線・紫外線、ストレス等の外部刺激が原因だが、
その作用に仕方には生物界共通の法則性というのがあるはずで、
その例外状態におかれた生物なんだおる。
同じ環境変化が乏しいとこに住んでてもその本質が違う。
環境変化が乏しいから進化しなかったんじゃなくて、
進化の可能性が失われた生物だから、環境変化の乏しいとこだけで生き残ってる。
原因と結果が逆んだんだろう。
複製ミスや、ウイルス感染、放射線・紫外線、ストレス等の外部刺激が原因だが、
その作用に仕方には生物界共通の法則性というのがあるはずで、
その例外状態におかれた生物なんだおる。
同じ環境変化が乏しいとこに住んでてもその本質が違う。
環境変化が乏しいから進化しなかったんじゃなくて、
進化の可能性が失われた生物だから、環境変化の乏しいとこだけで生き残ってる。
原因と結果が逆んだんだろう。
17: 名無しのひみつ 2014/01/12(日) 21:36:32.13 ID:gybQJg2y
ワシのゲノムは100式まであるぞ
4: 名無しのひみつ 2014/01/10(金) 23:56:27.22 ID:oEzrkeT0
まあエイ・サメと並ぶ、軟骨魚類御三家の一角だし、そりゃ古いだろうな
引用元: ・【生物】先史時代から生きる魚「ゾウギンザメ」のゲノム解読 シーラカンスより化石に近い?/米ワシントン大学
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