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がん

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1: 白夜φ ★ 2014/02/10(月) 22:17:06.60 ID:???
山中所長:「iPS細胞にがん化リスクなど三つ誤解ある」
毎日新聞 2014年02月10日 21時14分


◇STAP細胞の開発に絡み、会見

iPS細胞(人工多能性幹細胞)を開発した京都大iPS細胞研究所の山中伸弥所長は10日、京都市内で記者会見し、理化学研究所などの研究チームによるSTAP細胞(刺激惹起(じゃっき)性多能性獲得細胞)の開発に絡み、「一般の人や報道は、iPS細胞の方ががん化のリスクが高く、作製が難しいなどと三つの誤解をしている」と指摘した。

山中所長が誤解だと指摘したのは▽iPS細胞はSTAP細胞よりがん化のリスクが高い
▽iPS細胞の作製効率は0.1%、STAP細胞は30%▽iPS細胞の作製はSTAP細胞より難しい??の3点。

がん化については、マウスのiPS細胞作製を発表した2006年当初は染色体に遺伝子を取り込ませる方法やがん遺伝子を使い、がん化の頻度は高かったが、現在はいずれも使っていないと説明。

効率についても、当初は約0.1%だったが、09年に20%に上昇させることに成功したと話し、STAP細胞は、酸に浸した後に生き残った細胞が約30%の確率で多能性を獲得するため、約10%とするのが正しく、このうち増殖する細胞になるのは1?2割程度だと指摘した。

作製の難しさは「iPS細胞は世界中の誰でもどこでもできる簡単な技術で、(別の万能細胞の)ES細胞(胚性幹細胞)の培養法などが応用できたため世界中で急速に普及した」と説明。
STAP細胞について「ES細胞やiPS細胞との互換性がないと、積み重ねられた研究成果が利用できない」と指摘した。【根本毅、堀智行】

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▽記事引用元 毎日新聞 2014年02月10日 21時14分配信記事
http://mainichi.jp/select/news/20140211k0000m040077000c.html

▽関連リンク
京都大学 iPS細胞研究所: CiRA(サイラ)
https://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/index.html

山中伸弥所長「iPSにがん化リスクなど三つ誤解ある」 STAP細胞の開発に絡み、会見/京都大iPS細胞研究所の続きを読む

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1: 白夜φ ★ 2014/02/09(日) 15:25:06.30 ID:???
肝臓がん発生の仕組み解明 愛知県がんセンター研究所

 
肝炎ウイルスによる慢性肝炎から肝臓がんを発症するメカニズムを愛知県がんセンター研究所(名古屋市)がマウスの実験で解明し、7日までに米学会誌に発表した。
遺伝子で「メチル基」という分子がくっつく「メチル化」と呼ばれる異常が起きるのが原因で、これを抑えれば、がんの発生を抑制できる可能性がある。

同研究所によると、肝臓がんは8割以上が、肝炎ウイルス感染後、慢性肝炎や肝硬変を経て発症する。
これまでウイルス感染後に遺伝子異常が起こることは分かっていたが、発症の仕組みは解明されていなかった。

2014/02/07 18:28 【共同通信】

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▽記事引用元 47NEWS 2014/02/07 18:28配信記事
http://www.47news.jp/CN/201402/CN2014020701002281.html

▽関連リンク
愛知県がんセンター
平成26年1月20日
愛知県がんセンター研究所の研究成果が最先端の消化器疾患研究を掲載する米国学会誌に掲載されました
「慢性肝炎から肝臓がんが発生するメカニズムについて画期的な知見を発見。今後の肝臓がん発生の予防に期待」
http://www.pref.aichi.jp/cancer-center/cc/press/pdf/260116epigenomics.pdf

肝臓がん発生の仕組み解明/愛知県がんセンター研究所の続きを読む

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1: 伊勢うどんφ ★ 2014/02/06(木) 12:27:39.03 ID:???
4日の「世界がんデー(World Cancer Day)」を前に国連(UN)は、2012年に世界で1400万人だったがん患者数が、2030年までに1.5倍増え、2160万人に達するとの予測を発表した。
その間、がんにより死亡する人は年間820万人から1300万人に増えるという。

