理系にゅーす

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がん

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1: トラネコ◆EDwr815iMY 2014/04/19(土)01:19:41 ID:9za0VVc1p
ウイルスに感染することで発症するC型肝炎。放っておくと慢性肝炎や肝硬変、肝がんなどにつながる病気で、治療としてはウイルスを排除するインターフェロンが一般的だ。
このC型肝炎による肝硬変治療に、従来よりも効果が期待できる手法が加わることになるかもしれない。新たに開発された経口薬によるもので、短期間で完治できる可能性が高いことが確かめられた。

インターフェロンではない新タイプ
米テキサスの肝臓研究機関の研究者らが中心となって開発した薬は、インターフェロン(白血球やリンパ球などでつくられるタンパク質)を含まないという、まったく新タイプのものだ。
研究ではその薬をC型肝炎による肝硬変を抱える患者380人に12週間投与したところ、91.8%の人に効果があった。
さらに服用期間が24週間だった患者では、95.9%の人にC型肝炎ウイルスの消失が認められた。つまり、完治できる可能性が非常に高いことが確認された。

患者への負担も少なく
研究を主導したFred Poordad博士は「既存のインターフェロン治療での完治は難しく、繰り返し受ける必要がある。それだけに、今回開発された経口薬による短期間治療法は、患者への負担も少なく画期的だ」と意義を強調する。
日本国内にはC型肝炎感染者が200万人以上いるとされているが、この新薬の開発は世界中の患者にとってビッグニュースであることは間違いないだろう。
http://irorio.jp/karenmatsushima/20140418/127937/

C型肝炎治療に光明!新経口薬の24週間服用で肝硬変の96%が完治:米研究 日本国内にはC型肝炎感染者が200万人以上の続きを読む

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1: ふぐのひらき◆kV6bjRA4v. 2014/04/09(水)11:04:20 ID:CVdU4VYy9
日本で急速に増えている大腸がん。
大腸がんの精密検査は、おしりの穴から内視鏡を入れるので要検査となった人でも6割しか受診しないのが現状だ。
だから、大腸がんの診断が血液検査で簡単に行えるようになることは、重要である。

 大腸がんは、国内において胃がんに次いで2番目に罹患者数の多いがんで知られていますが、2015年には胃がんを抜いて罹患者数が最も多くなることが予測されています。

 大腸がんの検診方法としては便潜血検査法があり、集団を対象とする検診方法としては費用対効果の高い方法ではありますが、感度・特異度とも十分ではなく進行大腸がんの患者さんにおいても陰性(偽陰性)を示すことがあります。一方、精密検査としての大腸内視鏡検査は、前処置が必要なことや検査に対する恐怖心などから、便潜血検査で陽性となり要精密検査となった方でも受診率が6割程度と低いことが課題です。

 NEDOの「がん超早期診断・治療機器の総合研究開発」プロジェクトに取り組んでいる(独)国立がん研究センター研究所と塩野義製薬(株)などの研究グループは、がん細胞に特異的なタンパク質や小さな核酸(マイクロRNA)を含むエクソソームを利用して、従来法では1日かかるエクソソームの検出をおよそ1.5~3時間に短縮し、検出に必要な血液(血清)の量もわずか5マイクロリットルと簡便にすることが出来る方法を開発しました。

 今回の方法は、大腸がんのほか早期発見の難しいすい臓がんや、さらにはがん以外の疾患に対する新たな診断法として期待できます。

全文はこちらで

微量な血液検査で短時間に大腸がんを発見
―半日以内、早期大腸がんの診断も可能に―
2014年4月8日
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100264.html

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1: のヴぁ◆mRvlk.cFo6 2014/04/11(金)09:34:31 ID:xBIighG3w
 血液型診断といえば、性格占いを思い浮かべる人が多いだろう。しかし意外にも、血液型によってがんになりやすかったり、感染症にかかりにくかったりする傾向が研究によって分かってきた。将来的には血液型に合わせた健康法が出てくる可能性もある。

 ◇遺伝子が関係か

 「A、B、AB型の人はO型に比べ、膵臓(すいぞう)がんになりやすい」。2009年、こんな衝撃的な論文を米国国立がん研究所が発表した。約10万人を8年間追跡調査したもので、膵臓がんのなりやすさはO型に比べ、B型は約1.7倍、AB型は約1.5倍、A型は約1.3倍だった。

 その後、この論文を裏付ける研究が米国の別の研究機関やイタリア、中国の研究でも明らかになった。詳しい根拠は分かっていないが、血液型を決める遺伝子の働きが関係していると推測されている。

 また、「O型は血栓症になりにくい」との報告もある。米ハーバード大医学部関連医療機関の「ダナ・ファーバー研究所」の発表(10年)によるとO型に比べ、A、B、AB型は静脈にできた血栓が肺動脈に詰まる肺塞栓(そくせん)症になるリスクが約1.5倍も高かった。

 さらに、O型は感染症のマラリアに強いといわれる。マラリア患者が多い赤道付近の東南アジアや南米の地域の先住民にO型が多いのは、マラリアに打ち勝って生き延びてきたとみられるからだ。

