1: チリ人φ ★ 2014/03/05(水) 21:03:34.06 ID:???
二つのことを同時にすると、どちらも中途半端になる原因をニホンザルの脳の活動から、京都大こころの未来研究センターの船橋新太郎教授と渡邉慶・元研究員のグループが解明した。二つの課題に対応するそれぞれの神経細胞が、互いに干渉し合うためという。英科学誌ネイチャー・ニューロサイエンスで3日発表する。

■神経細胞互いに干渉

車を運転中に助手席の人と込み入った話をすると、ブレーキを踏むのが遅れたり、きちんと答えられなかったりする。このような現象は「二重課題干渉」と呼ばれるが、脳でどのようなことが起きているかは、よく分かっていなかった。

グループは、ニホンザルに記憶と注意に関する課題を同時にさせ、大脳(前頭連合野)の動きを調べた。
それぞれの課題を担う神経細胞の活動は、課題が一つだけの場合に比べて大幅に低下していた。

船橋教授は「神経細胞が互いの活動を制限し合っているのではないか」と話している。

http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20140303000035


Neural mechanisms of dual-task interference and cognitive capacity limitation in the prefrontal cortex :
Nature Neuroscience : Nature Publishing Group
http://www.nature.com/neuro/journal/vaop/ncurrent/abs/nn.3667.html

【脳科学】二つのことを同時にすると、どちらも中途半端に…脳レベルの原因解明 各課題に対応する神経細胞が相互に干渉か/京大の続きを読む