理系にゅーす

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生物

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~~引用ここから~~

1: Cancer ★@\(^o^)/ 2014/06/09(月) 19:26:45.13 ID:???.net
チンパンジーはゲーム理論にかけてはヒトのなかで最強だ

Virginia Morell, June 6, 2014 - 1:45pm

http://news.sciencemag.org/sites/default/files/styles/thumb_article_l/public/sn-chimpsR.jpg

インスペクションゲームをプレイするチンパンジー(動画)
http://www.youtube.com/watch?v=FSf4gbongKc



受け入れがたいことだが、チンパンジーは一部のことをヒトより上手くできる。科学者たちは以前に我々の最も近い親戚の類人猿であるチンパンジーが短期記憶スキルで我々を容易に打ち負かすことを明らかにしている。今回、チンパンジーがゲーム理論に基づく単純な競技(競合状態に直面したときの最適戦略を計算する数学の一種)でもヒトより優れていることが報告された。

今週サイエンティフィック・リポーツ誌に発表された最新の研究の中で、京都大学霊長類研究所(日本)のチンパンジーはかくれんぼのコンピュータゲームをプレイした(上図)。
学部生と西アフリカの村民も別々に競技した。しゃべることは一切禁じられた。ヒトとチンパンジーの両方でプレイヤーは互いに顔を合わせないように座った。ゲームでやることは相手の動きを予測することだ。チンパンジーの勝者には褒美としてリンゴ一欠が与えられ、ヒトの勝者にはお金が与えられた。

ゲーム理論によってこのゲームで勝てる割合には限界があることが確かめられている。
たとえ両者が最適戦略で動いたとしてもナッシュ均衡と呼ばれる限界に達する。ノーベル経済学賞を受賞した数学者、ジョン・フォーブス・ナッシュ・ジュニア(John ForbesNash Jr)からつけられた用語だ。

チンパンジーはヒトを打ち負かした。彼らはこのゲームを対戦相手のヒトより速く学習し、ナッシュ均衡と一致する成績に達した(理論的基準に届いた)。研究者たちによると、チンパンジーがこのゲームで特に成績が良いのは、彼らの優れた短期記憶とパターン認識の能力、そして素早い視覚的判断のためだという。野生においてもチンパンジーは競争が激しく優位を競い合っている。それに対してヒトはもっと協調的だ。

ソース:ScienceNOW(June 6, 2014)
Chimps Best Humans at Game Theory
http://news.sciencemag.org/brain-behavior/2014/06/chimps-best-humans-game-theory

原論文:Scientific Reports
Christopher Flynn Martin, Rahul Bhui, Peter Bossaerts, Tetsuro Matsuzawa & Colin Camerer
Chimpanzee choice rates in competitive games match equilibrium game theory predictions
http://www.nature.com/srep/2014/140605/srep05182/full/srep05182.html

プレスリリース:Caltech(06/05/2014)
Surprising Results from Game Theory Studies
http://www.caltech.edu/content/surprising-results-game-theory-studies
~~引用ここまで~~


引用元: 【行動生態学】チンパンジーはゲーム理論の理解でヒトより優れている

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1: ◆tpCCidmJeSC0 @Whale Osugi ★@\(^o^)/ 2014/06/07(土) 20:44:23.26 ID:???0.net
2014/06/07 日本経済新聞 朝刊 2面http://www.nikkei.com/article/DGXNASGG0600O_W4A600C1EA1000/
 ニホンウナギが絶滅の恐れがある野生生物に指定される可能性が出てきた。
世界の科学者らで組織する国際自然保護連合(IUCN)が12日に公表するレッドリストの最新版で、ニホンウナギが絶滅危惧種として追加されそうだからだ。

指定されれば国際的な輸出入の規制につながる可能性もあり、ウナギの卸業者からは取引価格の上昇を懸念する声も出ている。

 IUCNは野生生物の研究者らがつくる組織で、科学的な視点から絶滅の恐れがある生物種を毎年公表している。
ニホンウナギを含めた19種のウナギについては2013年から検討を始め、12日に公表する最新版で追加するかどうか明らかにする見通し。

続きはソースで
~~引用ここまで~~


引用元: 【国際】ニホンウナギ、絶滅危惧種に指定か?=国際自然保護連合が指定する可能性高く、価格上昇か

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1: ぽてぽんφ ★@\(^o^)/ 2014/06/11(水) 15:28:08.10 ID:???0.net
マラリア対策で蚊を遺伝子操作、子孫の95%雄に 英研究

蚊の遺伝子を組み換えて生まれてくる子孫の大半が雄になるようにし、最終的には個体群を全滅に導くとしたマラリア対策に関する研究論文が、10日の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に掲載された。

英ロンドン大学インペリアルカレッジ(Imperial College London)などの生物学者チームが発表した論文によると、通常の蚊の個体群では50%の割合で雄が生まれるのに対し、この性別産み分け技術を用いると、生まれてくる世代の約95%が雄になるという。

結果、雌の割合が極めて少なくなるため、この蚊の個体群は最終的に崩壊し、吸血性の雌によって運ばれるマラリア原虫が人間にもたらすリスクを抑えることができるという仕組みだ。

