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脂質

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~~引用ここから~~

1: ◆Stars/1XBg @星降るφ ★ 2014/04/05(土) 11:20:52.96 ID:???.net
花咲く仕組みを解明、脂質が重要
2014年04月04日 サイエンスポータル

花が咲く仕組みの謎解きが進んだ。リン脂質が開花ホルモンのフロリゲンと結合して花を咲かせていることを、台湾アカデミアシニカ植物及微生物学研究所の中村友輝(なかむら ゆうき)助研究員らが発見し、4月4日付の英科学誌ネイチャーコミュニケーションズのオンライン速報版に発表した。切り花や農作物の増産にも将来役立つ発見といえる。

フロリゲンは葉で合成されてから花芽に移動して作用するタンパク質で、複数の分子と結合して開花を促すと考えられているが、詳しい仕組みは謎だった。中村さんらは、脂質と結合するような部位がフロリゲンの立体構造にあることをヒントに研究した。細胞膜を構成するリン脂質の一種、ホスファチジルコリン(PC)がフロリゲンに結合することを世界で初めて突き止めた。新たに開発した代謝改変技術を用いて、PCの量を花芽の部分だけで増やしたところ、早く咲いた。逆にPCを減らすと、遅く咲いた。
こうした開花の調節効果は、遺伝子破壊法でフロリゲンが合成されないようにすると、見られなくなった。


▽続きはソースで 
http://scienceportal.jp/news/daily/57417/20140404.html

▽Nature Communicationsに掲載のアブストラクト
Arabidopsis florigen FT binds to diurnally oscillating phospholipids that
accelerate flowering
http://www.nature.com/ncomms/2014/140404/ncomms4553/full/ncomms4553.html
~~引用ここまで~~

引用元: 【植物】花咲く仕組みを解明、リン脂質が開花ホルモンのフロリゲンと結合

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1: 快便100面相◆tTmPcUasmA 2014/04/15(火)22:57:18 ID:0wXogYxNO


 国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)は15日、磁気共鳴画像装置(MRI)を使い、心筋梗塞や狭心症になりやすい血管近くの脂質の塊を発見する新たな方法を開発したと発表した。
新古賀病院(福岡県久留米市)のチームとの共同研究。

 患者に負担をかけずに検査ができる上、早期に異常を発見し、病気の発症予防にも期待できる。

 脂質の塊は不安定プラークと呼ばれ、主にコレステロールでできている。
心臓の冠動脈にでき、破裂すると心筋梗塞の原因になる。
MRIを使用すると、白く輝いて見え、輝度が高いほど塊は大きく、破れやすいことが共同研究で分かった。

写真はソースにて
http://www.47news.jp/CN/201404/CN2014041501001923.html

【先端医療】 心筋梗塞回避に新手法開発 MRIで脂質の塊検出 [2014/04/15]の続きを読む

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1: ぱぐたZφ~社会篇◆FdDsU0B5ivx5 2014/04/09(水)18:07:29 ID:???
 血液中のコレステロール値を下げるたんぱく質を、東京大の広川信隆特任教授(細胞生物学)のチームがマウスの実験で見つけた。心筋梗塞(こうそく)や脳卒中になる危険性が増す脂質異常症の治療薬開発に役立つ可能性がある。米科学誌ジャーナル・オブ・セル・バイオロジーに発表した。

 生物の体には、生命活動に必要な物質を運ぶ役割のたんぱく質が数十種類ある。これらのたんぱく質は「分子モーター」と呼ばれ、生命活動を支える体内の「運び屋」だ。

 チームは、機能が解明されていなかった分子モーター「KIF13B」に注目。KIF13Bの働きを人工的に失わせたマウスを作ったところ、血液中の総コレステロール値が通常のマウスに比べて1・5倍高くなった。詳しく調べると、動脈硬化の原因とされ、「悪玉」と呼ばれるLDLコレステロールが、「善玉」と呼ばれるHDLコレステロールに比べ2倍近く増えていた。

 KIF13Bは肝臓で活発に働き、肝細胞の細胞膜のすぐ内側にある特定の分子などとKIF13Bが結合。血液中のコレステロールだけを選び出して肝細胞の中に取り込み、コレステロールを下げていることが分かった。【田中泰義】

