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宇宙

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1: ◆SWAKITI9Dbwp @すわきちφφ ★ 2014/03/18(火) 12:20:22.13 ID:???
 138億年前の宇宙の誕生直後に発生した「重力波」の証拠とされる現象を、世界で初めて観測したと米カリフォルニア工科大などのチームが17日、発表した。
生まれたばかりの宇宙の姿を探る重要な手掛かりとなる。

 誕生時に非常に小さかった宇宙が急激に膨張したとする佐藤勝彦自然科学研究機構長らの「インフレーション理論」を、観測面から強く裏付ける成果だ。

 重力波は、物体が動いた時に波のように広がっていく時間や空間の揺れ。
アインシュタインが存在を予言したが、直接観測されたことはない。

 チームは、宇宙が生まれた38万年後に放たれた光の名残である「宇宙背景放射」と呼ばれる電波を、南極に設置したBICEP2望遠鏡で詳しく観測し分析した。
その結果、宇宙初期の急膨張によって出た重力波が、光の振動する方向に影響を与え、方向が特定のパターンを描いていることを初めて発見。間接的に重力波の存在を確認したとしている。

産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/science/news/140318/scn14031801090001-n1.htm

HARVARD-SMITHSONIAN CENTER FOR ASTROPHYSICS
「First Direct Evidence of Cosmic Inflation」
http://www.cfa.harvard.edu/news/2014-05

※依頼がありました。
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1392821881/124

【マジか!?】宇宙誕生時の重力波の痕跡を観測/「インフレーション理論」を裏付ける成果…カリフォルニア工科大などの続きを読む

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1: 白夜φ ★ 2014/01/24(金) 00:21:12.79 ID:???
「宇宙のクモの巣」を初めて観測、論文
2014年01月21日 10:13 発信地:パリ/フランス

【1月21日 AFP】理論上で全宇宙を結び付ける「宇宙のクモの巣」を形成する存在とされてきたガスのフィラメント(糸状)構造を、初めて実際に観測したとの研究論文が19日、英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された。

米カリフォルニア大学サンタクルーズ校(University of California, Santa Cruz)などの研究チームは、宇宙で最も明るい天体であるクエーサー(恒星状天体)が発する強力なエネルギー放射を利用してこの観測を行った。
超大質量ブラックホールによって生み出されるこのエネルギーは、巨大なフィラメント構造の一部を照らす、
いわば「宇宙の懐中電灯」として機能している。

宇宙論では、銀河間に存在する物質は、宇宙のクモの巣として知られるフィラメント構造を形成して分布していると考えられている。

宇宙にある原子の大部分は、ビッグバン(Big Bang)後に残された水素として、この網目構造内に存在していると考えられており、銀河は網の結び目に当たる部分に形成されたと考えられている。

研究チームは、ハワイ(Hawaii)のケック天文台(Keck Observatory)で、フィラメントの交差部分にある深宇宙の巨大ガス雲を対象とした観測を行った。

クエーサーは、銀河中心にある超大質量ブラックホールに宇宙物質が落下することで生成されるエネルギーを放射しており、チームはコンピューターの光フィルターを用いて、この放射で明るく照らされたガス雲の研究を可能にした。

カリフォルニア大サンタクルーズ校の研究者、セバスティアーノ・カンタルーポ(Sebastiano Cantalupo)氏は「今回のケースでラッキーだったのは、懐中電灯の光が宇宙クモの巣の方を向いており、そのガスの一部を輝かせていることだ」と述べている。(c)AFP

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▽記事引用元 AFPBBNews 2014年01月21日 10:13配信記事
http://www.afpbb.com/articles/-/3006919

▽関連リンク
Nature (2014) doi:10.1038/nature12898
Received 25 February 2013 Accepted 20 November 2013 Published online 19 January 2014
A cosmic web filament revealed in Lyman-α emission around a luminous high-redshift quasar
http://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/abs/nature12898.html
Nature | News
Light from ancient quasar reveals intergalactic web
http://www.nature.com/news/light-from-ancient-quasar-reveals-intergalactic-web-1.14550