研究を率いたロンドン大のアンドレア・クリサンティ(Andrea Crisanti)教授は「マラリアでは衰弱のみならず、死に至る場合も多いため、これに対抗する新たな手段を見つける必要がある」と述べる。
「われわれの革新的なアプローチは大きな前進だと考えている。まさしく世界で初めて、実験室内で雌の子孫の産出抑制に成功した。

これはマラリアを撲滅するための新たな手段となる」
国連(UN)の世界保健機関(World Health Organization、WHO)によると、マラリアによる死者数は毎年60万人以上に上り、サハラ以南アフリカ地域の幼児が特にその犠牲となっているという。
6年に及ぶ研究の成果であるこの技術は、マラリア原虫の媒介蚊として最も危険度が高いガンビアハマダラカ(学名:Anopheles gambiae)をターゲットにしている。

研究チームは、雄の蚊の胚の遺伝子に一続きの酵素DNAを組み入れた。この遺伝子組み換え操作により、成虫で作られる精子のX染色体は正常に機能しなくなるという。
結果として、子孫の性別を雌に決めるX染色体の数はほぼゼロになり、大半の精子は雄を作るY染色体を運ぶことになる。

続きはソースで

http://news.livedoor.com/article/detail/8924689/

2014/06/11(水) 12:27:36.34
前:【研究】蚊を絶滅させる:学者が論文 … 蚊を遺伝子操作、子孫の大半をオスばっかにする
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1402457256/l50
~~引用ここまで~~


引用元: 【研究】蚊を絶滅させる:学者が論文 … 蚊を遺伝子操作、子孫の大半をオスばっかにする ★2

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1: Cancer ★@\(^o^)/ 2014/06/05(木) 00:33:52.50 ID:???.net
マンモスなどの巨大動物絶滅は人類のせい

Sid Perkins, June 3, 2014 - 7:15pm

http://news.sciencemag.org/sites/default/files/styles/thumb_article_l/public/sn-megafauna.jpg

約12,000年ほど前、最終氷期の終わりに多くの巨大動物種――ケマンモス、ケサイ(図)、剣歯ネコなど――が絶滅した。原因は気候変動や人類の拡散から悪性の病気やカナダ東部への地球外天体衝突まで、ありとあらゆる説が唱えられてきた。この議論の最新の大規模研究は、初の世界中の国別の種レベルデータの調査で、その責任の多くが人類にあるとした。

研究者たちは132,000年前(最後から2番目の氷期の最盛期が北半球を襲った時期)から1000年前(人類の探検と拡散の生態的影響が疑いなくなった時期)までの体重10キログラム以上の177種の哺乳類の絶滅パターンを調べた。この期間に絶滅した大型哺乳類種の割合は人類の地球規模の拡散ともっとも相関が強かった。チームはこの研究結果を「Proceedingsof the Royal Society B」誌に報告した。

人類は狩猟や、動物が生き残れないほどの棲息地の改変(環境を焼いて狩猟などの活動ができるようにするなど)によって動物を減らしたと考えられている。だが相関があっても、この分析からは人類が直接動物を絶滅させたかどうかは明らかでないと研究者たちは述べている。研究者たちによると一般に、人類がある地域に長く住めば住むほど(そして動物と人類が長く共存すればするほど)、そこに産する大型哺乳類の絶滅の割合は低くなるという。

一部の地域では、とくにユーラシアで、気候変動(過去21,000年間の気温と降水量の変化で計測される)も絶滅率に影響したように見える。だが研究者たちによると、これらの地域における気候変動の規模が人類の拡散パターンに大きく影響し、気候変動自体でなくそれが大型哺乳類を絶滅させた可能性もあるという。

ソース:ScienceNOW(June 3, 2014)
Humans Blamed for Loss of Mammoths and Other Giants
http://news.sciencemag.org/climate/2014/06/humans-blamed-loss-mammoths-and-other-giants

原論文:Proc. R. Soc. B
Christopher Sandom, Soren Faurby, Brody Sandel and Jens-Christian Svenning
Global late Quaternary megafauna extinctions linked to humans, not climate change
http://rspb.royalsocietypublishing.org/content/281/1787/20133254
~~引用ここまで~~


引用元: 【古生物】マンモスやケサイなど巨大動物の絶滅は人類のせい

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1: Cancer ★@\(^o^)/ 2014/06/03(火) 06:47:09.27 ID:???.net
進化がコオロギの沈黙を引き起こした
ハワイ諸島の2つの島に棲息する雄コオロギが寄生虫を避けるために同時にほんの数年で音を消した。
Katia Moskvitch, 29 May 2014

フラット翅の雄コオロギ。
http://www.nature.com/polopoly_fs/7.17597.1401382183!/image/1.15323.jpg_gen/derivatives/landscape_300/1.15323.jpg

ハワイ諸島の2つの島にいる雄コオロギの個体群が、別々だが同時に、翅に起こった 進化的適応の結果として鳴く能力を失った。これは雄コオロギが寄生バエを引きつけるのを避けるための適応だ。この変化は、島ごとに独立してたった20世代のうちに起こり、人間の目でも観察できたことが研究で明らかになった。

