1: ◆CHURa/Os2M @ちゅら猫ρ ★ 2014/01/11(土) 14:02:47.23 ID:???0
文部科学省が昨年十二月に公表した調査結果では、食物アレルギーのある小中高生は全国で四十五万四千人(全体の4・5%)という。東日本大震災後には、各地の避難所で食物アレルギー問題がクローズアップされた。
県内でも食物アレルギーを持つ子の親などから「災害の時、アレルギーに対応した非常食も食べられるようにしてほしい」と、備蓄に配慮を求める声が上がっている。 (村上一樹)

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コンビニ店やスーパーに並ぶ、ごく普通の菓子パンやおにぎり。災害時に食事として支給されることも考えられるが、原材料名を確認すると、パンはもちろん、昆布のおにぎりにも、食物アレルギーの特定原材料七品目(卵、乳、小麦、そば、落花生、えび、かに)に該当する成分として「乳、小麦」と書かれている。

「長女はほんの少量の乳でも反応する」。そう話すのは「千葉食物アレルギー親と子の会」の会長を務める森田香緒里さん(46)=千葉市若葉区。昨年問題になった牛脂注入肉も微量の乳成分が含まれており、外食時に知らずに口にして、とっさに食べるのをやめたこともあった。「加工品は意外なものにまで乳成分が含まれている」と指摘する。

「備蓄食のアルファ米では、おかずが不要のまぜご飯が多いが、皆が食べられるという意味では白米の方がいい」と語るのは、同会の役員勝俣かおるさん(48)=千葉市緑区。まぜご飯には、しょうゆの成分として小麦や大豆が含まれる。「白米なら病気の人や高齢者で食事制限がある人でも食べやすい」

災害時の非常食は、市町村が備蓄する。森田さんらは震災後の二〇一一年には、熊谷俊人市長とのランチミーティングでアレルギーに対応した食料の備蓄なども要望した。
県が震災後、食物アレルギーを持つ人や家族に行ったアンケートでも「アレルギー対応非常食の備蓄をお願いしたい。手持ちだけでは心もとない」「どこにいけばアレルギーに対応した炊き出しが食べられるのか知りたい」などの声が寄せられた。(以下略)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20140111/CK2014011102000126.html
昆布のおにぎりも、原材料名を確認すると「乳、小麦、大豆由来原材料を含む」と表示されている
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20140111/images/PK2014011102100032_size0.jpg

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