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1: sin+sinφ ★ 2013/12/31(火) 17:57:21.05 ID:???
宇宙空間に打ち上げられた衛星は自らの運用期間を終えたあとも何十年もの間、停止した状態で軌道上に残り続ける。
それらはスペースデブリとなり、他の宇宙船や衛星と衝突する危険性がある。
しかし、今回寿命を終えた衛星を低軌道上から離脱し、大気圏へ突入させる新たなシステムをもつ衛星をESAが開発している。
これは衛星を用いたデブリ除去において世界で初めての試みとなるだろう。

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ゴッサマー(クモの巣)と呼ばれる超小型衛星は本体の大きさ15x15x25 cm、重量2kgと非常にコンパクトであり、数分程度で5×5 mの帆を広げることができる。
この展開可能な「クモの巣」衛星を機能停止した衛星に取り付けることで、大気による空気抵抗や太陽から放出された光子の反射による太陽輻射圧を受ける。
したがって、このソーラーセイルによる力を衛星の推進力に変えることで大気圏へ再突入させ、共に燃え尽きることができる。

このデブリ対策衛星「ゴッサマー・デオービット・セイル(Gossamer Deorbit Sail)」は約700kgまでの衛星を大気圏内に落とすことが可能であり、セイル部は非常に軽量なカーボンファイバー製のブームにわずか数μm程度の薄さのアルミニウムで処理されたカプトンフィルムでできた帆が取り付けられている。
これは人の髪の毛の直径の太さと同じくらいの厚さしかない。

「クモの巣」衛星はESAの電気通信システムズ(TCS)先端的研究プロジェクトの資金の元、サリー大学の宇宙センターにて開発されており、すでに軌道上の一連の実証実験を終えている。
さらに、衛星電話や低速データ通信を提供するイリジウムやオーブコム、グローバルスターのような通信衛星が位置する高度700km程度の地球低軌道で利用することを予定している。

ESAが2008年にスペースデブリ対策として提案したヨーロッパにおける行動模範では、運用を終えて25年以内に軌道から離脱し、他の衛星との衝突事故が起こらないように努める必要があると決められた。

そこで、高度750kmで周回する衛星は何も対策を施さなければ、1、2世紀ものあいだ高速で漂い続けるのだが、大きな帆を取り付け、光圧や大気の抗力を利用することで25年程度で高度を下げ、大気圏に再突入させることが可能だという。
もし仮に同様な効果を生む推進剤を積ませるならば、衛星の総質量の10倍もの燃料が必要になってくる。

2014年中に実証衛星が打ち上げられ、数週間にわたってソーラーセイル推進の検証を行う予定だ。
その後、大気の抵抗を十分受けられるようセイルの向きを調整し、軌道を逸らす実証に挑む。高度600m程度では非常に希薄な大気であるのだが、十分な抵抗を受けるため、2~12か月以内に落下し燃え尽きさせることが可能だという。

最後に、サリー大学の技官であるラパス・バイオス教授は「私たちはこのESAの「クモの巣」衛星のデザイン、製造および試験を世界で一番初めに実証することができ、大変嬉しく思います。
このプロジェクトは、低コストで寿命を終えた衛星を軌道から離脱させるシステムのデザインが可能であると示しただけでなく、有形の製品として商用利用に結びつけることができるでしょう。」
とコメントしている。


イメージ:Image credit : ESA
【画像1】
http://astropreneur.jp/wp-content/uploads/2013/12/Solar_sails_a_future_energy_source_for_spacecraft-e1388332461907.jpg

【画像2】
http://astropreneur.jp/wp-content/uploads/2013/12/ESA_gossamer_deorbit_sail_testing.jpg


ソース:ESA欧州宇宙機関、スペースデブリ対策に用いる超小型衛星「クモの巣」衛星を開発 /astropreneur.jp
http://astropreneur.jp/archives/1819

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