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進化

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1: 2014/07/17(木) 22:13:22.44 ID:???.net
クジャクの目玉模様、進化の謎を解明
Carrie Arnold, July 17, 2014

 クジャクが羽を誇らしげに広げると、われわれの視線は、色鮮やかな目玉模様に飾られた精巧な羽にたちまち釘づけとなる。一体なぜ、どのようにしてまばゆい“目”を進化させたのかは、これまで謎に包まれてきた。

オスのインドクジャク。2009年、コスタリカのアラフエラで撮影。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_images/peacock-eyespots-evolution-01_600x450.jpg

 クジャクとその近縁種の新しい詳細分析によって、目玉模様はメスを惹きつけるために進化しただけでなく、その過程で幾度も消えては再び現れていたことが明らかになった。

「目玉模様は、進化における最も極端な特徴の現れです。彼らは膨大なエネルギーを費やして大きな飾り羽を発達させました。種としての成功に重要な役割を果たしているに違いありません」と語るのは、研究リーダーでフロリダ大学の進化生物学者レベッカ・キンボール(Rebecca Kimball)氏。

 美しい青緑色の目は、長年研究者たちを魅了してきた。チャールズ・ダーウィンは、目玉模様(眼状紋とも呼ばれる)を特に印象的と考え、「どんな装飾品もこの美しさには及ばない。(中略)極めて注目に値する」と、著書『人間の由来と性に関連した選択』に記している。

 かつて目玉模様を研究した科学者らは、その進化がたった一度しか起こらなかったと結論付けた。また、目玉模様を持つ鳥のなかにはニワトリ、キジ、ウズラなどの大型鳥類を含むキジ目に属すものもいるが、彼らは模様を持たない鳥よりも互いに近い類縁関係にあるとも指摘した。

 一方、キンボール氏は、それが一度きりの進化だったとは考えていない。類縁関係に関する既存のデータによると、目玉模様を持つすべての鳥が近い類縁関係にあるわけではない。さらに、異なる種類の羽に模様が現れていることから、それぞれが独立して進化した可能性がある。

 模様が進化した頻度を知ることは、彼らの類縁関係を明確にし、どのような遺伝的または発達上の要因が目玉模様の出現に起因しているかを教えてくれるだろう。

続きはソースで

ソース:ナショナルジオグラフィック ニュース(July 17, 2014)
クジャクの目玉模様、進化の謎を解明
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140717004

原論文:Proc. R. Soc. B
Keping Sun, et al. The evolution of peafowl and other taxa with ocelli (eyespots): a phylogenomic approach
http://rspb.royalsocietypublishing.org/content/281/1790/20140823

引用元: 【進化生物学】クジャクの目玉模様、進化の謎を解明

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~~引用ここから~~

1: 2014/06/30(月) 22:42:34.34 ID:???.net
ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト 6月27日 19時21分配信

 自然界で発生する電場を感知できる能力を進化させた動物がいるというだけでも驚きだが、自分で電気を発生させる能力を持つ動物も存在する。

「Science」誌6月27日号で発表された研究で、電気を発生させることができる器官が6つの異なるグループの電気魚で進化した過程が解明された。
すべての筋細胞は電位を持っているが、この6グループの魚類では、特定の筋細胞が100万年以上かけて、通常の筋細胞よりずっと高い電圧を生み出す発電細胞(electrocyte)へと進化した。
この特殊な細胞を使い、泥っぽいアマゾン川に生息するこれらの電気魚は、コウモリが超音波を使った反響定位(エコーロケーション)を行うのと同じように、能動的に発した電気を感知して暗闇の中で障害物や他の動物を見つけ出す。

「電気魚は電気を使って周囲の環境を“照らしだし”、周りの水とは電気的特性の異なる物体を感知することができる」とドイツ、ボン大学の神経行動学者ゲアハルト・フォンデルエムデ(Gerhard von der Emde)氏は話す。
電気魚はまた、交配相手を惹きつけたり縄張りを主張する際、電気信号を発して互いにコミュニケーションを取っている。

 しかし電気魚だけが電気を利用する動物ではない。様々な目的のために電気を感知したり発生させる動物は、他にも何種か存在する。

◆ 1. デンキウナギ

 その名前やヘビのような外見とは裏腹に、デンキウナギはウナギとは全く異なる動物で、電気魚の一種だ。他の電気魚と同様に、ほぼ常に低電位のパルスを出し続け、周囲の環境を感じ取っている。
しかしより広く知られている彼らの能力は、獲物を気絶させたり◯すため、または自身の防衛のために非常に高い電圧の電気ショックを与えるというものだ。

