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1: エタ沈φ ★@\(^o^)/ 2014/04/23(水) 08:58:51.60 ID:???.net
 崩壊の危機に瀕するポンペイ遺跡で、新たな保存計画が進行している。手本にしているのは、ポンペイとともに埋没した別の町だ。

 イタリア政府は2014年4月、「グレート・ポンペイ・プロジェクト」の詳細を明らかにした。再発見から4世紀にわたって盗難の被害に遭い、観光客に踏み荒らされ、
雨風にさらされてきた有名な古代ローマの都市を、1億500万ユーロ(約149億円)をかけて修復しようというプロジェクトだ。

 今回の修復では、非常に革新的な「維持ベース」のアプローチを試みると、先ごろ遺跡の監督者に任命されたマッシモ・オザンナ(Massimo Osanna)氏は、声明の中で述べている。

 具体的には、個々の建物や遺物に断片的な修復を施すのでなく、ポンペイとともに埋没した近くの古代ローマの町、ヘルクラネウムの保存活動を参考にするという。
全体の維持を最優先課題にすることで、遺跡の公開できる部分を増やすのがねらいだ。

 ヘルクラネウム保存プロジェクトは、同遺跡を救う取り組みとして、過去10年にわたり評価を得ている。
資金2000万ユーロ(約28億円)を投じた同プロジェクトは、カリフォルニア州ロスアルトスにあるパッカード人文研究所と、ローマにあるイギリス・ローマ研究所が共同で進めている。

 ポンペイでは今後、1年をかけて石造りの家屋や壁面、堤防(これらは雨に弱い)に水が入り込むのを防ぐ措置を施し、またセキュリティを強化して、遺跡にビデオカメラを設置するという。ポンペイ遺跡は、組織犯罪の多発するイタリア南部に位置する。

「これは非常に期待のもてる取り組みのようだ。しかし、修復は簡単には片付かないだろう。ポンペイほどの規模の遺跡を保存するには巨額の費用がかかる」と、古典学者で『The Fires of Vesuvius: Pompeii Lost and Found』(ベスビオ山の炎:ポンペイの消失と発見)の著者であるメアリー・ビアード(Mary Beard)氏は述べ る。
「ヘルクラネウムの保存活動はたしかに参考になるが、遺跡の規模ははるかに小さい」。


続きはソースで
http://www.nationalgeographic.co.jp/smp/news/news_article.php?file_id=20140421001
~~引用ここまで~~


引用元: 【考古学】劣化が進むポンペイ遺跡の修復プラン「グレート・ポンペイ・プロジェクト」の詳細が明らかに、イタリア

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