1: ゆずハイボール ◆iTA97S/ZPo 2014/04/03(木)06:38:52 ID:6gsx6XTOb
核融合発電の基礎研究を行っている自然科学研究機構・核融合科学研究所(土岐市下石町)は31日、世界最大の超伝導プラズマ閉じ込め実験装置「大型ヘリカル装置」で、プラズマの原子核(イオン)温度9400万度を達成した、と発表した。これまでの最高温度8500万度を900万度上回り、研究記録を更新した。2~4日に研究所で行われる研究プロジェクト成果報告会で発表する。
◆昨年12月確認 8500万度の記録更新
イオンの最高温度は昨年12月3日の実験で確認された。発生条件は、イオン密度が1立方センチ当たり10兆個で、電子温度は4300万度、加熱電力は2万キロワット以上だった。
実験装置である金属の真空容器内壁に発生する水素ガスが、イオン温度を下げていたことに着目。実験前に電磁波を使って生成したプラズマをあらかじめ容器内壁に当て、水素ガスを内壁から除いておくことで、実験で水素ガスが発生しないよう制御することに成功。イオンの加熱効率を向上させた。
この方法を、プラズマの長時間保持実験に適用したところ、1立方センチ当たり10兆個の密度で、1200キロワットの加熱電力によって、電子温度とイオン温度がともに2300万度のプラズマを約48分間持続させることに成功。加熱電力を上げることでプラズマ温度も上がり、これまでの記録を大幅に塗り替えた。
2014/04/01
http://www.47news.jp/localnews/gihu/2014/04/post_20140401103543.html
◆昨年12月確認 8500万度の記録更新
イオンの最高温度は昨年12月3日の実験で確認された。発生条件は、イオン密度が1立方センチ当たり10兆個で、電子温度は4300万度、加熱電力は2万キロワット以上だった。
実験装置である金属の真空容器内壁に発生する水素ガスが、イオン温度を下げていたことに着目。実験前に電磁波を使って生成したプラズマをあらかじめ容器内壁に当て、水素ガスを内壁から除いておくことで、実験で水素ガスが発生しないよう制御することに成功。イオンの加熱効率を向上させた。
この方法を、プラズマの長時間保持実験に適用したところ、1立方センチ当たり10兆個の密度で、1200キロワットの加熱電力によって、電子温度とイオン温度がともに2300万度のプラズマを約48分間持続させることに成功。加熱電力を上げることでプラズマ温度も上がり、これまでの記録を大幅に塗り替えた。
2014/04/01
http://www.47news.jp/localnews/gihu/2014/04/post_20140401103543.html
【核融合研】 イオン温度9400万度達成、 過去最高 研究記録を更新の続きを読む