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医学・医療

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1: 白夜φ ★ 2014/01/08(水) 23:15:44.90 ID:???
iPS細胞の点突然変異がiPS細胞への転換中に起こることをマウスの実験により発見
2014年1月3日
独立行政法人放射線医学総合研究所

本研究成果のポイント
・iPS細胞※1形成が数百の点突然変異※2を伴うことを証明。
・iPS細胞とES細胞※3のゲノム点突然変異の頻度比較に成功。-ES細胞の変異の数は、iPS細胞の1/10-1/20倍
・iPS細胞ゲノム突然変異発生タイミングの特定。-体細胞からiPS細胞への転換初期に多くの点突然変異が生じる

独立行政法人放射線医学総合研究所(以下、放医研)研究基盤センターの杉浦真由美 元主任研究員 (現奈良女子大学)、笠間康次主任技術員、荒木良子室長、安倍真澄特別上席研究員らの研究チームは、iPS細胞ゲノムに観察される点突然変異は、iPS化の過程の極初期に起きたものであることを発見しました。
これまでは、点突然変異のほとんどがiPS化する前の細胞に既に存在していたと考えられていましたが、これを覆す結果です。
この成果は、米国科学雑誌「Stem Cell Reports」オンライン版に2014年1月3日2時(日本時間)に掲載される予定です。
 
iPS細胞ゲノム(1細胞で約30億塩基対)には数百から1000か所程度の点突然変異が存在することが既に報告されていましたが、これらの多くは、作成に用いた細胞に既に存在していたものという報告が続いていました。
 
研究グループは「iPS化が点突然変異を伴うのか?」という観点で、同じマウス系統からiPS細胞、及び同じ性質を有する幹細胞(ES細胞)を樹立し、最新の高速DNA塩基配列決定装置を用いて詳細な解析を行いました。

世界で初めてES細胞における点突然変異の数を明らかにした結果、iPS細胞は、ES細胞に比べ点突然変異の数が多いこと、更に、iPS細胞に見られた変異の質もES細胞のものと異なることが明らかになりました。
加えて、iPS細胞の細胞集団を1細胞毎に解析し、変異の履歴を追跡することにより、多くの点突然変異がiPS化の転換初期に生じていることも明らかにしました。
 
本成果は、iPS細胞に生じる突然変異の発生メカニズムを理解する上で極めて重要な発見です。

-------------引用ここまで 全文は記事引用元をご覧ください-----------

▽記事引用元 独立行政法人放射線医学総合研究所 2014年1月3日配信記事
http://www.nirs.go.jp/information/press/2014/01_03.shtml
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1: キャプテンシステムρφ ★ 2014/01/08(水) 16:25:10.06 ID:???0
インドネシアの59歳の男性は神経線維腫症による無数の腫瘍に悩まされています。


※画像(注意) 
http://i3.mirror.co.uk/incoming/article2997781.ece/ALTERNATES/s1023/Man-With-Disfiguring-Skin-Disease-2997781.jpg 
http://i3.mirror.co.uk/incoming/article2997784.ece/ALTERNATES/s2197/Man-With-Disfiguring-Skin-Disease-2997784.jpg 
http://i2.mirror.co.uk/incoming/article2997787.ece/ALTERNATES/s2197/Man-With-Disfiguring-Skin-Disease-2997787.jpg 


男性は1991年に腰の腫瘍を摘出し、わずか半年で再発して以来、「耐え難いほど」に全身からゴツゴツとした腫瘍が出ているとのことです。

男性の兄弟は言います。
「彼には満足に治療を受けるだけのお金が無いのです。」
男性の無数の腫瘍は痛みを発しており、顔に出来た腫瘍は鼻の穴を塞いで呼吸すら困難にします。
もちろん仕事も出来ない状態です。

男性の知人らはFacebookを通じて彼の治療費の寄付活動を開始しました。

ボランティアの一人、アリさんは言います。
「私たちは人々からの寄付金の他、地元政府からの衣料援助もお願いしたいと思っています。」

神経線維腫症に対しては有効な治療法は無く、あくまで合併症に対する対症療法を行うことしかできません。
男性のケースでは腫瘍を除去するほか、高血圧など全身状態の改善などを行う必要があるとのことです。

