~~引用ここから~~

1: TwilightSparkle ★@\(^o^)/ 2014/05/23(金) 21:08:51.27 ID:???.net
 畜産の未来に関するひとつのアイデアを紹介しよう。食肉はいずれ、現代の製薬工業にあるようなバイオリアクターで、幹細胞から作られるようになる。このような食肉製造工場は村ごとに設置され、施設の庭では豚がのんきに遊んでいる。時折、作業員がこの豚に針を刺して幹細胞を採取する。肉を買いに来た客はこの豚を撫でていく。

 このシナリオは、「Trends in Biotechnology」誌の6月号に発表された論文をもとに、多少肉付けしたものだ。論文はオランダのワーヘニンゲン大学に所属する2人の研究者、哲学のコール・ファン・デル・ウェーレ(Cor van der Weele)氏とバイオテクノロジーのヨハネス・トランパー(Johannes Tramper)氏によるもの。2人とも肉は「割りと好き」だそうで、現代の食肉製造が地球環境や生物に与える影響を懸念している。

 この懸念への解決策として2人が提唱するのは、現在のように工場化された大規模農場で豚を飼育して屠◯するのではなく、地域ごとの小規模経営で人造肉を合成することだ。施設で豚を飼うのは“生きた幹細胞バンク”としてだが、「消費者にとっては動物と触れ合う機会ともなるし、食べ物がどこから来るかを意識することにもつながる」とファン・デル・ウェーレ氏は電子メールで取材に応じた。

◆さまざまな代用肉

 近年、食肉に代わるさまざまな選択肢が注目を集めている。地球全体での需要の急増を鑑みると、現在のような食肉製造はいずれ立ち行かなくなる、というのは衆目の一致するところだ。

 例えば、ビル・ゲ◯ツ氏は代用肉製造の新興企業ビヨンド・ミート(Beyond Meat)社に出資している。同社の“鶏肉”は、「New York Times」紙のフードライターにも代替食品と気づかれなかったほどだ(ただし、このライターは野菜と一緒にブリトーにしたものを出された)。同社の製品は食料品スーパーマーケットのホール・フーズ・マーケット(WholeFoods Market)で販売されている。大豆とアマランサスを主原料とし、非公表の加工技術によって鶏の胸肉のような食感を再現している。

 モダン・メドウ(Modern Meadow)社という別の新興企業は、動物の筋肉細胞から食肉を合成しようとしている。一般的な代用食品としてだけでなく、家畜を連れていけない長期の宇宙ミッションでの使用も視野に入れている。同社はペイパル社の共同創業者であるピーター・ティール(Peter Thiel)氏から一部出資を受けている。

※記事の一部を引用しました。全文及び参考画像等は下記リンク先で御覧ください。
ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト May 22, 2014
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140522003

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http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1398094515/179

引用元: 【生物工学】 「人造肉を地産地消で」、研究者が提唱 [ナショジオ]

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