ソース
毎日jp
http://sp.mainichi.jp/select/news/20140409k0000e040188000c.html

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1: 白夜φ ★ 2014/02/18(火) 13:43:29.93 ID:???
子の性別により違う母乳の成分、その理由は?
2014年02月18日 11:19 発信地:シカゴ/米国

【2月18日 AFP】多くの女性は「生まれるのが男の子でも女の子でも関係ない」と言うかもしれないが、作り出される母乳には大いに関係あるようだ──。
ヒトやサルなどの哺乳類を対象とした複数の研究では、赤ちゃんの性別によって母乳の成分や量が異なることが分かっている。

このなかで共通しているのは、男児が飲む母乳には脂質またはタンパク質が多く含まれ、エネルギー源が豊富なのに対し、女児の母乳は量が多いということだ。

米ハーバード大学(Harvard University)の進化生物学者ケイティー・ハインド(Katie Hinde)氏が米国科学振興協会(American Association for the Advancement of Science、AAAS)の年次会合で15日に行った発表によると、この違いが生じる理由については、さまざまな説があるという。

例えばアカゲザルでは、母親から社会的地位を受け継ぐ雌の子どもに与えられる母乳には、より多くのカルシウムが含まれる傾向がある。
ハインド氏は、「娘により多くの母乳を与えることで成長を促進させ、若い時期に生殖を始められるよう適応している可能性がある」と説明した。

これに対して雄の場合、どれほど多く子孫を残せるかはどれほど多くの雌を勝ち取れるかにのみ依存しているため、雌ほど早く生殖能力を獲得する必要はない。
また雄のサルは、子どもだけで遊ぶ時間が長く、雌よりも母乳を飲む時間が短いため、エネルギー源がよりつまった母乳を必要とする。

ヒトの母乳にも同様の違いが見られるが、その理由ははっきりとしていない。
ただ、赤ちゃんが子宮の中にいる時点でこの準備が行われていることを示す証拠はあるという。

ハインド氏は先週、子ウシと引き離された後(子ウシは通常、出産から数時間後に母ウシから引き離される)の牛の母乳に、胎児の性別が長期間にわたり影響を与えるとした研究結果を発表している。

149万頭のウシを対象に、2回の授乳期間(各305日間)の母乳の量を調べたところ、雌のみを出産したウシの母乳量は、雄のみを出産したウシと比べて平均445キロ多かったとされる。
ただ、子の性別によるタンパク質や脂質の量の違いは見られなかったという。

ハインド氏は、ヒトの母乳が子の発達に与える影響については、まだ分かっていないことが多いと話す。
しかし、さらに研究を進めることで、市販される粉ミルクの質を向上することができるかもしれないと期待を寄せた。(c)AFP/Mira OBERMAN
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▽記事引用元 AFPBBNews 2014年02月18日11:19配信記事
http://www.afpbb.com/articles/-/3008674

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1: 伊勢うどんφ ★ 2014/01/01(水) 22:07:28.05 ID:???
食べるだけで肥満を防ぐ特殊なタマゴの開発に、岐阜大学の長岡利教授(食品機能学)と岐阜市の企業イーダブルニュートリション・ジャパンが取り組んでいる。脂質の吸収を抑える抗体をニワトリに作らせる方法で、このほどマウスで効果を確かめた。英国の専門誌(電子版)に今月、論文を発表した。

 ヒトや動物は食べた脂質を「リパーゼ」と呼ばれる酵素で分解して、腸から吸収している。
脂質をとりすぎて肥満になるのを防ぐには、リパーゼの働きを抑える方法が一つの手段だ。
海外では、リパーゼ阻害薬も普及しているが、肝炎などの副作用があった。

 長岡教授らはリパーゼにだけ結合して働きを邪魔するたんぱく質(抗体)を、ニワトリを使って作ることに成功した。
まず、ニワトリにブタのリパーゼを注入してリパーゼ抗体を作らせる。
その後、親鳥の抗体が濃縮したタマゴの黄身を精製し、得られた成分を健康食品として利用する。

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朝日新聞 2013年12月29日15時16分
http://www.asahi.com/articles/ASF0NGY201312270001.html

Nutrition & Metabolism
Anti-obesity activity of hen egg anti-lipase immunoglobulin yolk, a novel pancreatic lipase inhibitor
http://www.nutritionandmetabolism.com/content/10/1/70

【代謝】脂質吸収抑える抗体の作成に成功、肥満防ぐタマゴの開発へ/岐阜大などの続きを読む
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