1: 名無しさん 2014/03/16(日)05:54:20 ID:PJkUI2C37
理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーが、早稲田大学大学院在籍中に提出した英文の博士論文でも引き写し疑惑が持ち上がった。博士論文は3年前の2011年2月に「胚葉由来組織に共通した万能性体性幹細胞の探索」というタイトルで提出されたもので、100ページほどある論文の冒頭の約20ページ、研究の目的や背景が書かれた部分がアメリカ国立衛生研究所のHPに掲載されている「幹細胞の基本」と題した文章と句読点まで一致しているのに出典は書かれていなかった。

博士論文でもアメリカ研究所HPから20ページ盗用

論文の冒頭は導入部分にあたり、研究の核心部分ではないが、それでも東大医科学研究所の上昌広特任教授は「(冒頭部分は)先行研究を調べ、どこまで分かっていて、何が分かっていないかを自分の言葉で書くんです。そのまま(他の文章を)引用しているというのは聞いた事がない」と呆れる。

ただ、「小保方さんはある意味で被害者でもある。先生方がちゃんと目を通していなかった。そんな論文が博士課程で通ってしまうということは早稲田大学大学院、研究体制の問題と言われても仕方がない」と批判の矛先を大学院に向けた。論文書きの初歩的なルールについて大学院の指導が甘かったことが、結局、STAP細胞論文の盗用疑惑にまで繋がったと受け取られてもやむを得まい。

STAP細胞論文は世界的に注目され、理研は研究費に多額の税金が使われている独立行政法人ということで、こんな心配をする科学者もいる。「何で科学者にわれわれの税金を出さなくちゃいけないんだ、そんなことをしなくてもいいじゃないかという声があがって、研究ができなくなる状況が出てきてしまう」(日本分子生物学会の委員を務める篠原彰・大阪大学教授)

(続く)

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