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冥王星

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1: Cancer ★@\(^o^)/ 2014/06/17(火) 23:57:37.16 ID:???.net
ハッブル望遠鏡が冥王星に向かう探査機のために次の標的を探すことになった

Eric Hand, June 16, 2014 - 12:00pm

冥王星に接近するニューホライズンズ宇宙機の想像図
http://news.sciencemag.org/sites/default/files/styles/thumb_article_l/public/NewHorizonsatPluto.jpg

太陽系外縁部を探査するNASAのミッション、ニューホライズンズはハッブル宇宙望遠鏡のまとまった使用時間を与えられた。2015年7月に冥王星を高速で通過した後、宇宙機がその次に調査する氷天体候補の探索が窮地に陥っていて、それを手助けするためだ。NASA本部が今日発表した。

ミッションチームは今のところ追跡研究するのにふさわしいカイパーベルト天体(KBO)を見つけられていない。だが限られた燃料供給での軌道修正を計画できるようにするには少しでも早く見つける必要がある。

今週はじめ、ミッションチームは40周回のハッブル時間を望遠鏡を運用する宇宙望遠鏡科学研究所(STScI、メリーランド州ボルティモア)所長の裁量予算から得ることになった。
望遠鏡は地球を周回するのに97分かかるが、この時間の大部分で意図した標的が地球に遮られるために、各周回は約1時間の観測に相当する。

研究者たちはこの時間を使って宇宙機のスラスターの範囲内の宇宙領域を調査することになる。18人の天文学者からなる時間割り当て委員会(TAC)は最初の調査が相当な数のKBO候補を見つけた場合に、ニューホライズンズチームに追加で120周回を与える。第一候補が見つかった場合、そのKBO天体を確実にするための詳細な研究にチームはさらに30周回の時間を得られる。「宇宙学者や太陽系、系外惑星の人も皆、TACはこのプログラムを強く支持した」とSTScIの科学ミッションオフィスのトップである、ニール・リード(NeillReid)は話した。「これはそこを訪れる一遇のチャンスだ」

一つの大きな問題は、明るくて星で満ちた天の川の中心が調査領域の真後ろにあって、微かなKBOsを際立たせるのを難しくしていることだ。ミッションチームはすでに地球上で最大の地上望遠鏡のいくつかで何十夜もの時間を認められてきたが、その甲斐はなかった。
リードによると、ハッブルの明瞭な視野と背景が宇宙から見るほうが少し暗いことにより、チームはハッブルでチャンスが増えるはずだという。しかし成功は約束されていない――
KBOはニューホライズンズが2006年に打ち上げられた時にミッションの科学者たちが考えていたよりはるかに少ないことが判明している。「それは太陽系が協力してくれるかどうかにかかっている」とリードは話した。「彼らが地上からできる限りのことをしたことがよく伝わった」

ハッブルの時間をめぐっては激しい競争があり、TACがニューホライズンズチームからの長期使用申請を却下するのではないかと心配する観測者もいた。このジレンマは科学歳出を担当する上院のサブ委員会の関心も引いた。議長はバーバラ・ミクルスキ上院議員(民主党メリーランド州)で、彼女の州にはSTScIと、ニューホライズンズミッションを運用するジョンズ・ホプキンス大学応用物理学研究所の 両方がある。今月はじめにミクルスキの委員会が承認したNASAの支出法案に添付された報告の中で、議員たちはKBO探索の拡大を支持している。「委員会はニューホライズンズ探査可能な潜在的標的が存在するかどうかを決定する目的で、宇宙機が通過できるアクセス可能な宇宙領域を調査することを強く支持する」とパネルは述べている。

ソース:ScienceInsider(June 16, 2014)
Hubble telescope to look for follow-on target for Pluto-bound probe
http://news.sciencemag.org/space/2014/06/hubble-telescope-look-follow-target-pluto-bound-probe

プレスリリース:NASA(June 16, 2014)
NASA Hubble to Begin Search Beyond Pluto for a New Horizons Mission Target
http://www.nasa.gov/press/2014/june/nasa-hubble-to-begin-search-beyond-pluto-for-a-new-horizons-mission-target/index.html

~~引用ここまで~~


引用元: 【宇宙】ニューホライズンズ探査機 冥王星の次の標的をハッブルが探す

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~~引用ここから~~

1: Cancer ★@\(^o^)/ 2014/06/18(水) 07:56:00.27 ID:???.net
衛星カロンに地下海はあったか 答えは来夏の冥王星探査で

【2014年6月17日 NASA】

2015年7月に探査機「ニューホライズンズ」が冥王星に到着するのを前に、衛星カロンの過去と現在の地表の状態を結びつけるモデルが発表された。もしカロンの表面に割れ目が見つかれば、その地下にかつて海があった可能性を示す材料となるかもしれない。

冥王星の衛星から見た風景(CG図)。中央右が冥王星、その右がカロン。
http://www.astroarts.jp/news/2014/06/17charon/pluto.jpg

