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デブリ

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~~引用ここから~~

1: Cancer ★@\(^o^)/ 2014/06/05(木) 23:50:40.85 ID:???.net
プラスチックでできた岩石がハワイの海岸で見つかった
Angus Chen, June 4, 2014 - 1:00pm

ハワイのカミロビーチで収集されたプラスティグロメレートのサンプル。
http://news.sciencemag.org/sites/default/files/styles/thumb_article_l/public/sn-plastiglomerate.jpg

プラスチックとは想像よりも長く付き合わないといけないようだ。埋立地の邪魔になったり、北極圏海氷にトラップされるだけでなく、そのうちの一部は岩石へと変わる。科学者たちによると新しいタイプの岩石はプラスチック、火山岩、海砂、貝殻、サンゴが互いに固結したもので、ハワイの海岸に形成され始めているという。

「この論文は興味深くて魅力的だ」とペンシルヴェニア大学の地球物理学者、ダグラス・ジェロルマック(Douglas Jerolmack)は話した(彼はこの研究に関わっていない)。
「これらのものが保存されるなら、世界中でいつ人類が地球を支配するようになり、大量のゴミを置き去りにしたかを示す良いマーカーとなるだろう」

ウェスタンオンタリオ大学(カナダ、ロンドン)の地質学者のパトリシア・コーコラン(Patricia Corcoran)と海洋学調査船アルギータ(Alguita)船長のチャールズ・ムーア(Charles Moore)は、ハワイ島の海岸に新しい岩石を発見した。これらの岩石を彼女らは「プラスティグロメレート」と名づけ、キャンプや釣りの人間が捨てたプラスチックが火の中で溶けたものから形成された可能性が高い、とチームは今月の「GSA Today」誌に報告した。山林火災や溶岩流などの熱源と「豊富なプラスチックデブリ」があるところはどこでも、「プラスティグロメレート形成の潜在性がある」、とコーコランは話した。
プラスチックが溶けると、岩石片、砂、貝殻デブリを互いに固めるか、あるいはプラスチックはより大きな岩石の中に流れ込んで割れ目や泡を埋め、一種のガラクタのフランケンシュタインを作ることがある。

コーコランによると一部のプラスチックはまだ、歯ブラシ、フォーク、ロープなど「考えつくあらゆるもの」として判別できる。いったんプラスチックが岩石やサンゴなど高密度の物質へと融合すると、海底に沈み、埋まって地質記録に保存される可能性は高まる。

コーコランらのチームはさらにこの岩石を求めてハワイ島のカミロビーチを詳細に調べ、調査した21地点全てでプラスティグロメレートを見つけた。彼女によると人々はすでに他のハワイ諸島の島でプラスティグロメレートを見つけていて、彼女は世界中の海岸にもっとたくさんあると予測しているという。プラスティグロメレートは広く分布しているが、今まで気づかれなかっただけである可能性が高い、と彼女は話した。

ジェロルマックは同意する。「世界中でゴミが大量に公然と埋められており、もっと多くの[プラスティグロメレートが形成される]溶けたプラスチック堆積物があるのが想像できるだろう」

この発見によって、自然プロセスにおける人類の甚大な影響が地球史の新しい時代、人類世(Anthropocene)の公式宣言を正当化するかという議論が加速する、とライセスター大学(英国)の古生物学者、ヤン・ザラシェヴィチ(Jan Zalasiewicz)は話した(彼はこの研究に関わっていない)。一般にプラスチックはあまりに普及しているため、野生動物の胃の中や海底など、たくさんの驚く場所から報告がある。1950年以来のプラスチック生産量は600万メトリックトン近くあり、地球全体をプラスチック・ラップでくるめるほどの量だ。プラスチックの豊富さと環境内での耐久性を合わせれば、それが化石記録に残る可能性は大きい、とザラシェヴィチは話した。「プラスティグロメレートをはじめ、プラスチックは人類世の開始を認知する重用なマーカーの一つだろう」
>>2以降につづく)

ソース:ScienceNOW(June 4, 2014)
Rocks Made of Plastic Found on Hawaiian Beach
http://news.sciencemag.org/earth/2014/06/rocks-made-plastic-found-hawaiian-beach

原論文:GSA Today
Patricia L. Corcoran, Charles J. Moore, Kelly Jazvac
An anthropogenic marker horizon in the future rock record
http://www.geosociety.org/gsatoday/archive/24/6/article/i1052-5173-24-6-4.htm

引用元: 【地質学】プラスチックゴミででできた新タイプの岩石が発見された

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1: そーきそばΦ ★ 2014/01/09(木) 12:23:15.19 ID:???0
人工衛星やロケットの残骸など、宇宙空間を漂う無数のデブリ(宇宙ごみ)を取り除くための実験が2014年早々、宇宙空間で本格的に始まる。高速で飛ぶデブリに網状のアルミ製ワイヤを接続して発生する磁力で減速させて大気圏に落とす。