この研究結果は収斂進化(別々のグループや個体群が自然選択への応答で独立に似た適応を進化させること)の最初期段階の解明に役立つだろう。

雄のナンヨウエンマコオロギ(Teleogryllus oceanicus)は鳴き声でよく知られていて、その音は翅を互い違いに擦り合わせて作られる。翅の脈は特別な構造を形成していて、我々がコオロギの鳴き声として聞く振動を作ることができる。「機構は櫛目のやすりで爪を擦るようなものだ」と研究のリーダーでセント・アンドルーズ大学(英国)の進化生物学者の、ネイサン・ベイリー(Nathan Bailey)は話した。

夜ごとのセレナーデは雌を誘い出し、繁殖をうながす。しかし不幸なことにハワイの雄にとって、鳴き声は致死的な寄生バエであるオルミア・オクラケア(Ormia ochracea)もおびき寄せてしまう。このハエの幼虫はコオロギに穿孔して中で成長し、1週間前後して羽化するときに宿主を◯してしまう。

両種ともハワイにやって来たのは前世紀末だと考えられている(コオロギはオセアニアから、ハエは北アメリカから)。新しい敵から自分の身を守るために、ハワイのカウアイ島に棲息する多数の雄コオロギがすぐに鳴くのを止めた。

◆闘いの歌

この変化は翅の形を変えて鳴き声を作れなくする変異によって起きたと考えられている。
この芸当は20世代以内という、進化学的にはまばたきに等しい期間のうちに達成された。
コオロギの一生が数週間であることを考えれば、非常に急速なプロセスだ。2003年までに、カリフォルニア大学リバーサイド校のマーリーン・ズック(Marlene Zuk)は最大で95%のカウアイ島にいる雄コオロギがもはや鳴かないことを発見した。この変異は音を作るのに役立つほぼ全ての翅の構造を消去し、フラットだが飛行には耐える翅が残されていた。

それから2年後の2005年、カウアイ島から101キロメートル離れたオアフ島の雄コオロギも沈黙し始めた。現在、オアフ島の約半分の雄が鳴かないことをベイリーは発見した。

彼のチームは2つ以上の個体群に沈黙変異が存在することに興味を持った。研究者たちは単純にフラット翅がカウアイ島からオアフ島に、たぶんボートや飛行機に乗って移住したのだと推測した。

>>2以降につづく

ソース:Nature News(29 May 2014)
Evolution sparks silence of the crickets
http://www.nature.com/news/evolution-sparks-silence-of-the-crickets-1.15323

原論文:Current Biology
Sonia Pascoal, et al. 2014. Rapid Convergent Evolution in Wild Crickets
http://linkinghub.elsevier.com/retrieve/pii/S0960982214005247

プレスリリース:Cell Press/EurekAlert!(29-May-2014)
There's more than one way to silence a cricket
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2014-05/cp-tmt052214.php

引用元: 【進化生物学】ハワイの島々でコオロギが沈黙 急速な収斂進化の例

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~~引用ここから~~

1: 野良ハムスター ★@\(^o^)/ 2014/06/06(金) 18:04:48.67 ID:???0.net
世界最速のスイマーであるバショウカジキは時速100キロ以上で弾丸のように海を飛ばす。
マグロも負けず劣らず、時速80キロでびゅんびゅん泳ぐ。シャチは時速70キロで前進するし、ペンギンは時速60キロですいすいと海を渡る――。

以上の話は子ども向けの図鑑などでしばしば見られる、海の動物たちの「真実」である。
流線形の体とアスリートのような筋肉をしたカジキやマグロやシャチは、驚くほどうまく水中生活に適応しており、まるで高速道路をはしる車のようなスピードで大海原をびゅんびゅん泳ぐとされる。

ところがどっこい、である。海洋生物学者である私は、実際にバショウカジキの遊泳スピードを海で計測した科学論文を調べてみたところ、平均スピードは時速2キロと知った。いや書き間違えではない。
20キロでも200キロでもなく、2キロ。
ちょうどお年寄りの散歩くらいのスピードで「世界最速」のバショウカジキは泳ぐ。

ちなみにマグロは時速7キロ、シャチは時速5キロ、ペンギンは種類にもよるが、おしなべて時速6~8キロと報告されている。私は自分自身でも、高速遊泳(と思われている)のサメやペンギンやアザラシなどの遊泳スピードをあまた測定してきたけれど、平均的な遊泳スピードは例外なく時速8キロ以下である。
なるほど逃げるエサを追いかける折など、瞬間的にならそれ以上の速度が出せるが、それにしたって時速20キロを超える記録を私はいまだかつて見たことがない。

つまり「カジキ100キロ、マグロ80キロ」の通説は、はなはだしく間違っている。
どうして海の動物はそれほど遅いのだろう。

続きはソースで 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140606-00010000-nknatiogeo-sctch
~~引用ここまで~~


引用元: 【生物】マグロは時速100キロで泳がない 本当は平均時速2キロ

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