理系にゅーす

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~~引用ここから~~

1: Cancer ★@\(^o^)/ 2014/06/04(水) 21:51:16.47 ID:???.net
銀河の衝突がアンドロメダに腕を与えた
シミュレーションから銀河が伴銀河と衝突して渦巻構造を得たことが分かった。
Katia Moskvitch, 03 June 2014

アンドロメダはどうやって渦状腕を得たか(動画)
https://www.youtube.com/watch?v=TBnd0hXGges



アンドロメダ銀河はその奇妙なリング状の渦状腕をおよそ9億年前に矮小銀河との衝突で得たことがコンピュータシミュレーションで分かった。この知見は我々の天の川銀河を始めとする渦巻銀河がどうやって形成されるのかを天文学者が理解する助けになるだろう。
伴銀河との衝突は「よくあるできごと」だからだ、とハーヴァード大学(マサチューセッツ州ケンブリッジ)の天体物理学者で研究の共著者のアヴィ・ローブ(Avi Loeb)は話した。

アンドロメダはメシエ31(M31)とも呼ばれ、距離780キロパーセク(250万光年)と、天の川銀河に極めて近い大型の隣人銀河である。長年、天文学者たちはその異常な構造の説明を試みてきた。望遠鏡画像はその渦巻き形がいくつかの同心リングに見えるものを含むことを示している。もっとも有名な仮説はリングに見えるものが、中心に超大質量ブラックホールを持つ矮小銀河であるメシエ32(M32)が何億年も前にアンドロメダへと衝突したときに形成されたと推測していた。

M32は現在巨大な相方の内側にあり「アンドロメダの顔のしみのよう」だとローブは話した。

衝突前、アンドロメダは円盤銀河(腕のない銀河)だったと考えられている。「衝突は石が水面を打つように、波を生じさせた」、ただしその効果は直接の衝突でなく重力に媒介された、とローブは話した。この波がアンドロメダの渦状腕となった。

◆到来!

2006年にウィトワーテルスラント大学(南アフリカ、ヨハネスブルク)のデイヴィド・ブロック(David Block)らが発表した、以前の衝突のコンピュータシミュレーションはM32がアンドロメダの中心付近に飛び込んだと仮定していた。しかしそれは銀河の遭遇としてきわめてありそうにない軌道だ、とローブは話した。「そのようなくどい軌道にある相方の矮小銀河は他の伴銀河によって中心からキックされることが多いからだ」

彼の共著者でメリーランド大学(カレッジパーク)の天文学者の、ローラ・ブレカ(Laura Blecha)は「ダーツボードのブルズアイに当てるのがダーツボードの他の場所に当てるよりはるかに難しいのと同じ理由、つまり非常に小さなターゲットなので」そのような衝突はありそうにないとつけ加えた。

ブロックらのシミュレーションはアンドロメダのリングが実際は同心リングであって渦状腕ではないことも示していた。

アンドロメダは渦状腕でなくリング状構造を持つように見えるが、シミュレーションはこれが遠近感のトリックにすぎないことを示唆している。
http://www.nature.com/polopoly_fs/7.17651.1401796771!/image/ssc2005-20a1_1400pix.jpg_gen/derivatives/fullsize/ssc2005-20a1_1400pix.jpg

新しい研究の中で、ローブ、ブレカ、そしてハーヴァードの天体物理学者マリオン・ディエリクス(Marion Dierickx)の3人は、アンドロメダの中心付近でなく、円盤の外縁を横切るM32をシミュレートした。彼らの論文は先月arXivオンラインリポジトリに投稿され、「Astrophysical Journal Letters」に掲載されることになっている。

>>2以降につづく

ソース:Nature News(03 June 2014)
Galactic collision gave Andromeda its arms
http://www.nature.com/news/galactic-collision-gave-andromeda-its-arms-1.15329

原論文:arXiv/Astrophysical Journal Letters
Marion Dierickx, Laura Blecha, Abraham Loeb, 2014. Signatures of the M31-M32 Galactic Collision
http://arxiv.org/abs/1405.3990

引用元: 【天体物理学】アンドロメダ銀河の渦状腕は伴銀河との衝突でできた

アンドロメダ銀河は銀河との衝突で【腕】が生えたの続きを読む

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1: 伊勢うどんφ ★ 2014/01/09(木) 20:36:30.39 ID:???
 ヒトデの腕の先には1つずつ目が付いている。しかし、どのように使っているかはわかっていなかった。
ヒトデは歴史的に単純な動物と考えられてきた。目も単純な構造で、しかも脳を持たないため、どのように見ているか、そもそも見えているのかを解明するのが難しかった。

 デンマーク、コペンハーゲン大学の神経生物学者アンダース・ガーム(Anders Garm)氏によれば、ヒトデに目があることは200年ほど前から知られていたが、構造を調べる程度で、あまり詳しい研究は行われていなかったという。

 研究チームは、インド洋や太平洋に生息するアオヒトデ(学名Linckia laevigata)を調査対象に選んだ。

 これまでの研究で、ヒトデの目は光に敏感であることが示されていた。光と影がまだら模様を描く海中で、暗い場所と明るい場所を見分けることはおそらくできるのだろう。

◆ねぐらに戻るため

 このように目が見えることは確認されているが、視力が良いわけではないようだ。

 研究チームの一員であるガーム氏は、「ヒトデの目で形成されるのはとても粗い像だ」と説明する。
「せいぜい200画素といったところだ」。

 それでも、アオヒトデが大きな動かない構造物を認識するには十分だと、ガーム氏は述べる。

 アオヒトデはサンゴ礁と密接な関係にある。サンゴ礁を取り囲む平らな砂地に迷い出てしまえば、
餌を見つけることができず、餓死するだろう。

 そのため、おそらく行動範囲で唯一の大きな動かない物体であるサンゴ礁を認識できることは、ヒトデにとっては極めて重要だ。

>>2に続く


8

Jane J. Lee, National Geographic News
January 9, 2014
http://m.rspb.royalsocietypublishing.org/content/281/1777/20133011.abstract

Proceedings of the Royal Society B
Visual navigation in starfish: first evidence for the use of vision and eyes in starfish
http://m.rspb.royalsocietypublishing.org/content/281/1777/20133011.abstract

ヒトデの目は見えていた!200画素程度の解像能ありの続きを読む
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