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http://www.mirror.co.uk/news/weird-news/neurofibromatosis-sufferer-slamet-pictured-thousands-2997161

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1: 伊勢うどんφ ★ 2014/01/08(水) 13:39:46.68 ID:???
 病気にかかる危険性や生まれつきの才能を判定する「遺伝子検査ビジネス」が急増していることから、経済産業省は優良事業者の認定制度作りに乗り出す。

 科学的根拠が疑問視される検査があるほか、検査を中国などの海外業者に委託するケースもあり、「究極の個人情報」が大量に海外流出する恐れが出ているためだ。
月内にも厚生労働省がオブザーバー参加する研究会を設立し、ルール作りを始める。

 遺伝子検査ビジネスには規制がなく、悪質な業者かどうか利用者が選別するのが難しい。
経産省は月内にも省内に専門家らによる研究会を作り、2014年度中に、サービスの指針を決める。
具体的には、判定の根拠に信頼性の高い論文を使うことを求めるほか、検査を委託する場合は相手先を開示させることが盛り込まれる見通し。
厚労省から、医療や科学に関する専門的な意見を採り入れ、ルールを作る。

 経産省は新たに作る指針を守っているかどうかを基準に、15年度にも第三者機関が信頼できる業者を認定する制度の導入を目指す。
利用者が判断しやすいように、優良な業者には認定マークを与えることなども検討する方向だ。
悪質な業者が横行するようなら、法律による罰則付きの規制も検討する考えだ。

images

(2014年1月8日 読売新聞)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=90622

遺伝子ビジネス、認定制に…悪質検査に歯止め/経済産業省の続きを読む

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1: 白夜φ ★ 2014/01/09(木) 17:20:37.50 ID:???
爆風が脳に引き起こす現象を再現することに成功
: 爆風による傷害の治療法開発に道

国立大学法人東京農工大学大学院工学研究院先端電気電子部門・西舘泉准教授と防衛医科大学校防衛医学研究センター情報システム研究部門および防衛医学講座の共同研究グループは、爆風が脳に引き起こす重要な現象をレーザーにより再現、解析することに成功しました。
この成果は今後、テロや工場事故等で発生する爆発が生体に及ぼす傷害の予防や治療の研究に貢献するものと期待される。

現状:近年世界的にみて、爆発物によるテロが紛争地のみならず一般市街地においても多発し、爆風による頭部外傷患者が急増しています。
この中で特に問題となっているのは、通常の画像診断により異常が認められなくとも、記憶障害や正常な社会的行動ができなくなる高次の脳機能障害や心的外傷後ストレス障害(PTSD)を来す症例で、米国を中心に深刻な社会問題となっています。

我が国においても国際貢献活動等の安全確保のため、対策が急務となっています。
しかしながら爆風による頭部外傷の発症メカニズムは不明で、有効な予防法、治療法は開発されていません。
このため動物を用いた研究が求められていますが、爆薬を使った実験は安全上、倫理上の制約があります。

研究体制:国立大学法人東京農工大学大学院工学研究院先端電気電子部門、防衛医科大学校防衛医学研究センター情報システム研究部門、防衛医科大学校防衛医学講座の研究グループの共同研究。

研究成果:光を吸収する物質に高強度のパルスレーザーを照射することにより衝撃波(レーザー誘起衝撃波)を安全に発生させ、ラット頭部に作用させることにより爆風が脳に引き起こす重要な現象を再現し、詳細な解析を行いました。
その結果、レーザー誘起衝撃波を作用させた部位を起点として神経が過剰な興奮状態になるとともに脳活動が抑制され、その状態が波となって毎分数ミリメートルの速度で脳内に拡がることがわかりました。
またその波の拡がりに伴って脳が酸欠(低酸素血症)になり、その状態が1時間から数時間にわたって続くことがわかりました。

この現象は脳に出血や組織損傷(挫傷)を生じなくとも、衝撃波の刺激のみで発生しました。
このような長時間の酸欠状態は神経細胞に異常を来たし脳機能障害を引き起こしうることから、これらをコントロールすることが治療の重要なポイントになると考えられます。

今後の展開:爆発は戦闘地域やテロのみならず、工場での事故、さらに昨年ロシアで発生した隕石の爆発や火山の爆発などの自然現象でも発生します。
今回の研究成果は、広くこれら爆発が生体に及ぼす傷害の予防や治療の研究に貢献するものと期待されます。