 国連世界保健機関(World Health Organization、WHO)の付属機関である国際がん研究機関(International Agency for Research on Cancer、IARC)がまとめた報告書は、2030年までに世界人口は増えるとともに高齢化し、またリスクの高い生活習慣を持つ人が増えると述べている。がんは2011年に心疾患を抜いて、世界の死因の第1位となっている。

 WHOのマーガレット・チャン(Margaret Chan)事務局長は、全体的にがんによる打撃が最も大きいのは発展途上国で、貧困によってウイルス感染や別の疾患を治療できないために発症するがんと今もすでに闘っていると語った。

 また、貧困とは別に喫煙やアルコール摂取、加工食品、運動不足といった先進国的な生活習慣の変化も、がんの原因となっているという。
死亡する患者が最も多いがんの種類は肺がんで、全体の19.4%を占め、次いで肝がん9.1%、胃がん8.8%となっている。
中でも報告書は、たばこの売上増を目指す企業の戦略と肺がんの増加には「密接なつながり」があると指摘している

「世界がん報告書(World Cancer Report)」によると、がんの発症には地域差がある。
世界全体の患者数の60%以上、死亡例の70%以上はアフリカ、アジア、中南米で報告されている一方で、人口比を考慮すると、北米や西欧、日本や韓国、オーストラリアやニュージーランドといった高所得国で罹患(りかん)率が高い。

 2012年にがんと診断された新たな患者数は、全世界でアジアが半数近くを占め、その大半は中国だった。
次いで欧州が25%、北中南米が20%、アフリカ・中東が8%強。
しかし死亡した患者では、アジアが50%以上と突出し、欧州21.4%、北中南米16%、アフリカ・中東が約10%だった。

 発展途上国では、進行してしまってからがんと診断されることが多く、また治療も受けにくいと報告書は指摘している。

 IARCのクリストファー・ワイルド(Christopher Wild)事務局長は、がん対策で最も力を入れるべき点は予防だとし、「低・中所得国に今後、降りかかると予測されるとりわけ大きな重荷は、がん撲滅をほぼあり得ないものにしているし、高所得国でさえ上昇する治療費や介護費のコストへの対応に苦しむことになるだろう」と語った。

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AFP2月4日(火)18時31分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140204-00000025-jij_afp-int

がん患者数、2030年までに1.5倍に増加…国連調査の続きを読む

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1: デンジャラスバックドロップ(WiMAX) 2014/02/03(月) 20:26:56.64 ID:OAgOb7N5P BE:2252055555-PLT(14008) ポイント特典
がん患者に未承認薬投与=医師法違反容疑で元助教授逮捕-警視庁

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 医師免許を持たずに抗がん剤とする未承認薬を患者に注射するなどしたとして、警視庁生活環境課などは3日、薬事法と医師法の違反容疑で杏林大元助教授の会社社長高山精次容疑者(74)=東京都八王子市=を逮捕した。容疑を認めた上で「悪いことはしていない」と話しているという。

 逮捕容疑は、未承認薬「カルチノン」を、医師免許がないのに2012年8月~13年7月に都内の男性=当時(79)=ら3人にがん治療として計52回注射したほか、11年4月以降、新潟県や愛知県などの男女5人に計277本を約474万円で販売した疑い。

 都内の男性が「抗がん剤をカルチノンに切り替えたら、がんが増えた」などと同庁南大沢署に相談して発覚。男性はその後死亡した。

 同課などによると、高山容疑者は05年まで杏林大医学部助教授として実験動物施設などを担当。医学博士号や獣医師資格はあったが医師免許はなかった。1986年に牛の胸腺を原料にしたカルチノンを学会で発表。商品化を図ったが、製薬会社は効果がないと判断し実現しなかったという。(2014/02/03-19:54)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2014020300692


開発した未承認薬販売・投与、元助教授夫妻逮捕
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140203-OYT1T01064.htm
>開発した未承認薬をがん患者らに販売、投与したとして、警視庁は3日、元杏林大医学部助教授の>医薬品製造会社社長・高山精次容疑者(74)(東京都八王子市片倉町)を薬事法違反(無許可販売)と>医師法違反(無資格医業)の両容疑、妻諒子容疑者(73)を薬事法違反容疑でそれぞれ逮捕した。

