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切断

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1: トラネコ◆EDwr815iMY 2014/04/13(日)16:13:30 ID:wmQbLu6NB
 顕微鏡手術(マイクロサージャリー)の登場で、血管を繋ぐ技術が確立した結果、切断した手足も繋がるようになった。末神経は旺盛な修復力があり、切れた神経を直接縫い合わせたり、患者の神経を欠損部に移植することで、治療が可能になっている。しかし、末神経の再建後には30~90%強の症例で後遺症が残る。知覚や運動機能は戻っても、激烈な痛みで動かすこともできないような神経障害性痛を生じる例もある。

 稲田病院(奈良県奈良市)の稲田有史病院長に話を聞いた。

「救命救急センターに勤務していた頃、手足を切断した患者さんの再接着を数多く手がけました。しかし、いくら接着に成功しても、神経が元通り治癒しないために、激しい痛みに悩む患者さんが数多くいました。

 当時は自家神経移植が標準的な治療でしたが、採取部に新たな痛みを生じる決定的な欠点もありました。そんな折、神経再生を促す人工チューブを知り、共同で臨床研究を始めたところ、痛みの解消に続き、知覚や運動機能の回復が起きることを世界で初めて報告できました」

 チェーンソーの事故で、大腿を付け根で切断した65歳の男性では坐骨神経が60ミリ欠損、下肢切断しか選択肢はなかった。この症例では脚を短縮したのち、2センチの人工チューブを埋入したところ、4年後には運動神経が回復し、自力歩行ができた。7年後からは知覚神経も戻りつつある。

「末梢神経は、1日1ミリ程度の速度で再生するといわれます。人工チューブは、再生を正しく誘導するものです。数百例の神経障害性痛と診断された患者さんへの治療経験の結果、人工チューブが必要な人と、そうでない人も術前に区別できるようになりました。人工チューブが必要な人は約14%で、それ以外の方は従来の手技の応用で治療可能です」(稲田病院長)
http://m.news-postseven.com/archives/20140413_250437.html

手足切断の再接着 人工チューブ使用で痛み解消し機能回復もの続きを読む

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1: ◆HeartexiTw @胸のときめきφ ★ 2014/01/21(火) 06:03:48.33 ID:???0 BE:1680313477-PLT(12557)
京都大学の村上正浩教授らは、化学物質中で強く結び付いた2つの炭素原子を簡単に引き離す手法を開発した。これまで炭素同士の結合を切る化学反応は実用化されていなかった。医薬品や化成品を少ない消費エネルギーで安価に合成できると期待されている。

炭素同士は極めて強く結び付くため、他の化学結合に比べて切り離すのが難しく、これまで工業合成向けに使われてこなかった。

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*+*+ NIKKEI NET +*+*
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO65605520Q4A120C1TJM000/

京大、炭素の結合を簡単に分離の続きを読む

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1: ミッドナイトエクスプレス(チベット自治区) 2013/12/30(月) 20:51:12.72 ID:8C3y4t/R0 BE:1134591168-PLT(12017) ポイント特典
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303907304579289682893588694.html?google_editors_picks=true

2013年 12月 30日 18:00 JST 更新
大戦中に復員軍人援護局のロボトミー採用を決定付けた1人の医師
By
MICHAEL M. PHILLIPS

 第2次世界大戦のさなか、復員軍人援護局(VA)の2人のベテラン医師はある処置の驚くべき結果を報告した。著名な神経学者であるウォルター・J・フリーマン博士と神経外科医のジェームズ・ワッツ氏だ。2人は精神病の患者の頭蓋骨を切り開き、脳の神経線維を切断する処置を行ったのだ。フリーマン博士は、これをロボトミーと呼んだ。

 治療が難しい精神病を患った退役軍人に対するロボトミーの推奨が、メモという形でVAのフランク・ハインズ局長の元に届けられたのは、1943年7月26日のことだった。このメモには、その手術は「場合によっては局部麻酔で行える」、そして「その処置に高度な外科技術は必要ない」とあった。

 翌日、ハインズ局長はそのメモに紫のインクで「承認」のスタンプを押した。

 ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が発見した大量のVAの書類(ハインズ局長の承認印が押されたメモを含む)によると、米国政府はその後の10年余りで約2000人の退役軍人にロボトミーを施したようだ。ハインズ局長のメモには「治療の進歩に遅れたくないという我々の意思に沿った」決断だったと書かれている。

 1943年のその決断は、VAとロボトミーの最も熱心なセールスマンであり、当時はもてはやされたが、今となっては悪名高いフリーマン博士との協調関係を生み出した。精神病を治療するために脳外科手術を――批評家たちによると見境なく――多用したことで、博士は米国の医学史で最も物議を醸した医師と言えよう。

 フリーマン博士はVAにおいて倫理的に容認される医療の領域を押し広げようとした。博士は手術の訓練を受けていない精神科医たちにもアイスピックのような器具と小槌で眼窩に穴を開ける方法のロボトミーの実施が許可されるべきだと述べた。
さらには、せっかく患者たちの頭蓋骨が切り開かれているだから、VAの外科医たちには研究目的での生体脳のサンプル採取を許可すべきだとも主張した。
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