1: 【小吉】 @伊勢うどんφ ★ 2014/03/01(土) 16:03:08.55 ID:???i
大手製薬会社、武田薬品工業が販売する高血圧治療薬の臨床研究の結果を宣伝広告に使った際、薬の効果を示すデータが一部書き換わっていた問題で、薬を長期間使うと狭心症などになる割合が減るなどと、臨床研究の結果と異なる内容の宣伝が行われていたことが新たに分かりました。

この問題は、武田薬品工業の高血圧の治療薬「ブロプレス」が狭心症や脳卒中をどのくらい抑えられるか、ほかの製薬会社の薬と比べた臨床研究の結果を、平成18年ごろ、薬の宣伝広告に使った際、一部、病気の発症を抑える効果が高くなるようデータが書き換わり、研究の結果と異なるグラフが作られていたものです。

さらに広告では、複数の専門家がこのグラフの意味を解説する形で、ブロプレスをより長期に使うと、狭心症などになる割合が減っていくなどと臨床研究の結果と異なる宣伝をしていたことが新たに分かりました。

解説をしていた1人で臨床研究を行ったチームの代表者だった猿田享男慶応大学名誉教授はNHKの取材に対し、「広告の記事内容は誤りで事前にチェックすべきだった」と話しています。
また武田薬品工業は「広告の記事で専門家に出てもらう場合には必ず、内容の確認をお願いし、社内でも審査を経たうえで掲載している。
治験で確認された血圧を下げるという薬の効果には問題ないが、なぜこうした広告内容となったのか当時の状況を詳しく調べたい」と話しています。

この問題を巡っては、田村厚生労働大臣が会社から事情を聞くなどして調査する考えを明らかにしています。

専門家「再発防止徹底を」
薬の臨床研究を巡る問題に詳しい桑島巌臨床研究適性評価教育機構理事長は「広告では、製薬会社の都合のよいデータが示されることがあるが、臨床研究の結果と違う内容だったとすれば大きな問題だ。
臨床研究の結果は、医師を通じて患者の治療に影響を与える。再発防止を徹底すべきだ」と話しています。

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2月28日 19時46分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140228/k10015621981000.html

武田薬品の降圧剤「ブロプレス」、臨床研究の結果と異なる宣伝していたことが明らかにの続きを読む