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トラフ

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1: 2014/07/17(木) 22:10:51.98 ID:???.net
アマゾン川が逆に流れる理由
Sid Perkins, 15 July 2014 3:45 pm

逆流する川。地表に起こる侵食などのプロセスによってアマゾン川(明るい色に塗られた流域)の大部分が逆向きに流れる理由が説明できる。
http://news.sciencemag.org/sites/default/files/styles/thumb_article_l/public/sn-amazonH.jpg

数百万年前、現在のブラジル北部を西に向かって流れていたいくつもの川が、大西洋に向かって流れるように向きを逆転させ、巨大なアマゾンが誕生した。以前の研究では、「回れ右」を引き起こしたのは、南米大陸の地下深くで熱くて粘り気のある岩石の流れがゆっくりと変化したことだと提唱されていた。だが新しいコンピュータモデルは、「Uターン」の原因が地表に起こっているありふれた地質学的プロセス、すなわち隆起するアンデスから削られる土砂の持続的侵食、移動、堆積であったことを示唆している。

アンデス山脈は南米の西海岸のすぐ内陸に連なっている。この山脈の中央部分が成長し始めたのは約6500万年前で、アンデス北部はその数百万年後に隆起し始めた、とサンパウロ大学(ブラジル)の地球物理学者、ヴィトル・サセック(Victor Sacek)は話した。現在はアンデスからの土砂を含んだ水を大陸を横切って大西洋へと運んでいるアマゾン川であるが、約1000万年前まで現在の流れは存在しなかったことがフィールド研究によって分かっている。
それ以前は、現在のアマゾン盆地の大部分に降った雨は、西に集められてアンデスの東縁に沿って巨大な複数の湖を形成し、そして北に流れてカリブ海に出ていた。大昔の水系パターンから現在の形状へのシフトを起こした地質学的プロセスは激しい議論の的だった。

アンデス東側の湖は、成長する山脈の莫大な重さが地殻を押し下げて作った細長いトラフの中に形成された、とサセックは話した。しかしどういうわけか、トラフの下の地帯は数百万年にわたってゆっくりと標高が上がり、湖はしだいにエジプト以上の面積を覆う湿地帯に取って変わられその状態が長く続いた。その後、地帯がさらに上昇すると、湿地帯は完全に消失した。以前に提唱された説では、地球のマントル(地球の核と地殻の間にある非常にゆっくりと流れる物質)内にある溶融物質の循環の変化がアンデスの東の地形を押し上げ、それにともなって水系パターンも変化したとされていた。

しかし新しい研究はその責任をもっとありふれたものに負わせた。侵食作用だ。サセックはアンデスの成長、この地域での地殻の伸展、および気候を含むコンピュータモデルを開発した。(たとえば、山脈が隆起すると、より多くの湿った気流が遮られ、より多くの降雨を被り、侵食率を上昇させる。)このモデルは過去4000万年間(中央アンデス誕生の後だが山脈東麓が隆起し始める前に開始する期間)に起こった南米の地形進化をシミュレートする。

シミュレーションの結果は地質学的記録に見られる証拠の多くを再現した、とサセックは「Earth and Planetary Science Letters」のオンライン版に報告した。はじめに、アンデス山脈が地殻を押し下げて、土砂が埋めるより沈降のほうが速いためにトラフが形成され、それによってアンデスの東側に複数の湖が形成される。次に地帯の沈降が減速し、アンデスから流出した土砂の集積が追い越し、しだいに湖を埋めてさらに地形を高くした。その結果、山脈のすぐ東の地帯はアマゾン盆地の残りの東部より高くなり、アンデスから大西洋まで続く下降傾斜を与えるすシフトが約1000万年前に始まった。

>>2以降につづく

ソース:Latest News - sciencemag.org(15 July 2014)
Why the Amazon flows backward
http://news.sciencemag.org/earth/2014/07/why-amazon-flows-backward

原論文:Earth and Planetary Science Letters
Victor Sacek. Drainage reversal of the Amazon River due to the coupling of
surface and lithospheric processes.
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0012821X14004075

引用元: 【地球物理学】アマゾン川が大昔と逆向きに流れている理由

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~~引用ここから~~

1: ( ´`ω´) ★@\(^o^)/ 2014/05/06(火) 06:09:44.54 ID:???.net
■九州大、新しい解析手法によって、南海トラフの断層の様子を明らかに[14/05/05]

