理系にゅーす

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1: 名無しさん 2014/04/12(土)07:29:55 ID:ex6OkNKfm
タンパク質の大量生産は研究や産業に欠かせない。従来の遺伝子組み換え法では作るのが難しかったタンパク質を大量生産する新技術の開発に、北陸先端科学技術大学院大学の大木進野(おおき しんや)教授と石川県立大学の森正之(もり まさし)准教授らが成功した。大腸菌や酵母ではなく、タバコの培養細胞に遺伝子を取り込ませる方法で、生理活性を保ったままのタンパク質を作れるなど、優れた特長を持つ。


この方法で生産したペプチドの一種が顕花植物の初期胚形成を制御していることを、英ワーリック大学のグティエレスマルコス教授らと共同で解明し、4月11日発行の米科学誌サイエンスに発表した。


研究グループは、タンパク質の設計図となる遺伝子をウイルスベクターで、タバコの培養細胞に導入して、目的のタンパク質を大量に作れるようにした。従来の大腸菌などを使う方法では、リン酸や糖鎖が付いたり、ジスルフィド(-S-S-)結合を持っていたりする複雑なタンパク質は生産が難しかった。今回の新技術を使えば、これら生産しにくいタンパク質も大量に作れた。特許も出願した。


この方法で生産したタンパク質は生体内の本来の生理活性をよく保っていた。また、タンパク質の特定の原子を各種の安定同位体で標識することが可能で、核磁気共鳴装置(MRI)などによる構造解析もしやすかった。研究グループは実際に、ジスルフィド結合を4組持つペプチドESFの立体構造をNMRで解析し、顕花植物の初期胚が形成される仕組みの一端を分子レベルで解明した。


大木進野教授は「大腸菌よりも植物細胞は高等なので、いろいろな能力を持っている。その能力を使って、工夫を重ね、複雑なタンパク質を大量生産できるようにした。この新技術で、より多くのタンパク質の立体構造と生理活性の研究が加速するだろう。生産を大規模にするのが容易なので、農薬や新薬の開発など産業に応用する研究も進めていきたい」と話している。

図1. 大量生産の新技術とNMRによるタンパク質構造解析の流れ
http://scienceportal.jp/wp-content/uploads/2014/04/140411_img2_w4501.jpg

3: 名無しさん 2014/04/12(土)07:34:48 ID:ex6OkNKfm
図2. タバコ培養細胞を利用したタンパク質大量生産法の概略
http://scienceportal.jp/wp-content/uploads/2014/04/140411_img3_w400.jpg
http://open2ch.net/p/scienceplus-1397255395-3.png

4: 名無しさん 2014/04/12(土)07:59:14 ID:AcMn4Adrl
タバコでタンパク質作る新技術開発
掲載日:2014年04月11日
http://scienceportal.jp/news/daily/57821/20140411.html


Central Cell–Derived Peptides Regulate Early Embryo Patterning in Flowering Plants
http://www.sciencemag.org/content/344/6180/168.abstract

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1: チリ人φ ★ 2014/03/01(土) 13:38:21.78 ID:???
iPS細胞研究の中核拠点の京都大iPS細胞研究所(所長・山中伸弥教授)で、遺伝子組み換えマウスを含む実験用のマウスが過って飼育室から運び出され、器具などの洗浄室で相次いで発見されていたことが1日、分かった。山中所長は同日、京大で記者会見し「研究所の代表としておわびする」と述べた。

京大が承認した実験計画では想定していなかった事態。生きた遺伝子組み換えマウスも複数含まれていたため、文部科学省は2013年12月に京大に対し口頭で厳重注意していた。

京大の実験計画では、マウスはいずれも同研究所2階の飼育室と実験をする処置室で管理すると決まっている。ところが11年1月~13年5月に計14回、1階の洗浄室で、飼育室から運びこんだ飼育ケースの中でマウスが見つかった。

正確な数は不明だが、死骸を含め少なくとも21匹にのぼり、このうち5匹は生きた遺伝子組み換えマウスだった。
山中所長は「マウスは(決められた施設の)外部に出ていない。遺伝子組み換え生物を扱う法律に違反していない」と説明した。

同研究所では実験に使ったマウスは処置室で◯処分した後に冷凍庫に保管、処理の専門業者が回収している。

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http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0101G_R00C14A3CC0000/

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1: 桂べがこφ ★ 2014/01/16(木) 14:19:15.75 ID:???0
"パナマで遺伝子組み替え蚊の放出計画、デング熱対策で"

パナマ政府は14日、デング熱対策として、遺伝子が組み換えられた蚊(GM蚊)を自然界に放出し、デングウイルスを媒介する蚊の繁殖を抑える計画を発表した。
同国では今年、デング熱により既に6人が死亡している。

保健省のカルロス・ガルベス(Carlos Galvez)氏はAFPに対し、ブラジルとケイマン諸島ではこの方法で期待できる結果が出ているとしながら、「オスのGM蚊とデングウイルスを媒介するメスが交尾することで蚊は繁殖できなくなる」と説明。
また、GM蚊の餌は果物で人間の血を吸うことがなく無害だとも述べた。

計画では、メス1匹に対して数百匹のGM蚊が2週間以内に放たれるという。

ダウンロード (3)

2014年01月16日 09:26
http://www.afpbb.com/articles/-/3006596

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