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ガスクロマトグラフ

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~~引用ここから~~

1: TwilightSparkle ★@\(^o^)/ 2014/05/19(月) 17:55:13.71 ID:???.net
アメリカでは採用面接で尿検査をやる企業が多く、それに向けてドラッグ断ちする学生もいるようです。

これはその最前線の模様を伝えた記事なのですが、米ギズのコメント欄には「オフで何やろうと個人の自由だ、会社が首突っ込むことじゃない」と、むしろ尿検査の合法性を問題視する声が多く寄せられていて、「最初からやらなきゃいい」なんて書こうものなら…という雰囲気。温度差ありますよね。

言うまでもなく違法薬物所持は犯罪です。未成年でも捕まります。あくまでも「アメリカ人はこんなことまでやってるのか…」という知識としてどうぞ。

■尿検査のしくみ
違法薬物乱用を判定するアメリカで最もメジャーな方法は尿検査です。ドラッグの活性物資を体が消化する際に出る代謝副産物が尿に混じってないか、ラボで調べます。

と言っても、検出するのは活性物質のTHCではなく、THC-COOHという代謝物で、カットオフ値(陽性、陰性を分ける値のこと)は50ng/mLです。つまり尿1mlあたりの含有量が49ナノグラム以下であればパスです。

サンプルが届くと、ラボの技師はまず、サンプルを2つに分けます。最初の半分は免疫測定分析装置(体内で免疫体を形成させ、それを測定することで高分子を検出する装置)にかけ、これで陽性反応が出ると残り半分をガスクロマトグラフ質量分析器(GC-MS)にかけて結果を再確認し、代謝物…つまりドラッグの特定を行うのです。

THC-COOHは脂溶性で代謝がとてもノロいのです。アルコール、コカイン、メタフェタミン、アヘン、その他さまざまなドラッグは6~72時間以内に体内で消化されて排出されるのですが、THC-COOHは一度摂取すると5~90日間体内に留まります。それも大量に摂取すればするほど留まる時間は長くなるのが特徴です。

■3ヶ月やらない
最もシンプルな方法はやめることです。それも3ヶ月前に。

■30日間やらない
90日切ってしまった人がやるのが、これ。国が定めるカットオフ値50 ng/mL未満にTHC-COOH含有濃度を下げる方法です。そしてこれを早めるのに効果的なのが検査の3~4時間前に水を大量に飲むことです。

水が一番効果的。分量は2リットル。こうして尿を水で薄めるんです。ただし一度に水分を大量に摂取すると、希釈性低ナトリウム血症(水分過剰で体内の電解液のバランスが崩れ、脳の神経系が遮断されてしまう症状)に陥る危険性もあります。ごく稀にではありますが、まったく無いわけではありません。

さらに(こっちはよくある)、あまりに薄まり過ぎて検査にならない可能性もあります。これはサンプル中のクレアチン(筋肉から自然に分泌される代謝物)の濃度でやるかやらないかが決まります。で、見送りになった場合は再検査に呼ばれ、今度は見張りがついてる中での検査となります。時間稼ぎにはなりますが、体内から抜けるのにまだ30日以上かかる…という人は厳しいですね。

※記事の一部を引用しました。全文及び参考画像等はリンク先の元記事で御覧ください。
ソース:GIZMODO JAPAN 2014年05月18日 10時00分
http://www.gizmodo.jp/2014/05/post_14593.html
~~引用ここまで~~


引用元: 【薬学】 アメリカ人が採用面接の尿検査をパスするためやってること [GIZMODO]

アメリカ人が面接の尿検査をパスする方法 [GIZMODO]の続きを読む

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1: 白夜φ ★ 2014/02/04(火) 00:52:32.35 ID:???
森の香り成分、血中に 旭川医大、リラックス効果解明へ
2014/2/3 11:44  


森の中を歩くと「フィトンチッド」と呼ばれる森の香り成分が血中に取り込まれることを、旭川医大の中村正雄名誉教授らの研究チームが突き止めた。
国内で初めての研究成果とみられ、森林浴がリラックスにつながるメカニズムの解明に役立ちそうだ。

フィトンチッドはマツなどの樹木が放出する揮発性化学物質の総称。
アロマテラピーの精油に含まれることが多く、血圧低下や免疫力を高める効果も報告されている。

実験は昨年夏から秋にかけて北海道津別町の屈斜路湖周辺で行った。
森林を1時間歩いた男性4人の血液を10ミリリットルずつ採取。
ガスクロマトグラフ質量分析計で調べると、森を歩く前に比べて、フィトンチッドに当たる数種類の化学物質の濃度が高くなっていたという。

中村名誉教授は「フィトンチッドは肺で吸収された後、血液中で濃縮されているのではないか。
森を歩くと気分が良くなる理由を知る手掛かりになる」と話している。

結果は3月26日から大宮ソニックシティ(さいたま市)で開かれる日本森林学会大会で発表する予定。〔共同〕

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▽記事引用元 日本経済新聞web刊 2014/2/3 11:44配信記事
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0300N_T00C14A2CR0000/

▽関連リンク
一般社団法人 日本森林学会
http://www.forestry.jp/
旭川医科大学
http://www.asahikawa-med.ac.jp/

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