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測定

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1: ◆CHURa/Os2M @ちゅら猫ρ ★ 2014/02/17(月) 17:43:14.49 ID:???0
★高濃度ストロンチウム90測定値、東電の公表は5カ月遅れ
2014年 02月 13日 16:00 JST

東京電力が、福島第1原発の海側にある観測井戸から昨年7月5日に採取した地下水から、1リットル当たり500万ベクレルもの高濃度の放射性物質ストロンチウム90が含まれるとの分析結果を9月12日に得たにもかかわらず、公表が約5か月遅れていたことが分かった。

同社は、500万ベクレルの分析結果を今月6日に公表していたが、その結果を得ていたのは昨年9月12日だったと今月12日になって公表した。結果の把握から、実際の公表まで5カ月間、沈黙を守っていたことになる。ストロンチウム90の国の海への放出基準値は、1リットル当たり30ベクレル。

東電広報担当者によると、昨年7月24日の段階で、ストロンチウム90の値が全ベータの数値を上回っているサンプルがあることに気づいた。ストロンチウム90の数値は全ベータの内数のため、数値の逆転はありえず、測定に何らかの誤りがあるとして、その原因が判明するまではストロンチウム90の数値は公表を見送ったと、同社は説明する。

その後、測定機器の設定など問題点の洗い出しや、より高性能な機器への入れ替えにより、数値の信頼性が得られたとして、数値の公表に至ったという。

一方、原子力規制庁の金城慎司・福島第1原発事故対策室長は、ロイターの取材に対し「昨年9月12日時点で、このような数値が出たことの報告は受けていない。昨年11月から規制庁は何度もストロンチウム90のデータを出すよう要求している」などと述べた。

分析結果を得てから公表が約5カ月間も遅れたことについて同広報担当者は「昨年夏以降、タンクからの汚染水の漏えいなど検査箇所がどんどん増え、調査のための要員が不足したことで、時間がかかった」と述べた。

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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYEA1C05X20140213/

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1: 白夜φ ★ 2014/02/07(金) 17:42:43.91 ID:???
脳スキャンで学習障害児の早期特定に光 スウェーデン研究
2014年02月04日 10:22 発信地:ストックホルム/スウェーデン

【2月3日 AFP】脳スキャンによって短期記憶能力を測定することで、学習障害(LD)のある子どもの早期特定に役立つ可能性があるとの研究論文が先月29日、米専門誌「神経科学ジャーナル(Journal of Neuroscience)」で発表された。

スウェーデン・カロリンスカ研究所(Karolinska Institute)の研究チームは今回、磁気共鳴画像装置(MRI)を用いた脳スキャンによって、短期記憶能力の発達状態のマッピングが可能であることを明らかにした。

トーケル・クリングベリ(Torkel Klingberg)教授(神経科学)は、AFPの取材に「心理検査だけでは予測不可能な将来の発達を予測するためにMRIを用いるのは、原理上可能だろう」と語る。
「適切な介入支援の時機を逃さないために、発育障害のリスクを抱える子どもを早期に特定できることが、この手法の利点と考えられる」

子ども全体の約10~15%に学習力や集中力に関する障害の傾向があり、これは問題を解くための情報を保持する能力である短期記憶能力の欠如に関連している可能性がある。

脳スキャンだけでは将来の学習困難の予測は期待できず、他の心理検査と組み合わせて用いることになるだろうと、クリングベリ教授は述べている。

今回の研究では、無作為に選んだ6~20歳までの健康な子どもと若者計62人を対象に、脳スキャンと同時に認識力検査を実施し、結果を比較した。
同じ対象者を2年後に再び検査した結果、前回の検査時に行ったスキャンに、学習能力の発達に関する予測に役立つ可能性があることが判明したという。(c)AFP

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▽記事引用元 AFPBBNews 2014年02月04日10:22配信記事
http://www.afpbb.com/articles/-/3007748

▽関連リンク
The Journal of Neuroscience, 29 January 2014, 34(5): 1592-1598; doi: 10.1523/JNEUROSCI.0842-13.2014
Structural Maturation and Brain Activity Predict Future Working Memory Capacity during Childhood Development
http://www.jneurosci.org/content/34/5/1592.abstract

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1: ◆CHURa/Os2M @ちゅら猫ρ ★ 2014/02/10(月) 17:57:54.55 ID:???0
★精度100倍、放射線量計を新開発…帰還に向け


【画像】
従来の100倍の精度で測定できる線量計 
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20140210-656501-1-L.jpg

福島第一原発事故による避難者の帰還に向けて、東京電力は、従来の100倍の精度で測定できる放射線量計を開発した。大量のデータを蓄積し、行動記録と照らし合わせれば、どんな状況で被曝線量が増減するのか確認できるようになる。

この線量計は0・001マイクロ・シーベルト単位まで微量の測定もできるので、避難生活を送る住民が比較的線量の低い地域に一時帰宅した場合でも、より正確に被曝線量を測れる。

1分ごとの被曝線量を最大9000件まで記録するため、1日の行動や日常生活に伴う被曝線量の変化を細かく調べられる。例えば、一時帰宅中に屋外でごみを片づけたり、室内を掃除したりした時間をメモしておけば、線量計のデータと照らし合わせて具体的な場所や行動の被曝線量がわかる。

ダウンロード

(2014年2月10日11時25分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20140210-OYT1T00360.htm



