~~引用ここから~~
1: Cancer ★@\(^o^)/ 2014/06/18(水) 20:25:29.51 ID:???.net
1: Cancer ★@\(^o^)/ 2014/06/18(水) 20:25:29.51 ID:???.net
ロシアのポピガイ隕石衝突は大絶滅に結びついた
Becky Oskin, June 13, 2014 07:35am ET
約3370万年前に地球にぶつかった隕石は地表をえぐっただけでなく始新世の大絶滅に繋がったという。
http://i.livescience.com/images/i/000/067/205/original/earth-asteroid.jpg
カリフォルニア州サクラメント―新しい証拠によると、地球上で最大の衝突クレーターの一つが3370万年前に起こった大絶滅に関与していたことが示唆される、と研究者たちは木曜(6月11日)にゴールドシュミット地球化学会議で発表した。
カリフォルニア大学ロサンジェルス校の研究者たちはシベリアの僻地にあるポピガイ・クレーターの下から採取した岩石を精密に年代測定し、始新世の大絶滅が起こった3370万年前の数値を得た。ポピガイ・クレーターは地球上の巨大クレータートップ10のうちの一つで、2012年にロシアの科学者たちはこのクレーターの下に膨大な工業用ダイアモンド鉱床が眠っていると主張している。
新しい年代値は他の推測よりも新しく、始新世の絶滅(従来は気候変動が原因だとされてきた)に「衝突の冬」という別の容疑者を浮かばせた。隕石衝突は日光を反射する小さな粒子で地球の大気を覆うことによって地球規模の寒冷化の引き金になりうる。
「これが決定的証拠になるとは思わないが、ポピガイが大絶滅に関わっていたという考えに再び道を開くだろう」と研究の筆頭著者でUCLA院生のマット・ウェリキ(Matt Wielicki)は話した。
ポピガイ・クレーター
http://i.livescience.com/images/i/000/065/338/original/Popigai.jpg
隕石が始新世の大量絶滅の犯人にされたのはこれが初めてではない。ポピガイ・クレーター以外の容疑者として、3500万から3600万年前の間に3回のもっと小さな衝突があった。
ヴァージニア州沖のチェサピーク湾クレーター、ニュージャージー州沖のトムズ・キャニオン・クレーター、そしてカナダ・ラブラドルのミスタスティン・クレーターだ。
これまでは、4つのクレーターは全て年代が合わないために除外されていた。ウェリキによると、以前の年代測定の試みはポピガイの衝突年代を3570万年前としていたという。
200万年は隕石衝突と種々の生物絶滅との間のタイムラグとして大きすぎる。6500万年前に恐竜を絶滅させた天体衝突は33,000年のあいだで絶滅と同時であることが、現在可能なもっとも精密な年代測定技術によって分かっている。
始新世の大絶滅の原因となる隕石がないことから、科学者たちは気候変動に注目した。
この場合、地球規模の寒冷化が多くの種を絶滅させたと研究者たちは考えている。
彼らの説はこうだ。始新世の岩石中の酸素や炭素などの元素の同位体を測定することで、地球の過去の気温と温室効果ガスの水準を推測できる。(同位体は核の中性子数が異なる元素だ。)始新世からの情報は、この時代が極めて温暖に始まり、その後寒冷で乾燥した環境に振れ、大絶滅イベントに至ったことを示す。だが、始新世末の気候シグナルにある鋭いスパイクは、短期間だが極端な地球規模の寒冷化があり、続いて温暖な気温へと復帰したことをほのめかしている。
(>>2以降につづく)
ソース:LiveScience(June 13, 2014)
Russia's Popigai Meteor Crash Linked to Mass Extinction
http://www.livescience.com/46312-popigai-crater-linked-eocene-mass-extinction.html
原発表:Goldschmidt Conference 2014. Poster board 197 in Session 14b, Wednesday @ 14:00 - 17:00
Wielicki M, Harrison M & Stockli D. Popigai Impact and the Eocene/Oligocene Boundary Mass Extinction.
