理系にゅーす

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検出

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1: 伊勢うどんφ ★ 2014/02/25(火) 18:41:25.97 ID:???
理化学研究所(理研)と東京大学は2月20日、新物質のトポロジカル絶縁体(Bi1-xSbx)2Te3薄膜とインジウムリン(InP)半導体を接合した素子を用い、トポロジカル絶縁体に特徴的なディラック状態を固体と固体の界面で検出したと発表した。

同成果は、東京大学大学院 工学系研究科 物理工学専攻の吉見龍太郎博士課程大学院生(強相関物性研究グループ 研修生)、菊竹航氏(強相関理論研究グループ 研修生)と、東京大学大学院 工学系研究科の塚﨑敦特任講師(現東北大学 金属材料研究所 教授および理研 客員研究員)、ジョセフチェケルスキー特任講師(現マサチューセッツ工科大学 准教授および理研 客員研究員)、理研 創発物性科学研究センター 強相関界面研究グループの高橋圭上級研究員、川﨑雅司グループディレクター(東京大学大学院 工学系研究科 教授)、強相関物性研究グループの十倉好紀グループディレクター(東京大学大学院 工学系研究科 教授)らによるもの。

詳細は、英国の科学雑誌「Nature Materials」に掲載される予定。

近年見いだされたトポロジカル絶縁体は、内部が絶縁状態で、表面が特殊な金属状態を示す新しい物質である。
特に、表面の金属状態はディラック電子が存在するディラック状態で、光学特性や熱特性、力学特性などに優れたナノ炭素材料のグラフェンにも見られるものである。
ディラック電子は、固体中で質量がなく、不純物の影響も小さいため、従来の半導体よりも高速で固体内を動くことができる。

この特性から、トポロジカル絶縁体は低消費電力素子としての応用が期待され、活発に研究が行われている。
しかし、これまでトポロジカル絶縁体のディラック状態は、真空と固体との境界である表面で実験的に検出されたことはあったが、実際に固体素子へ適用する上で、
必要となる固体と固体との界面では、ディラック状態の検出やその性質についての報告はなかった。

研究グループは、トポロジカル絶縁体の1つである(Bi1-xSbx)2Te3薄膜を既存の半導体材料のインジウムリン(InP)基板上に単結晶成長させ、両者を接合した素子を作製した。
そして、同素子に対して、物質界面の電気的特性を評価し、界面電子の状態を調べることが可能なトンネル伝導測定を行った。


まず、トンネル電流の大きさを磁場と電圧に対して調べた。
その結果、磁場を加えるに伴い、トンネル伝導度の変化量が電圧に対して振動する様子が観測された。
この振動はランダウ量子化と呼ばれる現象によるもので、電子の性質を調べる重要な手掛かりとなる。
さらに、この振動のピーク電圧の磁場変化を調べたところ、磁場の平方根に比例してピーク電圧が変化することが分かった。
この振る舞いはディラック電子に特徴的な振る舞いであり、検出された界面の電子状態がディラック状態であることを示している。

>>2に続く

マイナビニュース 2014/02/21 18:39
http://news.mynavi.jp/news/2014/02/21/477/

プレスリリース
http://www.riken.jp/pr/press/2014/20140220_2/digest/
http://www.riken.jp/pr/press/2014/20140220_2/

Nature Materials
Dirac electron states formed at the heterointerface between a topological insulator and a conventional semiconductor
http://www.nature.com/nmat/journal/v13/n3/abs/nmat3885.html
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トポロジカル絶縁体のディラック状態を固体と固体の界面でも検出、理研などの続きを読む

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1: ◆SWAKITI9Dbwp @すわきちφφ ★ 2014/02/20(木) 19:49:13.30 ID:???
【概要】
京都産業大学の新中善晴 (しんなか よしはる) さん (同大学院・博士後期課程3年次) と河北秀世 (かわきた ひでよ) さん (同大学神山天文台・台長 / 同大学・理学部教授) を中心とする研究チームは、2013年11月にすばる望遠鏡の高分散分光装置 (HDS) を用いてアイソン彗星を観測し、単独の彗星としては世界で初めて 15NH2 (アミノ・ラジカルの窒素同位体) の検出に成功しました (図1)。

15NH2 は彗星に含まれる窒素の主な担い手であるアンモニア分子の由来を知る上で手がかりとなる物質です。
今回の観測により、単独の彗星においてもアンモニア分子の窒素同位体比 (14N/15N 比) は、太陽や地球大気の値に比べて「15N がより多く濃集している」ことが明らかになりました。

