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北海道大学

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1: こたつねこ◆AtPO2jsfUI 2014/03/13(木)14:14:49 ID:SdtfBUDEg
北大、アレルギー応答を調節する新たな細胞内タンパク「STAP-2」を発見

北海道大学(北大)は3月12日、花粉症や喘息、じんましんなどに代表されるアレルギー応答を調節するマスト細胞内タンパク「STAP-2」を同定したと発表した。

同成果は、同大大学院薬学研究院の関根勇一 助教、同 今重之 助教、同 室本竜太 助教、同 硎澄仁氏、同 齋藤浩大氏、同 松田正 教授、理化学研究所 統合生命医科学研究センターの西田圭吾氏、山崎哲氏、柏倉淳一氏、慶應義塾大学医学部の吉村昭彦 教授、大阪大学大学院医学系研究科の織谷健司 准教授らによるもの。
詳細は免疫分野の学術誌「The Journal of Immunology」に掲載された。

日本では人口の約3人に1人がなんらかのアレルギー疾患に罹患していると推定されており、その対策に向けた研究が進められている。近年の研究から、発症メカニズムや悪化因子などの解明が進められているものの、まだ完全に解明されたという段階には至っておらず、治療の中心は抗原(アレルゲン)からの隔離をはじめとした生活環境の確保と抗アレルギー剤、抗炎症剤などの薬物療法による長期的な対症療法となっているのが現状だ。

また、ハチ毒や食物、薬剤に対して全身性に起こる即時型アレルギー応答である「アナフィラキシーショック」は、抗原(アレルゲン)の体内への侵入によりIgE抗体を介してヒスタミンなどの化学伝達物質が放出され、皮膚や呼吸器などの臓器が急速に障害される状態となり、最悪の場合、血圧の急速な低下による急性呼吸不全を引き起こし、生命を脅かすこともある。

↓全文を読む場合は以下をクリック↓
http://news.mynavi.jp/news/2014/03/13/196/

マイナビニュース 2014/03/13
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1: 白夜φ ★ 2014/02/09(日) 17:10:45.35 ID:???
はさみ発達、遺伝子を特定 クワガタで研究、北海道大

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クワガタムシの雄の特徴である、はさみのような大顎の発達を制御し、雌との差を目立たせる遺伝子を北海道大などの研究チームが特定し、6日、発表した。
遺伝子がホルモンに作用して性差を生む仕組みも確認した。

研究チームは昆虫の性を決める遺伝子の一つに着目。
クワガタは雄にも雌にも大顎があるが、実験ではインドネシアの島などに生息し、雄の大顎が非常に発達する「メタリフェルホソアカクワガタ」を使った。

幼虫に、この遺伝子の働きを阻害する注射を打つと、雄の大顎は発達が抑制され、雌は大顎が通常よりやや長く、大きくなった。

また、雄の大顎が発達するのを促し、雌にもあるホルモンと遺伝子との関連も調べた。
この遺伝子を働かないようにすると雌の大顎が発達したことから、研究チームは、雌では遺伝子がホルモンの効果を抑制していると結論付けた。

北海道大の三浦徹准教授は「他の昆虫でも性差がどのように生じるのか調べるのに役立つのではないか」と話している。
[ 2014年2月6日 17:54 ]

▽記事引用元 スポニチ Sponichi Annex 2014年2月6日17:54配信記事

▽関連記事
47NEWS 写真ニュース
クワガタのはさみ発達の遺伝子 北海道大などが特定
http://www.47news.jp/news/photonews/2014/02/post_20140206215945.php
http://img.47news.jp/PN/201402/PN2014020601002127.-.-.CI0003.jpg

