理系にゅーす

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1: 白夜φ ★ 2014/02/18(火) 14:46:01.17 ID:???
2014.2.18 TUE
脳は「顔文字」を、実際の顔と同様に認識

われわれの脳は顔文字に対して、実際の顔を見たときと同様に反応していることが研究で明らかになった。
文化がつくりだした神経反応だという。

『Social Neuroscience』誌に2月17日付けで発表された研究によると、コロンとカッコで表現された「顔文字」を見ることによって、現実空間で他人の顔を見たときに起きるものと同様の顔認識反応が、脳の後頭側頭回部に起きているという。

現在の米国で主流となっている「横向きの笑顔」の顔文字は、1982年に考案されたものだ。
その前から、活字による各種の顔文字や、1960年代に考案され、定番となっている、黄色の丸にふたつの目とひとつの口が笑っているスマイリーフェイスなどが登場していた。

いまではほとんどの米国人が、「:)」を笑顔だと瞬時に認識する。
ただし、この反応は生来のものではなく、どちらかといえば学習によるものだ。

さらに、すべての笑顔文字が同じというわけでもない。
研究では、神経反応は、人々が最も一般的な笑顔文字を見ている場合とそうではない場合とで大きく変化したとしている。
従来からある「:)」や「:-)」では、実際の顔の処理に使われるものと同じ顔固有のメカニズムが作動したが、標準ではない「(-:」では作動しなかったのだ。

この研究を行った豪フリンダーズ大学のオーエン・チャーチズ博士は、オーストラリア放送協会(ABC)に対して次のように述べている。
「赤ん坊が生まれながらにして持つような、顔文字に対する生来の神経反応は存在しない。
1982年よりも前には、『:-)』によって大脳皮質の顔認知領域が作動する根拠はなかった。
それが作動するようになったのは、この記号が顔を表すことをわれわれが学習したからだ。
これは、完全に文化がつくりだした神経反応だ。実に驚くべきことだ」

今後は、気になる人からの文章に出てくる「:)」について、誘惑されているのか、単に笑いものにされているのかを、脳が判断できるようになってくれるといいのだが。

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▽記事引用元 WIRED.JP 2014.2.18 TUE配信記事
http://wired.jp/2014/02/18/brain-smiley-emoticon-science/

▽関連リンク
Social Neuroscience
Volume 9, Issue 2, 2014
Emoticons in mind: An event-related potential study
http://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/17470919.2013.873737#.UwLw_GfNvIU

【社会神経科学】脳は「顔文字」を、実際の顔と同様に認識/豪フリンダーズ大の続きを読む

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1: 白夜φ ★ 2014/02/13(木) 20:59:12.56 ID:???
アルツハイマー原因物質を掃除…阪大教授ら発見

アルツハイマー病の原因物質が脳に蓄積されるのを防ぐたんぱく質を発見したと、大阪大蛋白(たんぱく)質研究所の高木淳一教授らのチームが発表した。

新しい治療薬開発につながる可能性があるという。
13日の米医学誌「サイエンス・トランスレーショナル・メディシン」電子版に掲載された。

チームは、アルツハイマー病の患者で、「ソーラ」というたんぱく質が、少ないことに着目した。

病気の原因物質「アミロイドβ」の量を一定にしたマウスに対し、このたんぱく質の量を多くしたものと平均的な量のものとで比較。
その結果、たんぱく質の量が3~4倍多いマウスは、平均的な量のマウスよりアミロイドβの蓄積量が4分の1になったという。

高木教授は「ソーラはアミロイドβの『掃除屋』となっているようだ。アルツハイマー病の発症リスクを下げる役割を果たしていると考えられる」と話す。

(2014年2月13日 読売新聞)

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▽記事引用元 YOMIURI ONLINE yomiDr. 2014年2月13日配信記事
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=92938