また、分子雲環境との比較から、今回の観測結果は、彗星に含まれているアンモニア分子が、低温度の星間塵表面で形成されたことを示唆しています。
さらに本研究結果は、彗星に取り込まれたアンモニア分子の形成温度 (約 10K) は従来考えられていた温度 (約 30K) より低いことを示唆しており、太陽系形成期の温度環境について再検討を迫る成果です。

国立天文台
http://subarutelescope.org/Pressrelease/2014/02/19/j_index.html
http://subarutelescope.org/Pressrelease/2014/02/19/fig1j.png
図1:アイソン彗星の NH2 輝線 (NH2 が特定の波長で放つ光特定の波長で放つ光) を拡大したスペクトル (波長ごとの放射の強度)。赤色の実線は観測スペクトル、緑色の破線は誤差を示します。
右図の青色の実線は今回単独彗星として世界初の報告例である 15NH2 輝線を、左図は 14NH2 輝線を示します (それぞれ黒色の矢印で示されています)。

背景画像は、ハワイ時間11月5日明け方にすばる望遠鏡に搭載された別の観測装置 (HSC) で取得されたアイソン彗星の写真 (すばる望遠鏡2013年11月17日プレスリリース)。
今回の観測では、四角で囲まれた彗星核付近の分光観測が行われました。
スペクトルのみの画像はこちら。(クレジット:国立天文台)
http://subarutelescope.org/Pressrelease/2014/02/19/fig1rj.png

Astrophysical Journal Letters (2014年2月20日発行)
「14NH2/15NH2 ratio in Comet C/2012 S1 (ISON) observed during Its Outburst in 2013 November」
http://iopscience.iop.org/2041-8205/782/2/L16/article

(詳しくはリンク先を参考にしてください)
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すばる望遠鏡、アイソン彗星のアンモニアから太陽系誕生の「記憶」をたどる…京都産業大などの続きを読む

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1: ◆HeartexiTw @胸のときめきφ ★ 2014/02/23(日) 22:14:49.81 ID:???0 BE:137168922-PLT(12557)
埼玉県羽生市の水族館の池で、約500匹の魚が死んでいるのが見つかりました。

23日午前8時20分ごろ、羽生市のさいたま水族館で、飼育員の女性が開館前の見回りをしていたところ、約800平方メートルの池で飼育・展示しているチョウザメやコイなどの魚、約500匹が浮かんで死んでいるのを見つけました。

埼玉県が水質検査を行った結果、0.1ppmから0.2ppmの濃度の塩素が検出されました。

image

*+*+ tv asahi +*+*
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000021986.html

水族館で魚500匹死亡…塩素検出…故意の犯行か - 埼玉の続きを読む

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1: ダイビングフットスタンプ(WiMAX) 2014/01/27(月) 10:05:12.25 ID:VfpjY/36P BE:1891726373-PLT(14008) ポイント特典
インフル:唾液から検出する新技術 従来より精度50万倍
毎日新聞 2014年01月27日 05時00分(最終更新 01月27日 07時07分)

 人の唾液からインフルエンザウイルスを検出する技術を持つ鹿児島大学(鹿児島市)発祥のベンチャー企業、スディックスバイオテック(社長・隅田=すだ=泰生鹿児島大大学院教授)が、この診断法を米食品医薬品局(FDA)に認可申請する準備を進めている。今秋に治験を開始し、2015年にも申請、早期の実用化を目指す。FDAに認められれば唾液を使った手軽な検査法が世界の医療現場に広がる可能性があり、重症化予防効果が期待される。

 現場で現在主流となっている簡易検査キットは、鼻の粘膜を取ってウイルスを検出する。
しかしウイルスが増殖しないと感染を断定できないなど精度が低く、初期症状での診断はできない。
隅田教授によると、唾液検査の精度は同キットの50万倍以上で、粘膜を取る痛みもない。
医師は本格発症前から薬を処方できるようになる。

 人の細胞の表面には、鎖状の糖(糖鎖)が張り巡らされている。糖鎖の研究をしていた隅田教授は、研究手段の一つとして、糖鎖をナノメートル単位(ナノは10億分の1)の金属に固定化した粒子(糖鎖固定化金ナノ粒子)を人工的に作り出すことに成功し、07年ごろまでに特許を取得した。

 一方、ウイルスが糖鎖に付着して感染することにも着目。金属の「おもり」のついた金ナノ粒子と付着すれば、重くなったウイルスを遠心分離で沈殿させやすくなり、唾液内のごく微量のウイルスでも検出できることを突き止めた。(※中略)