雑誌名: PLOS ONE
論文名: Real-Time Optical Diagnosis of the Rat Brain Exposed to a Laser-Induced Shock Wave: Observation of Spreading Depolarization, Vasoconstriction and Hypoxemia-Oligemia
著 者: Shunichi Sato, Satoko Kawauchi, Wataru Okuda, Izumi Nishidate, Hiroshi Nawashiro, Gentaro Tsumatori
 
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▽記事引用元 東京農工大学 プレスリリース 2014年1月9日
http://www.tuat.ac.jp/disclosure/pressrelease/2012_20130409122803/20131216091205/index.html

▽関連リンク
PLOS ONE
Real-Time Optical Diagnosis of the Rat Brain Exposed to a Laser-Induced Shock Wave: Observation of Spreading Depolarization, Vasoconstriction and Hypoxemia-Oligemia
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0082891

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1: 白夜φ ★ 2014/01/08(水) 23:31:22.60 ID:???
がん死滅に重要なたんぱく質=東京慈恵会医大、愛媛大が発見

がんの放射線や抗がん剤による治療の際、がん細胞が死滅する過程で重要な役割を果たすたんぱく質を、東京慈恵会医科大の吉田清嗣教授や愛媛大の東山繁樹教授らが発見した。
がん細胞以外の正常な細胞に悪影響を与えず、副作用の少ない治療法を開発する手掛かりになると期待される。
論文は31日以降に米科学アカデミー紀要電子版に発表される。
 
がん細胞が放射線や抗がん剤を受けるとDNAが損傷し、軽い場合はがん抑制遺伝子「p53」が生み出すたんぱく質が修復に働くが、修復不可能な場合は細胞全体を死滅させる。
吉田教授らは、p53たんぱく質が細胞死を誘導する場合、「アンフィレグリン」と呼ばれるたんぱく質の生成を促すことを発見した。
 
アンフィレグリンは細胞核内で他のたんぱく質群とともに小さなリボ核酸「マイクロRNA」を生み出し、細胞死に抵抗する遺伝子群の働きを止めることが分かった。
今後、がん細胞だけでアンフィレグリンを効率良く生成させる方法を見つければ、副作用の少ない治療法につながるという。(2013/12/31-06:07)

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▽記事引用元 時事ドットコム 2013/12/31-06:07配信記事
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201312/2013123100043

▽関連リンク
PNAS
Induction of amphiregulin by p53 promotes apoptosis via control of microRNA biogenesis in response to DNA damage
http://www.pnas.org/content/early/2013/12/27/1313675111.abstract

【医学】がん細胞が死滅する過程で重要な役割を果たすたんぱく質を発見/東京慈恵会医大などの続きを読む

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1: 伊勢うどんφ ★ 2014/01/08(水) 23:02:46.33 ID:???i
子宮頸がんが見つかった妊娠中の女性2人に対して、新潟大学医歯学総合病院が胎児を残したままがんを切り取る手術を成功させました。

病院によりますと、こうした手術の成功は国内では2例目で、病院は「病気で子どもをあきらめることがないよう今後も手術を進めていきたい」としています。
新潟大学医歯学総合病院によりますと、妊娠4か月で子宮頸がんが見つかった30代の女性に対し、去年11月、子宮に胎児を残したままがんの切除手術が行われたということです。

妊娠中に子宮頸がんが見つかった場合、子どもをあきらめて子宮を摘出するケースが多いということで、
今回の様に胎児を残したまま手術が行われたのは国内では2例目です。
病院によりますと女性と胎児は術後の経過は良好だということです。

病院では先月にも妊娠5か月の30代の女性に対して同様の手術を行い成功したということです。
手術を行った新潟大学医学部産婦人科の榎本隆之教授は、「晩婚化が進む中、妊娠をきっかけに子宮頸がんが見つかるケースが増えている。
病気で子どもをあきらめることがないよう今後も手術を進めていきたいと話しています。

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NHK 01月08日 19時10分

http://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/1034350191.html?t=1389186193706

【医療】胎児残したまま子宮頸がん切除に成功、新潟大の続きを読む
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