 一方で、O型は胃や腸など消化器系潰瘍(かいよう)には弱いという研究結果がスウェーデンなどから報告されている。

 全般的に言えば、O型が有利といえそうだが、生まれ持った血液型を変えるわけにもいかない。何か予防策はあるのか。

 世界中の文献を調べ、血液型と疾患に詳しい永田宏・長浜バイオ大学バイオサイエンス学部教授は「B型の人が膵臓がんになりやすいといっても、もともと膵臓がんは多くないので、あまり神経質になる必要はない」とする。その上で「血栓が生じやすいA型とB型の人で中性脂肪が高かったり、高血圧だったりした場合は、早めに生活習慣の改善を試みるといった程度の注意があればよいのでは」と話す。


全文を読む
http://mainichi.jp/select/news/20140410k0000e040162000c.html

血液型、病気リスクに差 膵臓がんになりにくいO型の続きを読む

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1: トト◆53THiZ2UOpr5 2014/04/09(水)09:56:43 ID:RFgtvalIP
細胞老化防止などに期待 - 関西学院大、テロメアの長さを保つ仕組みを解明
[2014/04/08]

関西学院大学は4月8日、染色体の末端配列テロメアの長さを一定に保つ新たな仕組みを解明したと発表した。

同成果は、同大理工学部の田中克典 教授および米国イリノイ大学シカゴ校医学部の中村通 教授らによるもの。

染色体末端テロメアは細胞の寿命やがん化と深く関係していることが知られており、研究グループでは、今回発見された新たな仕組みを標的とすることで、新たな抗がん剤の開発や細胞の老化を防ぐ研究へ繋がることが期待できるとコメントしている。

※ソースはマイナビニュースです。お確かめ下さい。
http://news.mynavi.jp/news/2014/04/08/125/

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1 :ぱぐだZ~終わりなきレコンキスタ? 2014/03/07(金)07:45:29 ID:???
※ID非表示スレ

★京大:iPS細胞だけ光らせる化合物発見 未分化細胞識別

 京都大の研究グループは6日、ヒトの多能性幹細胞(iPS細胞やES細胞)だけを光らせる化合物を発見したと発表した。
多能性幹細胞は、組織や臓器になる細胞への分化が不十分なものが残ったまま移植すると、がん化する危険性がある。
この化合物を使えば、未分化な細胞を簡単に識別することが可能になるという。
再生医療の安全性の向上に役立つ成果で、7日付の米科学誌「セル・リポーツ」に掲載される。

 研究グループは、326個の蛍光化合物の中から、ヒトの多能性幹細胞内で強く発光するが、分化後の細胞では光が弱くなる化合物を見つけ出し、「KP?1」と命名した。
グループには山中伸弥教授も参加している。

 グループによると、KP?1は、特定のたんぱく質の作用で、分化後の細胞では細胞外に排出される。
しかし、未分化の細胞内では、このたんぱく質の働きが弱いため、細胞内にとどまり、発光すると考えられるという。

 実験の結果、血液幹細胞や心筋細胞などさまざまな種類の細胞で、未分化の多能性幹細胞を判別することができた。
グループの京都大物質?細胞統合システム拠点の上杉志成(もとなり)教授(化学生物学)は「抗体で細胞に目印をつける従来の方法に比べ、培養液中にKP?1を添加するだけで簡単に見分けられる」と話している。

http://mainichi.jp/select/news/20140307k0000m040115000c.html



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1 :無しさん 2014/03/04(火)23:12:50 ID:CUaBI6haR
サイエンスポータル http://scienceportal.jp/news/daily/55221/20140304.html

ヒトのゲノムに組み込まれた内因性レトロウイルスの一種、HERV-Hが、がん転移の促進で重要な役割を果たしていることを、慶應義塾大学医学部先端医科学研究所の工藤千恵(くどう ちえ)講師と河上裕(かわかみ ゆたか)教授らが解明し、3月3日の米国癌学会誌キャンサーリサーチのオンライン速報版で発表した。
内因性レトロウイルスの機能を初めて突き止めた研究で、がん転移の新しい診断法や予防法、治療法の開発につながると期待されている。

ヒトの内因性レトロウイルスは進化の過程でDNAに組み込まれて受け継がれてきた。ゲノム全体の数%を占めている。
通常は活性がなく、がん患者や自己免疫疾患で発現が増えているが、実際に何をしているのかは謎だった。

研究グループは、ヒトがん細胞をマウスに移植したりして解析し、HERV-Hが発現すると、細胞の運動や浸潤が高まり、転移しやすいことを確かめた。また、リンパ節転移に関与する化学物質のケモカインなどを増強することも見つけた。

工藤講師は「内因性レトロウイルスの HERV-Hが、がん転移を促している仕組みがほぼわかった。リンパ節転移はリスクが高いので、治療のターゲットとして重要だ。この研究を突破口に、長い間、謎だった内因性レトロウイルス群の全容を探りたい」と話している。



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