NASAの探査機「ガリレオ」が撮影した木星の衛星エウロパ。
http://www.astroarts.jp/news/2014/06/17charon/europa.jpg

かつては惑星だったが今では準惑星に分類される冥王星は、太陽からの距離が太陽~地球の距離の約30倍から50倍も離れている。表面温度は摂氏マイナス229度で、とても表面に液体の水は存在しそうにない。

もちろん、衛星も極寒の世界である。冥王星にはこれまでに5つの衛星が見つかっており、そのうち最初に見つかったカロンは冥王星に対する質量が8分の1もある大型の衛星だ。

現在、冥王星とカロンは常にお互いに同じ面を向け、安定した真円の軌道を回っているが、この状態に至るまでにカロンは細長い楕円軌道を回っていた時期があったと考えられている。そのような時期には潮汐変形で熱が発生し、カロン内部に液体の海が存在した可能性もあるという。

NASAのAlyssa Rhodenさんらは、カロンの軌道の変化と、それに伴って作られる地表の割れ目がどのようなものかについていくつかのパターンのモデルを作成した。

続きはソースで

ソース:アストロアーツ(2014年6月17日)
衛星カロンに地下海はあったか 答えは来夏の冥王星探査で
http://www.astroarts.co.jp/news/2014/06/17charon/index-j.shtml

原論文:Icarus
Alyssa Rose Rhoden, Wade Henning, Terry A. Hurford, Douglas P. Hamilton.
The interior and orbital evolution of Charon as preserved in its geologic record.
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S001910351400222X

プレスリリース:NASA(June 13, 2014)
Cracks in Pluto's Moon Could Indicate it Once Had an Underground Ocean
http://www.nasa.gov/content/goddard/cracks-in-plutos-moon-could-indicate-it-once-had-an-underground-ocean/index.html
~~引用ここまで~~


引用元: 【惑星科学】衛星カロンに地下海はあったか 答えは来夏の冥王星探査で

来夏の冥王星探査で衛星カロンに地下海が存在したかがわかる!?の続きを読む

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1: Cancer ★@\(^o^)/ 2014/06/08(日) 18:00:01.75 ID:???.net
冥王星とその衛星は大気を共有して寄り添っている

Ker Than, 15:44 06 June 2014

初の大気を共有する惑星と衛星?(画像:ESO)
http://www.newscientist.com/data/images/ns/cms/dn25684/dn25684-1_300.jpg

冥王星に寄り添う。冷たくて遠い準惑星は最大の衛星と薄い外套を一緒に着ているらしい。

シミュレーションは冥王星大気から窒素が衛星カロンに溢れ出ていることを示唆している。
これが確認されれば、冥王星とカロンは大気を共有する惑星と衛星の初めての例となる。

カロンは冥王星のほぼ半分の大きさで、冥王星を回る軌道は地球を回る月よりずっと近い。
1980年代の研究は2つの天体がガスを交換している可能性があることを示唆していたが、その研究は冥王星の大気が主にメタンから成り、ガスが比較的高い速度で脱出していると仮定していた。

天文学者たちは地球の望遠鏡を使って冥王星から来る光を詳細に観測し、それをスキャンしてこの準惑星の組成についての手がかり得た。冥王星の大気は主に窒素から成ることと、脱出速度が低いことが判明した。窒素はメタンより重い。「人々はカロンがこのプロセスで大気を得ていたとしても、それは検出するには薄すぎると考えていた」とヴァージニア大学(シャーロッツヴィル)のロバート・ジョンソン(Robert Johnson)は話した。

◆膨れた大気

今回、ジョンソンらのチームは冥王星の上層大気に関するモデルを更新し、窒素分子が動いて互いに衝突する振る舞いを考慮するようにした。彼らのシミュレーションはこの準惑星の大気が今までの考えより温かく、以前の予測より3倍も厚いことを示唆した。

それはガスの一部がカロンの重力に引っ張り込まれ、それを薄く覆うのに十分な空間まで広がることを意味する。NASAのニューホライズンズ宇宙機は2015年7月に冥王星系を通過する予定だ。搭載されている装置は、カロン周囲に大気が存在すれば検出してその組成を解明することができる、とミッションリーダーでサウスウェスト研究所(コロラド州ボルダー)のアラン・スターン(Alan Stern)は話した。

カロン周囲のガスの性質と濃度を知ることは、この衛星の大気が冥王星から引き込まれたのか、あるいは他の方法で作られたのかを決定するのに不可欠だ。カロン内部からのガスが間欠泉や通気口を通って脱出して薄い大気を作っている可能性もある。スターンの最新の研究はカロン表面への彗星衝突がガスの雲を放出して痕跡的大気を作ることを示している。

