1: ぱぐたZ~時獄篇◆fEbKMTmIyQ 2014/03/28(金)08:32:56 ID:oDzWJHQQN
理化学研究所(理研)バイオリソースセンター(茨城県つくば市)は二十六日、胃がんの細胞として研究用に提供していた細胞が、実は十二指腸がんの細胞だったと、ホームページで公表した。
間違った期間は少なくとも十年にわたり、この細胞を利用した研究の信頼性に影響が出る可能性がある。
理研によると、問題の細胞はAZ521といい、一九八九年に国内で独自にできた胃がんの細胞株として論文発表された。二〇〇四年に東北大細胞バンクから理研に移管され、そのときはすでに取り違えられていたらしい。最近の遺伝子検査で、十二指腸がんの細胞であることが分かった。
取り違えの時期や原因は分からないという。
AZ521は全国の大学や企業で使われている。ピロリ菌が胃がんを発症する仕組みや、胃がんの判定法といった基礎研究から、ビタミンCが胃がんに効果がある、ホップがピロリ菌の毒素を抑える、といったがん抑制の研究にも用いられている。
胃がんはがんの代表格だが、十二指腸は消化器の中ではがんになりにくく、十二指腸がんは患者数が少ないまれな病気とされる。
中村幸夫・理研細胞材料開発室長は「理研からの提供は四十件。研究に大きな影響を与えなかったことを祈るばかりだ。AZ521の利用はやめてもらい、代替品を無償で提供する」としている。
ソース:東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014032802000113.html
間違った期間は少なくとも十年にわたり、この細胞を利用した研究の信頼性に影響が出る可能性がある。
理研によると、問題の細胞はAZ521といい、一九八九年に国内で独自にできた胃がんの細胞株として論文発表された。二〇〇四年に東北大細胞バンクから理研に移管され、そのときはすでに取り違えられていたらしい。最近の遺伝子検査で、十二指腸がんの細胞であることが分かった。
取り違えの時期や原因は分からないという。
AZ521は全国の大学や企業で使われている。ピロリ菌が胃がんを発症する仕組みや、胃がんの判定法といった基礎研究から、ビタミンCが胃がんに効果がある、ホップがピロリ菌の毒素を抑える、といったがん抑制の研究にも用いられている。
胃がんはがんの代表格だが、十二指腸は消化器の中ではがんになりにくく、十二指腸がんは患者数が少ないまれな病気とされる。
中村幸夫・理研細胞材料開発室長は「理研からの提供は四十件。研究に大きな影響を与えなかったことを祈るばかりだ。AZ521の利用はやめてもらい、代替品を無償で提供する」としている。
ソース:東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014032802000113.html
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