▽関連リンク
Science Translational Medicine
Sci Transl Med 12 February 2014:
Vol. 6, Issue 223, p. 223ra20
Sci. Transl. Med. DOI: 10.1126/scitranslmed.3007747
ALZHEIMER’S DISEASE
Lysosomal Sorting of Amyloid-β by the SORLA Receptor Is Impaired by a Familial Alzheimer’s Disease Mutation
http://stm.sciencemag.org/content/6/223/223ra20 
アルツハイマー病の原因物質が脳に蓄積されるのを防ぐたんぱく質を発見/大阪大の続きを読む

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1: ニールキック(京都府) 2014/02/12(水) 23:34:18.17 ID:xDp71FscP BE:1821330173-PLT(12014) ポイント特典
nanapi 2014年02月12日18時00分 指の長さで分かる男脳と女脳の見分け方
■ はじめに
「俺って考え方が女っぽいな」「私って男子のほうが話が合うんだよね」と思ったことはありませんか?
もしかしたらそれは、生まれつきの性質なのかもしれません。
とても簡単な、「男脳」か「女脳」の見分け方の見分け方があるので、チェックしてみましょう。
■ 指の長さでわかる男脳と女脳
右手の指、その中でも「薬指」と「人差し指」を見て下さい。この2つの指の長さを比べ、どちらが長いかチェックしてみましょう。

◎ 「薬指」が「人差し指」より長い人
「薬指」が「人差し指」より長い人は、「男脳」です。身体的な性別に関わらず、男性的なものの考え方をする特徴があります。
男性脳の人は以下のような特徴があると言われています。
・積極的
・理系タイプ
・人に流されない
・拒食症、風邪、自閉症や骨関節炎にかかりやすい
・空間認識能力が高い
・神経が太い
・スリルを求める

◎ 「人差し指」が「薬指」より長い人
「人差し指」が「薬指」より長い人は、「女脳」です。身体的な性別に関わらず、女性的なものの考え方をする特徴があります。
女性脳の人は以下のような特徴があると言われています。
・言語能力が高い
・文系タイプ
・神経質
・人の心を惹きつける
・過食症、花粉症・喘息・アレルギー、心臓病、若年性乳癌・若年性心臓麻痺にかかりやすい
・感情的
・噂や流行に流されにくい
つづく http://news.livedoor.com/article/detail/8529882/
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【ホルモン】薬指と人差し指の長さで全てが分かる!m9(`・ω・´)男脳、女脳の見分け方の続きを読む

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1: 白夜φ ★ 2014/02/07(金) 17:42:43.91 ID:???
脳スキャンで学習障害児の早期特定に光 スウェーデン研究
2014年02月04日 10:22 発信地:ストックホルム/スウェーデン

【2月3日 AFP】脳スキャンによって短期記憶能力を測定することで、学習障害(LD)のある子どもの早期特定に役立つ可能性があるとの研究論文が先月29日、米専門誌「神経科学ジャーナル(Journal of Neuroscience)」で発表された。

スウェーデン・カロリンスカ研究所(Karolinska Institute)の研究チームは今回、磁気共鳴画像装置(MRI)を用いた脳スキャンによって、短期記憶能力の発達状態のマッピングが可能であることを明らかにした。

トーケル・クリングベリ(Torkel Klingberg)教授(神経科学)は、AFPの取材に「心理検査だけでは予測不可能な将来の発達を予測するためにMRIを用いるのは、原理上可能だろう」と語る。
「適切な介入支援の時機を逃さないために、発育障害のリスクを抱える子どもを早期に特定できることが、この手法の利点と考えられる」

子ども全体の約10~15%に学習力や集中力に関する障害の傾向があり、これは問題を解くための情報を保持する能力である短期記憶能力の欠如に関連している可能性がある。

脳スキャンだけでは将来の学習困難の予測は期待できず、他の心理検査と組み合わせて用いることになるだろうと、クリングベリ教授は述べている。

今回の研究では、無作為に選んだ6~20歳までの健康な子どもと若者計62人を対象に、脳スキャンと同時に認識力検査を実施し、結果を比較した。
同じ対象者を2年後に再び検査した結果、前回の検査時に行ったスキャンに、学習能力の発達に関する予測に役立つ可能性があることが判明したという。(c)AFP

