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1: 伊勢うどんφ ★ 2014/03/29(土) 14:48:14.52 ID:???.net
掛川市の西村栄男さんが3月5日、オリオン座方向に矮新星を発見した。
「おおぐま座SU型矮新星」に分類されるこの天体は、興味深い周期変化を見せている。

著者:大島誠人さん(京大理)
今年は異例に大雪の多い冬でしたが、ようやく寒さもやわらいで気温が高い季節になってきました。真冬ほどは澄んでいない夕方の空には、まだ冬の星座をみることができます。
そんな冬の代表的な星座の一つであるオリオン座に、新たな矮新星が発見されました。天体を発見されたのは、掛川市の西村栄男(にしむらひでお)さんです。
新星をはじめとする新天体の捜索者として知られる西村さんは、3月5.475日(世界時。日本時間5日午後8時半ごろ)にデジタルカメラと焦点距離200mmの望遠レンズで撮影した画像に、13.5等の新天体を発見しました。
この天体は2月11日にパトロールした写真には写っておらず、新星かあるいはその他の種類の新天体ではないかと考えられました。

ロシアとスロバキアの天文学者による自動望遠鏡サーベイチーム「MASTER」は、2日前に撮影した画像にはこの位置に明るい天体は写っておらず、またこの新天体がUSNOカタログにある20等星(R等級)と一致することを示しました。もしこの天体が今回の新天体の静穏時の姿だとしたら、
増光幅は6.5等程度となり、新星ではなく矮新星であろうと考えられました。正確な位置は以下のとおりです。

赤経 06時00分09.9秒
赤緯 +14度26分15 秒(2000.0年分点)

この天体が矮新星だとすれば、スーパーハンプをはじめとする短周期変動が見られることが期待されます。
発見後、スイスの笠井潔さんをはじめとするCCD観測者が、測光観測による時間変動の追跡を行いました。
その結果、周期93分のスーパーハンプが観測され、この天体が矮新星の一種「おおぐま座SU型矮新星」であることが判明しました。

興味深いことは、アウトバースト中におけるこの天体のスーパーハンプの周期変化の仕方についてです。
スーパーハンプはおおぐま座SU型矮新星のスーパーアウトバーストの最中に広くみられる現象ですが、スーパーアウトバーストの進行とともに周期や振幅が変化することが知られ、矮新星を作る円盤の形状や半径の変化を反映しているものと考えられています。
例えばスーパーアウト初期にはそれより後に比べるとやや長い周期を示し、かつ振幅もしだいに増大していく「stage Aスーパーハンプ」が見られ、これはスーパーハンプがまだ成長している段階を反映するものだとされます。

続きはソースで
http://www.astroarts.co.jp/news/2014/03/27dnova_ori/index-j.shtml
~~引用ここまで~~

引用元: 【天体】西村さんがオリオン座に矮新星を発見

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