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1: 白夜φ ★ 2014/01/12(日) 22:53:31.13 ID:???
水の界面で起こるフェントン反応のメカニズムを解明 -Fe(IV)=O中間体の直接検出に成功-2014年1月6日

江波進一 白眉センター特定准教授、坂本陽介 北海道大学環境科学院博士研究員(日本学術振興会PD)、Agustin J. Colussi 米国カリフォルニア工科大学客員研究員らの研究グループは、気液界面に存在する化学種を選択的に検出することのできるこれまでにない実験手法を用いて、水の界面で起こるフェントン反応のメカニズムの解明に世界で初めて成功しました。

この成果が、米国東部時間2013年12月30日に米国科学アカデミー紀要
「Proceedings of the National Academy of Sciences of the USA、略称:PNAS」(オンライン版)に掲載されました。

概要

二価の鉄イオンと過酸化水素の反応[Fe(II)+H2O2]はフェントン反応と呼ばれ、大気化学、生化学、グリーンケミストリーなど様々な分野で重要な役割を果たしています。
しかし、その反応機構はいまだによくわかっていません。
近年、空気-水などの水の界面(境界相)は水中などの均一な場に比べて特殊であり、界面特有の多くの興味深い現象が起こることがわかってきました。
水の界面は大気中の空気-雲の水滴界面や生体内での細胞膜-水界面など、我々の身の回りに多く存在しており、そこで起こっている界面フェントン反応は特に重要な役割を担っていると考えられます。
しかし、ナノ(十億分の一)メートルほどしかない極めて薄い水の界面に存在する化学種の反応を直接測定することは、これまで非常に困難でした。

同研究グループは気液界面に存在する化学種を選択的に検出することのできるこれまでにない実験手法を用いて、水の界面で起こるフェントン反応のメカニズムの解明に世界で初めて成功しました。
その結果、気液界面のフェントン反応は液中に比べて千倍以上速く進み、四価鉄Fe(IV)=O中間体と三価鉄Fe(III)を生成することが明らかになりました。
本結果はさまざまな分野に大きなインパクトを与えることが予想されます。


ダウンロード

--------------- 引用ここまで 全文は記事引用元をご覧ください ----------

▽記事引用元 京都大学 2014年1月6日配信記事
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2013_1/140106_1.htm

▽関連リンク
PNAS
Shinichi Enami, doi: 10.1073/pnas.1314885111
Fenton chemistry at aqueous interfaces
http://www.pnas.org/content/early/2013/12/27/1314885111

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1: 白夜φ ★ 2014/01/11(土) 01:30:50.74 ID:???
60億光年彼方まで、誤差1%の精度で距離を測定

【2014年1月9日 カブリIPMU】
観測プロジェクト「バリオン音響振動分光サーベイ」で、60億光年彼方の銀河までの距離を誤差1%の高精度で測定することに成功した。
宇宙の膨張を加速させると考えられている謎のダークエネルギーの正体解明につながると期待される。


【画像】
バリオン音響振動の波紋 
http://www.astroarts.jp/news/2014/01/09boss/bao.jpg


米メキシコ州で行われている観測プロジェクト「バリオン音響振動分光サーベイ」(BOSS)で、60億光年彼方にある銀河までの距離を誤差1%の高精度で測定することに成功した。

これほどの高い精度で距離が測定できた天体は、従来は天の川銀河の中にある太陽から数千光年以内の星々だけだった。
今回の測定は、「バリオン音響振動」と呼ばれる、宇宙に存在する銀河の分布に周期的に現れる波紋を測定するという新しい手法で実施された。

近傍(現代)から遠方(昔)までおよそ120万個の銀河の位置を測定し、その密度分布から波紋の大きさ(みかけの角度)を観測すると、銀河までの正確な距離がわかる。
宇宙の歴史における各時代ごとの波紋の大きさを調べることにより、宇宙膨脹が時間と共にどのように変化してきたか、なぜ膨張が加速し始めたのか、手がかりを得ることができるという。

今回測定された銀河地図を利用した別の研究成果を、カブリIPMU特任研究員の斎藤俊さんらが発表している。
正体不明のエネルギー(ダークエネルギー)によると考えられている宇宙の加速膨張を、アインシュタインの重力理論の修正によって説明しようとする試みがあるが、この理論を検証したものだ。

斎藤さんらは、1億光年という大きなスケールで重力的に銀河がどう集まっているのかを観測し、赤方偏移歪みと呼ばれる効果を精密に測定して重力理論を検証した。
今回の観測では、アインシュタインの重力理論に修正が必要な積極的な証拠は見つからなかった。

赤方偏移歪みによる重力理論の検証は、宇宙加速膨張の謎に迫るうえで、バリオン音響振動による距離測定とは相補的な役割を果たすという。

現在のところBOSSプロジェクトの測定結果は、ダークエネルギーの働きは宇宙誕生以来変化していないことを示唆している。
現在の宇宙の姿や大規模構造を説明する宇宙モデルは、さらに裏付けを得て強固になっている。
(※参照リンク等は引用元でご覧ください)


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▽記事引用元 AstroArts 2014年1月9日配信記事
http://www.astroarts.co.jp/news/2014/01/09boss/index-j.shtml 
【宇宙物理】観測プロジェクト「バリオン音響振動分光サーベイ」 60億光年彼方まで、誤差1%の精度で距離を測定の続きを読む
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