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▽記事引用元 AFPBBNews 2014年02月04日10:22配信記事
http://www.afpbb.com/articles/-/3007748

▽関連リンク
The Journal of Neuroscience, 29 January 2014, 34(5): 1592-1598; doi: 10.1523/JNEUROSCI.0842-13.2014
Structural Maturation and Brain Activity Predict Future Working Memory Capacity during Childhood Development
http://www.jneurosci.org/content/34/5/1592.abstract

脳スキャンによって短期記憶能力を測定することで学習障害児の早期特定に役立つ可能性/カロリンスカ研究所の続きを読む

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1: 白夜φ ★ 2014/02/05(水) 16:40:13.96 ID:???
脳内に原因物質ためる遺伝子発見 アルツハイマー病

 
アルツハイマー病の原因とされるタンパク質アミロイドベータが脳内にたまるのに関わる遺伝子を発見したと、大阪大などのチームが3日付の米科学アカデミー紀要電子版に発表した。

患者はこの遺伝子が通常よりも活発に働いており、大阪大の森原剛史博士(精神医学)は「病気の診断に役立つ可能性がある」と話している。

チームは、アルツハイマー病になりにくい体質のマウスを発見し、遺伝子の働き方をほかのマウスと比べた。
その結果、脳にたまるアミロイドベータの量が少ないマウスは、「KLC1E」という遺伝子の働きが弱いことを突き止めた。

2014/02/04 05:00 【共同通信】

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▽記事引用元 47NEWS 2014/02/04 05:00配信記事
http://www.47news.jp/CN/201402/CN2014020301001945.html

▽関連リンク
PNAS
Takashi Morihara, doi: 10.1073/pnas.1307345111
Transcriptome analysis of distinct mouse strains reveals kinesin light chain-1 splicing as an amyloid-β accumulation modifier
http://www.pnas.org/content/early/2014/01/29/1307345111.abstract

アルツハイマー病 脳内に原因物質ためる遺伝子KLC1E発見/大阪大の続きを読む

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1: 白夜φ ★ 2014/01/25(土) 23:50:40.87 ID:???
[プレスリリース]
発生時における海馬の形成過程が判明、脳神経細胞が“ロッククライマー”のように移動
-精神・神経疾患の病態解明の進展に期待-

2014/01/22 慶應義塾大学医学部

慶應義塾大学医学部解剖学教室の仲嶋一範教授らは、脳の海馬が形成される過程で、神経細胞が誕生してから形を変え機能する場所まで移動する様式を明らかにしました。

大脳新皮質では、脳の深部で誕生した神経細胞が脳の深部から脳表面まで縦に走る一本の線維(放射状グリア線維)に沿って移動します。
一方、記憶形成に重要な脳部位である海馬で誕生した神経細胞が、どのように移動するかはよくわかっていませんでした。
今回、海馬で誕生した神経細胞は、複数の放射状グリア線維につかまりながらジグザグとゆっくり移動していくことを発見しました。
一本の放射状グリア線維を神経細胞が登っていく大脳新皮質に対し、海馬での動きはロッククライマーの動きにも似ており、「クライミング様式」と命名しました。
海馬における神経細胞の移動異常は、てんかんや統合失調症等、精神・神経疾患との関連が示唆されていることから、今回の発見はこれらの疾患の病態理解や治療法の進展につながることが期待されます。

本研究成果は、2014 年1 月22 日(米国東部時間)に、米国神経科学雑誌“The Journal of Neuroscience”で公開されます。

本研究は、文部科学省脳科学研究戦略推進プログラムの一環として、また科学研究費補助金などの助成によって行われました。

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▽記事引用元 慶應義塾大学 2014/01/22発表
http://www.keio.ac.jp/ja/press_release/2013/kr7a4300000czc98.html

プレスリリース全文(PDF/624KB)
http://www.keio.ac.jp/ja/press_release/2013/kr7a4300000czc98-att/140122_1.pdf

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