 九州大学の辻健准教授らは、波形トモグラフィという解析手法を用いることで、南海トラフで津波を発生させる可能性がある断層の間隙水圧分布を推定し、分岐断層がこれまで予想されていた位置とは異なることを明らかにした。

 断層の亀裂にある水の圧力(間隙水圧)が大きくなると、断層の摩擦が小さくなり地震が発生しやすくなる。
東日本大震災も、これが地震発生原因の一つであると考えられており、間隙水圧を正確に測定することは地震の起きやすさを把握する上で、重要な意味を持つ。しかし、これまで南海トラフの巨大分岐断層周辺の間隙水圧は明らかになっていなかった。

続きはソースで

http://www.zaikei.co.jp/article/20140505/191844.html

これまで考えられていた断層構造(上図)と、本研究で明らかとなった断層構造(下図)。
今回の結果(下図)から津波発生域が海側へ延びる可能性が示唆された。赤線は断層を示す。
http://www.zaikei.co.jp/files/general/2014050520303227.jpg

(a)調査海域と探査測線 (b)波形トモグラフィによって推定した弾性波速度(P 波速度) (c)本研究で推定
した間隙水圧分布と新たに解釈された断層分布。赤色は間隙水圧が高い状態(地 震が発生しやすい領域)、
青色は間隙水圧が低い状態(地震が発生しにくい領域)を示す。
http://www.zaikei.co.jp/files/general/2014050520303243.jpg

Pore pressure distribution of a mega-splay fault system in the Nankai Trough subduction zone:
Insight into up-dip extent of the seismogenic zone
Takeshi Tsujia,Rie Kameib,R. Gerhard Prattb
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0012821X1400243X 

引用元: 【技術】九州大、新しい解析手法によって、南海トラフの断層の様子を明らかに[14/05/05]

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1: ◆HeartexiTw @胸のときめきφ ★ 2014/01/15(水) 22:32:52.05 ID:???0 BE:617259029-PLT(12557)
政府の地震調査委員会は15日、ことし1月1日現在の活断層や海溝型地震の長期評価を発表した。

南海トラフ沿いで30年以内にマグニチュード(M)8~9級の地震が発生する確率は、年数の経過に伴い70%程度へとわずかに上昇した。昨年公表した長期評価では確率は60~70%(昨年1月1日現在)だった。

ダウンロード (2)

*+*+ デイリースポーツ +*+*
http://www.daily.co.jp/society/science/2014/01/15/0006639660.shtml

南海トラフ沿いで30年以内にM8~9級の地震が発生する確率、70%の続きを読む

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1: ◆CHURa/Os2M @ちゅら猫ρ ★ 2014/01/12(日) 22:47:35.61 ID:???0
★南海トラフ巨大地震「春までに起きる可能性」 測量学の権威が衝撃警告
2014.01.11

いつ、どこで起きるか分からない地震大国日本。昨年末から断続的に不気味な揺れが列島を襲う中、測量学者である東大名誉教授、村井俊治氏(74)は「南海トラフ巨大地震が春までに起きる可能性がある」
と警告する。地盤の動きを解析すると、2011年3月の東日本大震災の直前と同じ異変が起きているのだという。
地震学者ではない、異分野の権威が警鐘を鳴らすその衝撃内容とは-。

「近畿地方から四国、九州の広い範囲にわたって、巨大地震の前兆現象が起きている。春ごろまでに南海トラフで震度6以上の巨大地震が起きる可能性がある」

緻密なデータを示してこう指摘するのは、東大名誉教授で、測量学の分野では世界的な権威でもある村井俊治氏だ。

村井氏は昨年1月に民間会社「JESEA」(地震科学探査機構)を立ち上げ、会員向けに月210円で地震予測のメールマガジンを配信。同社の顧問として地震予測の研究に傾注している。

村井氏の研究の基になっているのが、国土地理院が全国約1270カ所に設置した「GNSS」(グローバル・ナビゲーション・サテライト・システム)という受信機のデータだ。衛星で地殻の動きをミリ単位で計測し、水平方向の変動だけでなく、上下の隆起、沈降も観測できる。

村井氏は、00-07年に起きたM(マグニチュード)6以上の地震162個の追跡調査を実施。その結果、すべての地震の前に、地殻の異常変動が起きることを突き止めたという。(以下略)

14

http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140111/dms1401111456004-n1.htm
前 ★1が立った時間 2014/01/11(土) 17:52:23.67
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1389430343/

南海トラフ巨大地震「春までに起きる可能性」 測量学の権威が衝撃警告★2の続きを読む
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