だが冥王星とカロンがとばりを共にしていたら、この準惑星系は2つの天体間でガス転移が起こりうる実例となり、銀河の他の場所で起こる現象のモデル改訂をうながすだろう。

「連星や主星の近くに位置する地球外惑星の場合など、天文学ではそれは常に起こっていると考えられている」とジョンソンは話した。「計算とコンピュータモデルは一つの可能性だ。だが我々には宇宙機があり、フライバイして我々のシミュレーションを直接テストしてくれる。とてもエキサイティングだ」

ソース:NewScientist(06 June 2014)
Pluto and its moon snuggle under a shared atmosphere
http://www.newscientist.com/article/dn25684-pluto-and-its-moon-snuggle-under-a-shared-atmosphere.html

原論文1:Icarus
O.J. Tucker, R.E. Johnson, L.A. Young. Gas Transfer in the Pluto-Charon System: A Charon Atmosphere.
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0019103514002462

原論文2:Icarus
S. Alan Stern, et al. Transient atmospheres on Charon and water?ice covered KBOs resulting from comet impacts.
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0019103514001304
~~引用ここまで~~


引用元: 【惑星科学】冥王星とカロンは大気を共有しているのか

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1: Cancer ★@\(^o^)/ 2014/05/22(木) 23:44:01.58 ID:???.net
冥王星に向かう探査機が危機に直面している

NASAの科学者たちは間もなくの到着に合わせて太陽系外のカイパーベルトにある天体を見つけようと急いでる。

Alexandra Witze, 20 May 2014

ニューホライズンズ探査機(想像図)は来年7月に冥王星とその衛星カロンを通過する予定だ。
http://www.nature.com/polopoly_fs/7.17466.1400595122!/image/1.15261.jpg_gen/derivatives/landscape_630/1.15261.jpg

地球からほぼ43億キロメートル、冥王星への旅路のほとんどを消化したNASAの宇宙探査機ニューホライズンズはミッションの半分の機会を逸する危機に瀕している。探査機が冥王星を通過した後にフライバイする太陽系外の氷天体をプロジェクトマネージャーたちが定めるまでのデッドラインが迫っている。

カイパーベルト天体(KBO)への訪問はつねに、2006年に始まったニューホライズンズの7億USドルの旅の重要な部分であった。しかし天文学者たちが現在の地上の望遠鏡を使った戦略で適切なKBOを見つけられる見込みはわずかしかない。そして衛星軌道にあるハッブル宇宙望遠鏡の時間確保は保証されてるとはとても言えない。

ニューホライズンズは2015年7月に冥王星をフライバイする。そのすぐ後にエンジンを噴かせて、選ばれたKBOをフライバイするための軌道に乗らなくてはいけない。ニューホライズンズがそのターゲットに正確に狙いをつけて届くのに必要な軌道を決めるには、プロジェクトの科学者たちは数ヶ月以内にKBOを定めなくてはいけない。

「進行は遅れている」と惑星科学研究所(アリゾナ州ツーソン)の所長、マーク・サイクス(Mark Sykes)は話した。彼はこのミッションに関与していない。「失われる科学的知見について語っているのではない。我々の投資の見返りの獲得について語っている」

ニューホライズンズの科学者たちは160個の天体の観測するだけの時間を応募超過がひどいハッブルに要望している。すでに運用中のNASAのミッションでは珍しい要求だ。ハッブルの時間を割り当てる委員会は6月13日までに決定を下すことになっている。

冥王星とKBOという、ニューホライズンズの二つのターゲットはそれぞれ違った成果が期待されている。「二つの違った科学コミュニティがそれを楽しみにしている」とミッションの共同研究者でローウェル天文台(アリゾナ州フラッグスタッフ)のウィル・グランディ(Will Grundy)は話した。冥王星フライバイはこの地質学的に活発な世界とその衛星を至近距離から見せてくれるだろう。2~3年後のKBO訪問(図参照)では、この始原的な氷天体の一つ(太陽系の初期を封じ込めたタイムカプセル)をこれまでで最も良く観察することができるだろう。

NASAのニューホライズンズ探査機は2015年7月に冥王星を通過した後に研究するカイパーベルト天体を定めようと苦闘中だ。
http://www.nature.com/polopoly_fs/7.17477.1400595132!/image/Horizon.jpg_gen/derivatives/landscape_630/Horizon.jpg

理論上は、プロジェクトの科学者たちがはるか以前に適切なKBOを定めているはずだった。
しかし彼らは2011年まで主要な調査を延期して、ニューホライズンズが冥王星接近後に到達できる宇宙空間の狭い円錐にすべてのターゲットとなりうるKBOが収束し始めるのを待った。グランディによると、2011年以前にそれらを探し始めるのは不可能だったという。
それらが広大な空に散らばりすぎているからだ。

続きはソースで


ソース:Nature News(20 May 2014)
Pluto-bound probe faces crisis
http://www.nature.com/news/pluto-bound-probe-faces-crisis-1.15261

引用元: 【宇宙】冥王星に向かう探査機ニューホライズンズに試練

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