http://goldschmidt.info/2014/uploads/abstracts/finalPDFs/2704.pdf (PDF)
Becky Oskin, June 13, 2014 07:35am ET
約3370万年前に地球にぶつかった隕石は地表をえぐっただけでなく始新世の大絶滅に繋がったという。
http://i.livescience.com/images/i/000/067/205/original/earth-asteroid.jpg
カリフォルニア州サクラメント―新しい証拠によると、地球上で最大の衝突クレーターの一つが3370万年前に起こった大絶滅に関与していたことが示唆される、と研究者たちは木曜(6月11日)にゴールドシュミット地球化学会議で発表した。
カリフォルニア大学ロサンジェルス校の研究者たちはシベリアの僻地にあるポピガイ・クレーターの下から採取した岩石を精密に年代測定し、始新世の大絶滅が起こった3370万年前の数値を得た。ポピガイ・クレーターは地球上の巨大クレータートップ10のうちの一つで、2012年にロシアの科学者たちはこのクレーターの下に膨大な工業用ダイアモンド鉱床が眠っていると主張している。
新しい年代値は他の推測よりも新しく、始新世の絶滅(従来は気候変動が原因だとされてきた)に「衝突の冬」という別の容疑者を浮かばせた。隕石衝突は日光を反射する小さな粒子で地球の大気を覆うことによって地球規模の寒冷化の引き金になりうる。
「これが決定的証拠になるとは思わないが、ポピガイが大絶滅に関わっていたという考えに再び道を開くだろう」と研究の筆頭著者でUCLA院生のマット・ウェリキ(Matt Wielicki)は話した。
ポピガイ・クレーター
http://i.livescience.com/images/i/000/065/338/original/Popigai.jpg
隕石が始新世の大量絶滅の犯人にされたのはこれが初めてではない。ポピガイ・クレーター以外の容疑者として、3500万から3600万年前の間に3回のもっと小さな衝突があった。
ヴァージニア州沖のチェサピーク湾クレーター、ニュージャージー州沖のトムズ・キャニオン・クレーター、そしてカナダ・ラブラドルのミスタスティン・クレーターだ。
これまでは、4つのクレーターは全て年代が合わないために除外されていた。ウェリキによると、以前の年代測定の試みはポピガイの衝突年代を3570万年前としていたという。
200万年は隕石衝突と種々の生物絶滅との間のタイムラグとして大きすぎる。6500万年前に恐竜を絶滅させた天体衝突は33,000年のあいだで絶滅と同時であることが、現在可能なもっとも精密な年代測定技術によって分かっている。
始新世の大絶滅の原因となる隕石がないことから、科学者たちは気候変動に注目した。
この場合、地球規模の寒冷化が多くの種を絶滅させたと研究者たちは考えている。
彼らの説はこうだ。始新世の岩石中の酸素や炭素などの元素の同位体を測定することで、地球の過去の気温と温室効果ガスの水準を推測できる。(同位体は核の中性子数が異なる元素だ。)始新世からの情報は、この時代が極めて温暖に始まり、その後寒冷で乾燥した環境に振れ、大絶滅イベントに至ったことを示す。だが、始新世末の気候シグナルにある鋭いスパイクは、短期間だが極端な地球規模の寒冷化があり、続いて温暖な気温へと復帰したことをほのめかしている。
(>>2以降につづく)
ソース:LiveScience(June 13, 2014)
Russia's Popigai Meteor Crash Linked to Mass Extinction
http://www.livescience.com/46312-popigai-crater-linked-eocene-mass-extinction.html
原発表:Goldschmidt Conference 2014. Poster board 197 in Session 14b, Wednesday @ 14:00 - 17:00
Wielicki M, Harrison M & Stockli D. Popigai Impact and the Eocene/Oligocene Boundary Mass Extinction.
http://goldschmidt.info/2014/uploads/abstracts/finalPDFs/2704.pdf (PDF)
引用元: ・【地球化学】ロシアの超巨大クレーターを作った隕石は大絶滅の犯人?
ロシアに落ちた巨大隕石は大絶滅の引き金となった?の続きを読む