理系にゅーす

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1: 名無しさん 2014/04/15(火)17:37:12 ID:WOxaIDFMB
抜粋
http://sankei.jp.msn.com/images/news/140415/wir14041514300001-p1.jpg
セントラルフロリダ大学の研究チームが、いわゆる「透明マント」の開発で革新的な成果を上げた。
可視領域の光を、従来よりも広い面積にわたって制御するナノ構造体の作製に成功したのだ。
http://www.shinshu-tabi.com/image16/kusatu001.jpg
透明化技術はこれまで、マイクロ波などのごく限られた波長域でのみ可能だった(なお、現実の透明化技術は、周囲の光を曲げることで物体を覆い隠すものが多く、したがって、見た目は透明というより、映画『プレデター』のような、液体の鏡に覆われた感じになる)。

デバシス・チャンダ率いるセントラルフロリダ大学の研究チームは、物体を見えなくする、漁網のような網の目構造のメタマテリアル(正確に言うと、負の屈折率のメタマテリアル)を作製し、『Advanced Optical Materials』の3月号で発表した。

このメタマテリアルは、銀と誘電体の複合膜を、ナノトランスファー(ナノ転写)プリンティングと呼ばれる技術を用いて、フレキシブル基板上に、広い面積にわたって転写したものだ。
中略
チャンダ氏のチームは、今後さらに研究を進めることで、戦闘機を覆い隠すのに使える、大面積の「透明マント」開発に成功する可能性がある。
この分野ではほかにも、デューク大学の電気工学チームが、3Dプリントしたポリマーを使ってマイクロ波を屈折させる透明マント技術を開発している。

また、BAEシステムズは2011年に、赤外線カメラ向けの「光学迷彩」技術「Adaptiv」を発表している(日本語版記事)。
この技術を使えば、熱追尾式ミサイルや赤外線カメラなどから車両等を見えなくするだけでなく、戦車を牛に見せかけるカモフラージュ映像を表示することも可能になる。

http://sankei.jp.msn.com/wired/news/140415/wir14041514300001-n1.htm

【すごい!】透明マント開発 クラスの男子全員がマントはおって女風呂にいけるレベルにの続きを読む

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1: 白夜φ ★ 2014/02/18(火) 14:46:01.17 ID:???
2014.2.18 TUE
脳は「顔文字」を、実際の顔と同様に認識

われわれの脳は顔文字に対して、実際の顔を見たときと同様に反応していることが研究で明らかになった。
文化がつくりだした神経反応だという。

『Social Neuroscience』誌に2月17日付けで発表された研究によると、コロンとカッコで表現された「顔文字」を見ることによって、現実空間で他人の顔を見たときに起きるものと同様の顔認識反応が、脳の後頭側頭回部に起きているという。

現在の米国で主流となっている「横向きの笑顔」の顔文字は、1982年に考案されたものだ。
その前から、活字による各種の顔文字や、1960年代に考案され、定番となっている、黄色の丸にふたつの目とひとつの口が笑っているスマイリーフェイスなどが登場していた。

いまではほとんどの米国人が、「:)」を笑顔だと瞬時に認識する。
ただし、この反応は生来のものではなく、どちらかといえば学習によるものだ。

さらに、すべての笑顔文字が同じというわけでもない。
研究では、神経反応は、人々が最も一般的な笑顔文字を見ている場合とそうではない場合とで大きく変化したとしている。
従来からある「:)」や「:-)」では、実際の顔の処理に使われるものと同じ顔固有のメカニズムが作動したが、標準ではない「(-:」では作動しなかったのだ。

この研究を行った豪フリンダーズ大学のオーエン・チャーチズ博士は、オーストラリア放送協会(ABC)に対して次のように述べている。
「赤ん坊が生まれながらにして持つような、顔文字に対する生来の神経反応は存在しない。
1982年よりも前には、『:-)』によって大脳皮質の顔認知領域が作動する根拠はなかった。
それが作動するようになったのは、この記号が顔を表すことをわれわれが学習したからだ。
これは、完全に文化がつくりだした神経反応だ。実に驚くべきことだ」

今後は、気になる人からの文章に出てくる「:)」について、誘惑されているのか、単に笑いものにされているのかを、脳が判断できるようになってくれるといいのだが。

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▽記事引用元 WIRED.JP 2014.2.18 TUE配信記事
http://wired.jp/2014/02/18/brain-smiley-emoticon-science/

▽関連リンク
Social Neuroscience
Volume 9, Issue 2, 2014
Emoticons in mind: An event-related potential study
http://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/17470919.2013.873737#.UwLw_GfNvIU

