1: カーフブランディング(北海道) 2013/12/30(月) 09:35:01.15 ID:gYXA2Gwi0 BE:1428880695-PLT(13752) ポイント特典
インフルエンザ:昨季ワクチン効果低く 製造中、株が変質

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 昨シーズンのインフルエンザワクチンが、A香港型に対しては効果が低かった可能性があることが国立感染症研究所の調査で分かった。ニワトリの卵を使ったワクチンの製造中に起きるウイルス株の変質が大きかったためと考えられ、専門家は製造方法の見直しを求めている。

 季節性インフルエンザにはA香港型、Aソ連型、B型、H1N1型(2009年の新型インフルエンザ)がある。国は、シーズンごとに流行予測などからワクチンを作るウイルスを選定する。メーカーは、そのウイルスをニワトリの有精卵で培養して免疫をつける成分を取り出す「鶏卵培養法」で生産する。

 昨シーズンは、ワクチンを接種してもA香港型に感染する患者が多く、医師から効果を疑問視する声が上がっていた。同研究所の小田切孝人・インフルエンザウイルス研究センター室長らが、昨シーズンに流行したA香港型のウイルスと、ワクチン用に培養した後の成分を比べたところ、培養後は遺伝子配列が変わり、性質が大きく異なっていた。

 ワクチン生産の際、「卵順化(たまごじゅんか)」と呼ばれるウイルスを培養しやすくする工程で、性質が変わりやすいことが知られるが、昨シーズン選定したA香港型のウイルス株は特に変質が大きく、流行ウイルスへの防御効果が下がってしまったとみられるという。

 小田切室長は「鶏卵培養法では、変質は避けられない。動物などの細胞を使ってウイルス株を培養する細胞培養法であれば変質は少ない。生産方法の切り替えを急ぐべきだ」と話す。

http://mainichi.jp/select/news/20131230k0000m040078000c.html
http://mainichi.jp/graph/2013/12/30/20131230k0000m040078000c/image/001.jpg

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