自ら開発したがん未承認薬を販売・投与 元助教授と妻を逮捕 製薬会社「効果なし」と判断、商品化せずの続きを読む

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1: 伊勢うどんφ ★ 2014/01/28(火) 22:45:05.59 ID:???
鳥取大学は1月25日、クローニングしたRNA遺伝子に関連して発現変動する単一の「マイクロRNA」を悪性度の高い未分化がんに導入したところ、容易に悪性度を喪失させることができ、正常幹細胞へ形質転換できることを発表した。

成果は、鳥取大 医学部病態解析医学講座 薬物治療学分野の三浦典正 准教授らの研究チームによるもの。
研究の詳細な内容は、1月24日付けで英オンライン総合学術誌「Scientific Reports」に掲載された。

三浦准教授は、自身のクローニングした遺伝子がRNA遺伝子であり、がんの第1抗原と目されてきた「ヒトテロメレース逆転写酵素遺伝子(hTERT)」と関連して、特に未分化なヒトがん細胞において、その発現を制御させる性質を持つ特異な遺伝子として、また発がんやがんの悪性度に関わる遺伝子として機能解析をこれまでしてきた。

また、「未分化型悪性黒色腫」でも当該RNA遺伝子が増殖抑制できることを、製剤候補として「ハイドロゲル」や「アテロコラーゲン」を用いて確認してきた。

そして今回、そのRNA遺伝子を「shRNA法」という遺伝子発現を抑制する手法により、10種程度のヒトマイクロRNAによって発現変動することが究明されたのである。
そしてその1つ1つをがん細胞の中へ導入することで、最もがんを制御できる有効なものが検討された次第だ。
その結果「miR-520d」が三浦准教授らが"驚異的"とも表現する現象を誘導したのである。

2012年2月に、京都大学の山中伸弥教授らが当初iPS作製に使用した「293FT細胞」、または未分化な肝がん細胞、膵がん細胞、脳腫瘍、悪性黒色腫細胞で、球状の幹細胞または「がん幹細胞様」の細胞へ容易に変化させ、その細胞は「P53」というがん抑制遺伝子を高発現していることが見出されている。

それまでは、マイクロRNAのがんや再生医療の報告として、「miR-302」family、「miR-369」「200c」に関して多数種の併用でリプログラミングの試みがなされているが、1つでこのような効果をもたらす報告はなかった。

>>2に続く


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マイナビニュース 2014/01/28 11:36
http://news.mynavi.jp/news/2014/01/28/170/

日経プレスリリース
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=353873&lindID=5

サイレポ
Hsa-miR-520d induces hepatoma cells to form normal liver tissues via a stemness-mediated process
http://www.nature.com/srep/2014/140124/srep03852/full/srep03852.html

【癌は治る!?】癌は容易に正常細胞や良性細胞へ変換できることを発見/鳥取大の続きを読む

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1: 桂べがこφ ★ 2014/01/25(土) 21:45:56.91 ID:???0
"ビタミンD剤に病気予防効果なし、NZ研究"

ビタミンDのサプリメント(栄養補助食品)を摂取しても、心臓発作や脳卒中、がん、骨折の予防に目立った効果はないという研究結果が、24日の英医学専門誌ランセット(The Lancet)に掲載された。

ニュージーランド・オークランド大学(University of Auckland)のマーク・ボランド(Mark Bolland)研究員らは、ビタミンD剤でこういった健康問題のリスクを15パーセント以上軽減できるかどうか、40件の高品質の治験を対象に調査を行った。

既存の研究では、ビタミンD不足と健康障害には強い関連性があると指摘されていた。
しかし同誌の糖尿病・内分泌学編で発表されたこの新研究で、ビタミンDは健康状態の不良の結果不足するのであって、ビタミンDが足りないから不健康になるわけではないという見解が裏付けられた。
同論文の共同執筆者らは、これらの健康障害の予防策としてビタミンD剤を処方することの「正当性はほぼないに等しい」とまとめている。
(つづく)

2

2014年01月25日 16:40
http://www.afpbb.com/articles/-/3007229

The effect of vitamin D supplementation on skeletal, vascular, or cancer outcomes
: a trial sequential meta-analysis
http://www.thelancet.com/journals/landia/article/PIIS2213-8587(13)70212-2/abstract

ビタミンD剤に病気予防効果なし、足りないから不健康になるわけではないの続きを読む
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