1: 影のたけし軍団ρ ★ 2014/02/16(日) 10:02:54.39 ID:???0
インドの大気汚染が中国に匹敵する深刻な事態となっている。
首都ニューデリーでは昨年11月~今年1月の3か月で、発がん性のある微小粒子状物質(PM2・5)濃度が月平均250マイクロ・グラム前後を記録。1日平均では世界保健機関(WHO)基準の24倍となる600マイクロ・グラムを超す日もあった。
危機意識の低い政府や自治体は具体的な対策を示さず、国民の健康が脅かされている。
ニューデリーの公立病院の「呼吸器系疾患緊急治療室」。13日夜、患者約70人のせきが途切れることはなかった。
男性(67)は「冬になると胸と喉が痛む」と訴えた。別の病院では、ぜんそく外来担当医の部屋の前に十数人が並んでいた。
2時間待ちの女性(42)は「数年前からぜんそくが治らない」と言った。
マノジ・ゴエル医師は「毎冬、呼吸器疾患の患者が増えている。PM2・5で汚れた空気を吸うからだ」と断言する。
インドの公的調査機関「科学環境センター」は大気汚染の最大要因を車の排ガスと分析する。
2000年代に経済が急激に発展して車を持つ国民が急増し、ニューデリーの行政当局によると、車両登録台数は年約50万台のペースで増え、現在、810万台に上る。渋滞の慢性化も排ガスの増加に拍車をかけている。
逼迫する電力需要に対応する火力発電での石炭使用なども影響が大きいとしている。
米エール大とコロンビア大の調査「環境パフォーマンス指数2014」は、インドは中国と並び、PM2・5濃度の高さで「世界最悪レベル」と指摘する。
ニューデリーの冬は近年、北京など中国の都市と同様の「濃霧」に包まれるようになった。
内陸で風が少なく、PM2・5など有害物質を含む大気が滞留するのが原因だ。
空港の離着陸便の欠航や遅延は常態化し、車の運転にはフォグランプが必要。
だが、自転車や徒歩で移動する人たちにマスク着用の習慣はない。行政当局は複数箇所でPM2・5など汚染物質の測定を行い、インターネットで公開しているが、一般市民に認知されていない。屋台を引く男性(52)は「霧は冬の風物だ」と危機感は薄い。
http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20140216-OYT1T00088.htm
首都ニューデリーでは昨年11月~今年1月の3か月で、発がん性のある微小粒子状物質(PM2・5)濃度が月平均250マイクロ・グラム前後を記録。1日平均では世界保健機関(WHO)基準の24倍となる600マイクロ・グラムを超す日もあった。
危機意識の低い政府や自治体は具体的な対策を示さず、国民の健康が脅かされている。
ニューデリーの公立病院の「呼吸器系疾患緊急治療室」。13日夜、患者約70人のせきが途切れることはなかった。
男性(67)は「冬になると胸と喉が痛む」と訴えた。別の病院では、ぜんそく外来担当医の部屋の前に十数人が並んでいた。
2時間待ちの女性(42)は「数年前からぜんそくが治らない」と言った。
マノジ・ゴエル医師は「毎冬、呼吸器疾患の患者が増えている。PM2・5で汚れた空気を吸うからだ」と断言する。
インドの公的調査機関「科学環境センター」は大気汚染の最大要因を車の排ガスと分析する。
2000年代に経済が急激に発展して車を持つ国民が急増し、ニューデリーの行政当局によると、車両登録台数は年約50万台のペースで増え、現在、810万台に上る。渋滞の慢性化も排ガスの増加に拍車をかけている。
逼迫する電力需要に対応する火力発電での石炭使用なども影響が大きいとしている。
米エール大とコロンビア大の調査「環境パフォーマンス指数2014」は、インドは中国と並び、PM2・5濃度の高さで「世界最悪レベル」と指摘する。
ニューデリーの冬は近年、北京など中国の都市と同様の「濃霧」に包まれるようになった。
内陸で風が少なく、PM2・5など有害物質を含む大気が滞留するのが原因だ。
空港の離着陸便の欠航や遅延は常態化し、車の運転にはフォグランプが必要。
だが、自転車や徒歩で移動する人たちにマスク着用の習慣はない。行政当局は複数箇所でPM2・5など汚染物質の測定を行い、インターネットで公開しているが、一般市民に認知されていない。屋台を引く男性(52)は「霧は冬の風物だ」と危機感は薄い。
http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20140216-OYT1T00088.htm
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