 デンキウナギは成長すると、全長2メートル以上、体重20キロ以上にもなる。このサイズのデンキウナギは、600ボルト以上の強烈な電気を発する。アメリカの家庭用コンセントの5倍に当たる電圧だ。

 人間がデンキウナギの電気ショックで死亡する事故は稀だが、実際に起きている。繰り返しショックを受けると、呼吸器不全や心不全を引き起こすおそれがある。
またこれまでに、デンキウナギの電気ショックで失神し溺死した例が複数ある。

続きはソースで

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140627-00000006-natiogeog-sctch
http://amd.c.yimg.jp/im_siggrrrA4aNUU9YTaNu1lll5Mg---x450-y338-q90/amd/20140627-00000006-natiogeog-000-0-view.jpg

Science
Genomic basis for the convergent evolution of electric organs
http://m.sciencemag.org/content/344/6191/1522.abstract?sid=b55b13ec-3592-47f3-95af-90c64645d8a0
~~引用ここまで~~


引用元: 【生物】 デンキウナギなど6つの電気魚で電気を発生する器官の進化過程を解明

デンキウナギなどの電気を発生する器官の進化過程を解明の続きを読む

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~~引用ここから~~

1: 2014/07/03(木) 20:09:30.94 ID:???.net
鳥類の羽毛、飛翔能力より先に進化?


ジュラ紀に生きた飛べない鳥、始祖鳥(学名:Archaeopteryx)の化石が見事な保存状態で新たに発見された。飛翔能力を発揮するかなり前から羽毛が進化していたという学説にさらなる証拠が提供された。

「Nature」誌に7月2日付で掲載された論文によると、およそ1億5000万年前の地層から新たに発見されたその化石は、頭部から脚部にいたるまで長い羽に覆われていた。
以前見つかった化石は、翼と尾の部分にだけ羽の痕跡があった。

大羽と呼ばれる長い羽は、現生鳥類の飛翔に使われ、長い羽軸を有するもので、保温機能のある羽毛とは性質が異なる。

研究の上級著者で、ミュンヘンにあるドイツ・バイエルン州立古生物学・地質学博物館に務めるオリバー・ラウハット(Oliver Rauhut)氏は、「われわれが唯一確信を持って言えることは、長い間信じられてきたように、羽は飛翔を第一の目的として進化しなかったということだ」
と述べている。

◆初期の鳥類

ワタリガラスほどの大きさの始祖鳥の化石は、1861年にドイツの石灰岩採石場で初めて発見された。これまでにわずか11の化石標本が見つかっているだけで、今回の化石も同じ採掘場から出土した。

二本脚の獣脚類(ティラノサウルス・レックスと同じ系統)に属す恐竜の多くは、羽毛を有していたことが分かっている。現在、研究者らの争点は、鳥がどのように飛翔を始めたかに集まっている。大羽が飛べない始祖鳥の体を覆っていたことから、鳥類が地上に近い所から進化したという仮説に新たな証拠が加えられた。

羽毛は、まるでズボンのように始祖鳥の脚部を覆っていた。翼に生えた羽毛は、既に見つかっている始祖鳥の化石に比べると、若干短かった。つまり、始祖鳥が飛べなかったという見方はより確実なものとなった。

続きはソースで

【NATIONALGEOGRAPHIC】=
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140703005
~~引用ここまで~~


引用元: 【古生物学】鳥類の羽毛、飛翔能力より先に進化?

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~~引用ここから~~

1: かじりむし ★@\(^o^)/ 2014/06/20(金) 21:32:25.21 ID:???0.net
古代人の顔の特徴、部族間闘争するほど速く進化
http://www.afpbb.com/articles/-/3018330
AFP/Kerry SHERIDAN 2014年06月20日 17:12 発信地:ワシントンD.C./米国

【6月20日 AFP】異なる王国や部族間で生き残りや権力をかけ、壮絶な戦いを繰り広げた古代人は、他の古代人よりも顔の特徴が速く進化した可能性があるとの研究論文が、19日の米科学誌サイエンス(Science)に発表された。