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1: 伊勢うどんφ ★ 2014/02/13(木) 23:33:30.23 ID:???
近畿大学は2月3日、スロベニア・リュブリャナ大学との共同研究により、結晶でも非晶質(アモルファス)物質でもない第3の状態として知られる、「準結晶」を形成する仕組みを発見したと発表した。

images (2)

成果は、近畿大 理工学部理学科 物理学コースの堂寺知成 教授、大城辰也氏(2011年同・大学理工学部理学科物理学コース卒業)、リュブリャナ大学シュテファン研究所のプリモシュ・ジハール博士らの国際共同研究チームによるもの。
研究の詳細な内容は、2月3日付けで英科学誌「Nature」に掲載された。

準結晶は、2011年にイスラエル工科大学のダニエル・シェヒトマン氏が「準結晶の発見」でノーベル化学賞を受賞したことにより、その存在を広く知られることになった第3の状態である。

固体の結晶形成については、例えばビリヤード台にぎっしり玉を並べると、玉の中心は正3角形や正6角形に並ぶことが知られている(画像1)。
そこで研究チームは今回、ビリヤード玉のような硬い玉を芯としてその周りに柔らかいスポンジの皮をつけたような物質を並べるとどのようになるか、数値シミュレーションを用いて調査を行った。

すると、皮の厚さや玉の密度が一定の条件を満たす時に、正10、12、18、24角形の対称性を持つ準結晶の様相が現れたのである(画像2・3)。
この結果により、これまでその存在のみが証明されていた準結晶が、どのような条件において形成されるかが明らかになったというわけだ。

今回の成果により、粒子の芯(コア)と皮(シェル)の厚さの比率、ならびにコア-シェル型粒子の密度をコントロールすることで、準結晶を自由自在に形成する可能性が示された形である。

準結晶構造は「フォトニックバンドギャップ」と呼ばれる、一定の周波数の光が存在できない領域を持ちやすいことが知られていた。
分子には「自己組織化」と呼ばれる、自ら秩序を持つ構造を作る性質があるが、この性質と組み合わせることによって、将来的には太陽電池や光回路、バイオセンサなどの開発に利用されることが期待されるとしている。

マイナビニュース 2/4
http://news.mynavi.jp/news/2014/02/04/073/index.html

近畿大プレスリリース
http://www.kindai.ac.jp/topics/2014/02/-3.html

NATURE
Mosaic two-lengthscale quasicrystals
http://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/full/nature12938.html

結晶でも非晶質でもない第3の状態、「準結晶」ができる仕組みを発見/近畿大などの続きを読む

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1: 伊勢うどんφ ★ 2014/01/27(月) 16:19:08.40 ID:???
 スティーヴン・ホーキング博士は、『arXiv』に公開した短い論文で、「光が無限に抜け出せない領域という意味でのブラックホールは存在しない」と主張している。


ブラックホールのイメージ。Image:NASA/Wikimedia Commons

著名な物理学者のスティーヴン・ホーキングは、『arXiv』に1月22日付けで公開した短い論文で、「(これまで考えられてきたような)ブラックホールは存在しない」と主張している。この現象は定義され直す必要があるのだと同氏はいう。

論文のタイトルは「Information Preservation and Weather Forecasting for Black Holes」(ブラックホールのための情報保存と天気予報)。
古典理論では、エネルギーと情報はブラックホールの「事象の地平面」を抜け出せないと主張されるが、量子物理学はそれが可能であると示唆されるというパラドックス(ブラックホール情報パラドックス)を取り上げている。

この難題に対するホーキング氏の答えは、ブラックホールは情報とエネルギーを消滅させるのではなく、新しいかたちでまた空間に開放するというものだ。同氏は、事象の地平線に替わる新しい境界として、量子効果で変動する「見かけの地平面(apparent horizon)」を提案している。

ピアレヴューを受けていないこの論文では、「光が無限に抜け出せない領域という意味でのブラックホールは存在しない」と結論されている。

しかし、ほかの物理学者たちからの反応は慎重だ。
カリフォルニア大学バークレー校の理論物理学者、ラファエル・ブソーはNature Newsで次のように語っている。
「ブラックホールを抜け出せなくなる地点は無い、という考え方は、ある意味、ファイアウォール(ブラックホールへ落ち込む観測者が事象の地平線、もしくはその近くで、高エネルギーな量子の壁に出くわすとされる仮想的な現象)よりも、さらに根源的で問題をはらんだ提案だ」

_

2014.1.27 16:00 産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/wired/news/140127/wir14012716000000-n1.htm

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