 隅田教授は「唾液なら痛みを嫌がる子供も気軽に検査できる。初期治療が進めば、会社を長期間欠勤する事態も防げ、医療費削減にもつながる」と説明。将来的にはエイズウイルス(HIV)などさまざまなウイルス検査にも応用できるとしている。

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http://mainichi.jp/select/news/20140127k0000m040137000c.html

唾液でインフルエンザの検査 実用化目指す鹿児島発の新技術 鼻穴に棒を突っ込まなくてもよくなるなの続きを読む

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1: ◆CHURa/Os2M @ちゅら猫ρ ★ 2014/01/24(金) 19:56:21.71 ID:???0
★インフルエンザ、本格流行期に 1週間で患者66万人
2014/1/24 19:14

国立感染症研究所は24日、全国約5千の医療機関から19日までの1週間に報告されたインフルエンザの患者数は、1施設当たり11.78人になったと発表した。この期間に医療機関を受診した患者は約66万人と推定され、前週の約34万人からほぼ倍増。
厚生労働省は「本格的な流行に入った」として注意を呼び掛けている。
流行のピークは2月上旬になる見通し。

感染研によると、都道府県別の1施設当たりの患者数は、最も多かったのは沖縄(36.74人)だった。
宮崎(19.58人)、岐阜(19.13人)が続いた。都市部では、東京11.20人、大阪14.23人、愛知14.18人、福岡16.31人だった。検出されたウイルスは直近の5週間では2009年に新型として流行したH1N1型が最も多い。

この1週間に休校や学年、学級閉鎖をした施設は698施設と前の週の15施設から急増。
施設別では小学校が488施設と全体の約7割を占めた。

ダウンロード

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2403Y_U4A120C1CR8000/

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1: 白夜φ ★ 2014/01/24(金) 00:34:51.40 ID:???
【 2014年1月23日 アルツハイマー病も血液1滴で検査 】


愛知県と国立長寿医療研究センター、豊橋技術科学大学などは、1滴の血液や尿に含まれる成分を半導体センサーで簡単、迅速に検出する技術を開発したと発表した。
特定の物質に対する免疫反応で生じた微小な電位差を読み取るもので、アルツハイマー病の原因物質とされるアミロイドβ(ベータ)タンパク質を、従来の方法では数時間かかったのに比べ、約10分で検出することに成功した。
1検体当たり100円以下の費用で、糖尿病や感染症などの診断や検査にも利用できることから、2015年度末までに検査キットを実用化させるという。

新技術は、同センターが開発した「マイクロビーズ」と、同大学が開発した半導体イメージセンサーを組み合わせた。
マイクロビーズは、病因物質などの異物に反応する“抗体”を化学処理によって球面に固定した直径0.2~3マイクロメートル(1マイクロは100万分の1)の磁気微粒子で、センサーの分離膜の上に、例えば血液を1滴たらすと、128×128ピクセルのマス目の1個ずつが、血液中の異物と抗体とが反応して生じる微小な電位の変化を個別に感知する。
これを読み出し装置にかけて、全体の電位差を検出する。

センサーにはマス目が16,384個あり、それぞれ独自に複数の抗原抗体反応を行うので、複数の病気の検査を同時に行うことができる。
現在の性能では、0.02ミリリットルの血液で、アルツハイマー病のアミロイドβタンパク質だけでなく、がんや、その他の病原体の各種マーカーなど50項目の同時診断や検査が可能だ。
現段階では困難とされるアルツハイマー病の早期予知、生活習慣病や糖尿病などの日常管理への応用を目指すという。

今回の技術開発は、研究成果の製品化や事業化を目指して、愛知県が進める産学行政連携の「“知の拠点あいち”重点研究プロジェクト」の一つ「超早期診断技術開発プロジェクト」として行われた。

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▽記事引用元 サイエンスポータル 2014年1月23日配信記事
http://scienceportal.jp/news/daily/1401/1401231.html

▽関連リンク
国立長寿医療研究センター プレスリリース
「知の拠点あいち」重点研究プロジェクトにおいて
1 滴の血液で簡単・迅速に病気の検査をする技術を確立
http://www.ncgg.go.jp/pdf/topics/ChinokyotenAichi20140116.pdf

アルツハイマー病も血液1滴で検査 半導体センサーで簡単、迅速に検出する技術を開発/国立長寿医療研究センターなどの続きを読む
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