 スペイン・コンプルテンセ大学(Complutense University)のフアン・ルイス・アルスアガ(Juan-Luis Arsuaga)氏率いる研究チームは、スペインにある地下立坑の底部で発見された43万年前の人骨群の中にあった頭蓋骨17個を調査した新研究で、ネアンデルタール以前の古代人が獲得した最初の顕著な特徴が「大きな顎」だったことを示唆している。

 彼らの大きな下顎骨は肉にかぶりつくことができ、大きく開き、道具や第3の手の役割を果たした可能性もある。過酷な寒冷環境の中で食事をする必要性に適応する助けになったのかもしれない。また論文によると、小型の頭蓋骨は脳が小さかったことを示唆しており、ネアンデルタール人にみられるような大きな脳への発達は、進化の過程でもっと後に生じたことを示しているという。

 スペイン・アタプエルカ山脈(Atapuerca Mountains)にある「シマ・デ・ロス・ウエソス(Sima de los Huesos)」遺跡の人骨群は、1984年に発掘されて以来、人骨28体を含む骨片7000個近くが出土しており、古代人の遺骨の発見としては過去最大規模だ。

 人骨は若くして死亡した成人のもので、どのように死んだのかや、遺骨が発見された立坑の底までどうやってたどり着いたのかといった科学的に解決されていない疑問が数多く残されている。彼らは征服者らによって、儀式または他の理由で穴に投げ込まれた可能性もあると研究チームは推測している。

 ■まるで「ゲーム・オブ・スローンズ」?

 アルスアガ氏は、ジョージ・R・R・マーティン(George R.R. Martin)氏原作の米人気テレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ(Game of Thrones)」を引き合いに出し、記者団に次のように語った。

続きはソースで

http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/9/2/500x400/img_924a38de5f3c0f37b264b76c8c1d85e1196844.jpg
写真:スペイン・ブルゴスの人類進化博物館で展示されているネアンデルタール人の復元模型(2014年6月10日撮影)。(c)AFP/CESAR MANSO
~~引用ここまで~~


引用元: 【人類学】古代人の顔の特徴、部族間闘争するほど速く進化 [6/20]

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~~引用ここから~~

1: Cancer ★@\(^o^)/ 2014/06/17(火) 07:18:29.32 ID:???.net
100万年以上前の化石が泳ぎに行くカバを示す

Megan Gannon, June 13, 2014 08:29am ET

ケニアで140万年前に泳いでいたカバが残したと考えられる動物の足跡化石が発掘された。
http://i.livescience.com/images/i/000/067/108/original/hippo-tracks.jpg

100万年以上前、カバは現在のケニア北部の浅い水域を泳ぎ回り、時おり砂底に足を擦っていた。いま、研究者たちはカバが漂いながら泳いでいた証拠を足跡化石の形で得た。

新しく同定された足跡は、初めて見つかった太古の哺乳類の泳ぐ行跡であり、これまでに発見された泳ぐ恐竜、カメ、ワニが残した生痕化石に加わるものだ、と研究者たちは述べた。

カバの足の印象化石はケニアのコービ・フォラ地域で発見された。そこは人類進化のゆりかごと考えられているトゥルカナ湖盆地の一部に当たる。いくつかの最古のヒト族動物(チンパンジーから分岐したヒトの系統である、ホ◯属より後の複数の種からなるグループ)の化石の一部が周辺で見つかっている。実際に初期人類はこれらの水棲カバが水の中を泳ぐのを目撃していたらしい。ヒト族動物の足跡もカバの行跡から70メートルしか離れていない同じ層凖の露頭から発見された。

◆「水底歩行動物」

コービ・フォラでの最近の発掘により、140万年前にさかのぼる、何十点もの大型動物の行跡が姿を現した。しかし足跡のうちの大多数は浅い水域で「水底を歩く」四足動物が残したものと考えられる、と研究を率いる英国ボーンマス大学のマシュー・ベネット(Matthew Bennett)と彼の共同研究者たちは話した。

足印のサイズと形態から、チームはこれらの行跡がゴルゴプスカバ(Hippopotamusgorgops)およびアエティオピクスカバ(Hippopotamus aethiopicus)の成体と幼体のものだと考えている。ゴルゴノプスカバは氷期に絶滅したカバ、アエティオピクスカバは絶滅した矮小カバだ。