▽関連リンク
・北海道大学 PRESS RELEASE(2014/2/6)
クワガタムシの雌雄差を生み出す遺伝子の同定に成功
http://www.hokudai.ac.jp/news/140206_pr_ees.pdf
・PLoS Genetics
Published: January 16, 2014
DOI: 10.1371/journal.pgen.1004098
Developmental Link between Sex and Nutrition; doublesex Regulates Sex-Specific Mandible Growth via Juvenile Hormone Signaling in Stag Beetles
http://www.plosgenetics.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pgen.1004098

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1: 白夜φ ★ 2014/01/12(日) 23:53:40.19 ID:???
X線レーザーで生きた細胞をナノレベルで観察することに成功
 -生きた細胞を,ナノメートルの分解能で定量的に観察できる優れた手法を世界で初めて確立-(プレスリリース)
公開日 2014年01月07日

国立大学法人 北海道大学 独立行政法人理化学研究所 公益財団法人高輝度光科学研究センター
学校法人東京薬科大学 共和化工株式会社環境微生物学研究所

研究成果のポイント
・X線自由電子レーザーを用いて、生きた細胞内部のナノ構造を高コントラストで可視化。
・フェムト秒の発光時間のX線で、細胞が放射線損傷を受ける前の一瞬の姿を捉えることに成功。
・生きた細胞内の現象の解明や、自然な状態にある生体分子のナノ構造の解明に期待。

北海道大学、理化学研究所(理研)、高輝度光科学研究センター(JASRI)、東京薬科大学、共和化工株式会社環境微生物学研究所は、X線自由電子レーザー(XFEL)施設SACLA※1を用いて、生きた細胞のナノレベルでの観察に成功しました。
これは、北海道大学電子科学研究所の西野吉則教授、木村隆志助教、理研・放射光科学総合研究センターの別所義隆チームリーダー(現 客員研究員)、JASRIの城地保昌チームリーダーらの研究成果です。
 
電子顕微鏡やX線顕微鏡を用いて生きた細胞をナノ(10億分の1)メートルの分解能で観察することは、これまで不可能でした。
これは、観察に用いる電子線やX線の照射によって、細胞が死んでしまうためです。
研究グループは、10フェムト秒※2以下という極めて短いXFELの発光時間を利用して、細胞が放射線による損傷を受ける前の一瞬の姿を捉えることに成功しました。
観察には、コヒーレントX線回折※3という先端的手法が用いられ、細胞内部のナノ構造が高いコントラストで可視化されました。
 
本研究により、XFELが、自然な状態にある生物試料を観察できる優れた能力を持つことが示されました。
今後、細胞生物学へのさらなる応用が期待できます。
また、さらに分解能を向上させることにより、自然な状態にある生体分子のナノ構造の解明など、医学上重要な応用への道も開かれます。
 
本研究は、文部科学省X線自由電子レーザー重点戦略研究課題、科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業(CREST)、日本学術振興会科学研究費補助金等の支援を受けて実施されました。
 
本研究成果は、英国のオンライン科学雑誌「Nature Communications」(2014年1月7日付)に掲載されます。

(論文)
研究論文名:"Imaging Live Cell in Micro-Liquid Enclosure by X-ray Laser Diffraction"
(X線レーザー回折による微量液体封入チップ中の生きた細胞の可視化)
著者:氏名(所属)木村隆志1、城地保昌2、澁谷明美3、Changyong Song3、 Sangsoo Kim3、登野健介2、矢橋牧名3、玉腰雅忠4、森屋利幸5、大島泰郎5、石川哲也3、別所義隆3、西野吉則1
(1北海道大学、2公益財団法人高輝度光科学研究センター、3独立行政法人理化学研究所、4東京薬科大学、5共和化工株式会社環境微生物学研究所)
公表雑誌:Nature Communications
公表日:日本時間(現地時間)2014年1月7日(火)午後7時(英国時間1月7日(火)午前10時)


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--------------- 引用ここまで 全文は記事引用元でご覧ください ----------

▽記事引用元 SPring8 大型放射光施設 公開日 2014年01月07日
http://www.spring8.or.jp/ja/news_publications/press_release/2014/140107/

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