デブリ除去のためのワイヤを宇宙空間で展開するのは世界初の試み。その最先端技術を支えているのは中小規模の町工場の力だ。

 2004年4月、広島県福山市を本拠とする「日東製網」(本社・東京)に宇宙航空研究開発機構(JAXA)から問い合わせがあった。
「金属のひもで網が編めますか?」。質問したJAXAの河本聡美・主任研究員は「メーカーに片っ端から協力を依頼して何度も断られた。
わらをもつかむ思いだった」と振り返る。漁網が主力製品の同社の技術者らは、不思議に思いながらも引き受けることにした。

 上空700~1000キロに集中しているデブリは過去に打ち上げた人工衛星やロケットの部品が大半で、超高速のため宇宙船にぶつかれば大事故になる。全体の数は1億個以上。
危険な10センチ以上のデブリ約2万2000個は動向が把握されているが、年々増える小さな破片は既に対策が不可能な量という。
09年に起きた米国とロシアの衛星衝突事故以降は特に増加ペースが加速しているが、人工衛星による回収実績はこれまでわずか数個にとどまっている。

毎日新聞 1月9日(木)12時19分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140109-00000041-mai-sctch
(続)
images (1)

宇宙空間を漂う無数のデブリ(宇宙ごみ) 魚網で除去へ 町工場とJAXA協力の続きを読む

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1: sin+sinφ ★ 2013/12/31(火) 17:57:21.05 ID:???
宇宙空間に打ち上げられた衛星は自らの運用期間を終えたあとも何十年もの間、停止した状態で軌道上に残り続ける。
それらはスペースデブリとなり、他の宇宙船や衛星と衝突する危険性がある。
しかし、今回寿命を終えた衛星を低軌道上から離脱し、大気圏へ突入させる新たなシステムをもつ衛星をESAが開発している。
これは衛星を用いたデブリ除去において世界で初めての試みとなるだろう。

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ゴッサマー(クモの巣)と呼ばれる超小型衛星は本体の大きさ15x15x25 cm、重量2kgと非常にコンパクトであり、数分程度で5×5 mの帆を広げることができる。
この展開可能な「クモの巣」衛星を機能停止した衛星に取り付けることで、大気による空気抵抗や太陽から放出された光子の反射による太陽輻射圧を受ける。
したがって、このソーラーセイルによる力を衛星の推進力に変えることで大気圏へ再突入させ、共に燃え尽きることができる。

このデブリ対策衛星「ゴッサマー・デオービット・セイル(Gossamer Deorbit Sail)」は約700kgまでの衛星を大気圏内に落とすことが可能であり、セイル部は非常に軽量なカーボンファイバー製のブームにわずか数μm程度の薄さのアルミニウムで処理されたカプトンフィルムでできた帆が取り付けられている。
これは人の髪の毛の直径の太さと同じくらいの厚さしかない。

「クモの巣」衛星はESAの電気通信システムズ(TCS)先端的研究プロジェクトの資金の元、サリー大学の宇宙センターにて開発されており、すでに軌道上の一連の実証実験を終えている。
さらに、衛星電話や低速データ通信を提供するイリジウムやオーブコム、グローバルスターのような通信衛星が位置する高度700km程度の地球低軌道で利用することを予定している。

ESAが2008年にスペースデブリ対策として提案したヨーロッパにおける行動模範では、運用を終えて25年以内に軌道から離脱し、他の衛星との衝突事故が起こらないように努める必要があると決められた。

そこで、高度750kmで周回する衛星は何も対策を施さなければ、1、2世紀ものあいだ高速で漂い続けるのだが、大きな帆を取り付け、光圧や大気の抗力を利用することで25年程度で高度を下げ、大気圏に再突入させることが可能だという。
もし仮に同様な効果を生む推進剤を積ませるならば、衛星の総質量の10倍もの燃料が必要になってくる。

2014年中に実証衛星が打ち上げられ、数週間にわたってソーラーセイル推進の検証を行う予定だ。
その後、大気の抵抗を十分受けられるようセイルの向きを調整し、軌道を逸らす実証に挑む。高度600m程度では非常に希薄な大気であるのだが、十分な抵抗を受けるため、2~12か月以内に落下し燃え尽きさせることが可能だという。

最後に、サリー大学の技官であるラパス・バイオス教授は「私たちはこのESAの「クモの巣」衛星のデザイン、製造および試験を世界で一番初めに実証することができ、大変嬉しく思います。
このプロジェクトは、低コストで寿命を終えた衛星を軌道から離脱させるシステムのデザインが可能であると示しただけでなく、有形の製品として商用利用に結びつけることができるでしょう。」
とコメントしている。


イメージ:Image credit : ESA
【画像1】
http://astropreneur.jp/wp-content/uploads/2013/12/Solar_sails_a_future_energy_source_for_spacecraft-e1388332461907.jpg

【画像2】
http://astropreneur.jp/wp-content/uploads/2013/12/ESA_gossamer_deorbit_sail_testing.jpg


ソース:ESA欧州宇宙機関、スペースデブリ対策に用いる超小型衛星「クモの巣」衛星を開発 /astropreneur.jp
http://astropreneur.jp/archives/1819

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