当時、トゥルカナ湖地域は現在よりもっと肥沃だった。半乾燥環境には多数の浅い水域と川があり、もっと大きな湖に流れ込んでいた。それは驚くほど多様な植物と動物を支えていた、とベネットは話した。

カバの足跡は浅い水域の底に堆積した細粒砂とシルトの上に押されたと考えられている。
その後、足跡は小さな洪水の間に粗い砂の層に埋まったと思われる、とベネットはLiveScienceへのEメールの中で説明した。

◆現生の漂泳するカバ

時々カバはしっかり離した位置の両後肢を使って水面に向かって押し上がる。
http://www.livescience.com/images/i/000/067/106/original/hippo-thrust.jpg

これらの絶滅動物に相当する現生種を調べるため、研究者たちは2頭のメスのナイルカバ(Hippopotamus amphibius)の遊泳スタイルをフィラデルフィアのアドベンチャー水族館にあるガラス水槽越しに観察した。

>>2以降につづく

ソース:LiveScience(June 13, 2014)
Million-Year-Old Fossils Show Hippos Going for a Swim
http://www.livescience.com/46286-swimming-hippos-fossil-tracks.html

原論文:Palaeogeography, Palaeoclimatology, Palaeoecology
Matthew R. Bennett, Sarita A. Morse, Peter L. Falkingham.
Tracks made by swimming Hippopotami: An example from Koobi Fora (Turkana Basin, Kenya).
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0031018214002193

引用元: 【古生物】大昔のカバが泳いだ足跡が発見された

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~~引用ここから~~

1: Cancer ★@\(^o^)/ 2014/06/11(水) 23:23:47.68 ID:???.net
55年前からの謎、月の裏側高地問題を解決

【2014年6月11日 Penn State University】

月の表側と裏側では、月の形成および進化の過程で地殻の厚みに差ができたため、裏側には「海」が存在していないのだという研究成果が発表された。

月の裏側。クリックで拡大(提供:NASA)
http://www.astroarts.jp/news/2014/06/11moon/farside.jpg

「子供のころ初めて月球儀を見たとき、月の表と裏があまりに違うので驚いたことを覚えています。裏側は山やクレーターだらけでした。一体海はどこにあるのか、それは1950年代からの謎でした」(理論モデルを発表したグループの米・ペンシルバニア州立大学所属 Jason Wrightさん)。

その謎は、旧ソビエト連邦が打ち上げた探査機「ルナ3号」によって月の裏側の画像が史上初めてとらえられた1959年から、「月の裏側高地問題(Lunar Farside HighlandsProblem)」と呼ばれてきた。それまで誰も見ることができなかった月の裏側に、海が存在しないことが初めてわかったのである。

月の起源については、地球が形成されて間もないころ、火星サイズの天体が地球に衝突して破壊され、その破片から月が生まれたという考え(巨大衝突説)が広く受け入れられている。
地球と衝突した天体は、ただ高温となって溶けたのではなく、その一部が蒸発した。そして、地球の周りを取り囲むように、岩石やマグマや蒸発した物質からなる円盤状の構造ができた。

さらに、形成されて間もないころの月は現在より10倍から20倍ほど地球に近かったと考えられており、Wrightさんら研究グループでは、現在のように月がその表側を常に地球のほうに向けるような軌道周期をすぐにとるようになった点に着目したのである。
月は地球よりかなり小さいため、冷えるのも早かった。そして、地球側に片方の面を当初から向けていたために、月の表側だけが、摂氏2500度以上と高温だった地球からの放射熱を浴びた。つまり、月の裏側はゆっくりと冷えていった一方で、表側はどろどろに溶けたままだったのだ。

続きはソースで

ソース:アストロアーツ(2014年6月11日)
55年前からの謎、月の裏側高地問題を解決
http://www.astroarts.co.jp/news/2014/06/11moon/index-j.shtml

原論文: The Astrophysical Journal Letters
Arpita Roy et al. 2014. Earthshine on a young moon: Explaining the Lunar farside highlands.
http://iopscience.iop.org/2041-8205/788/2/L42/

プレスリリース:Pennsylvania State University(June 9, 2014)
55-year-old dark side of the moon mystery solved
http://news.psu.edu/story/317841/2014/06/09/research/55-year-old-dark-side-moon-mystery-solved
~~引用ここまで~~


引用元: 【惑星科学】55年前からの謎、月の裏側高地問題を解決

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