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1: 伊勢うどんφ ★ 2014/03/18(火) 19:05:02.50 ID:???
200年もの間、天王星の軌道が不安定な理由を説明するものと考えられてきた「惑星X(Planet X)」と、太陽系近傍にあり、小惑星の進路を地球方向に変える原因となっていると考えられてきた太陽の姉妹星「ネメシス(Nemesis)」──。

超新星爆発の謎、最新宇宙望遠鏡で解明進む

 これらの星には共通の問題がある。研究者らが、そのどちらも「存在しない」と主張していることだ──つまり、おそらくは存在しないのだろう。

 米ペンシルベニア大学(University of Pennsylvania)の天文学者、ケビン・ルーマン(Kevin Luhman)氏率いる研究チームは、米航空宇宙局(NASA)の広域赤外線探査衛星「WISE(Wide-field Infrared Survey Explorer)」望遠鏡を用いた観測を行った結果、「おそらく太陽系外縁部には、大きなガス状巨大惑星(惑星X)や、小さな伴星(ネメシス)はないだろう」と結論付けている。

 観測結果は、天文学専門誌「アストロフィジカル・ジャーナル(Astrophysical Journal)」最新版に掲載された。

 惑星Xは、その大きさが太陽系最大の惑星、木星の4倍以下と大半の理論で推算され、また太陽から約1兆4860億キロの距離、すなわち太陽と地球の距離の約1万倍離れたところに存在することが示唆されてきた。

 しかしWISE望遠鏡で収集された画像では、木星より大きな天体は発見されなかった。それでもルーマン氏は、惑星が小惑星帯内のどこかに隠れているという可能性は排除していない。惑星が明るい星とほぼ同一線上にあり、WISE望遠鏡で検出できない場合や、理論上考えられているよりもはるかに小さい場合には、見つけるのが困難になるためだ。

 だが最新の全天走査観測を行った後にルーマン氏は、惑星が見つかる見込みは非常に薄く「100に1つの可能性のようなもの」とした。

■惑星Xの歴史

 科学者らが最初に惑星Xの存在を推測したのは1781年、ガス状巨大惑星の天王星が発見された時だ。
天文学者らは、天王星の軌道が物理学者アイザック・ニュートン(Isaac Newton)の万有引力の法則に矛盾すると考えられる変動を示したため、大変驚いた。

 そこで観測天文学者らは、この不規則性を重力の影響を及ぼしている別の未知の惑星の存在で説明できるかもしれないと考えた。

 この正体不明の惑星Xを探求する試みは、1846年の海王星の発見につながった。だが海王星の推定質量では、天王星の軌道の誤差を説明できなかった。

 これにより天文学者らの惑星X探しは続くことになり、1930年に冥王星が発見された。だがこの準惑星も小さすぎるため、天王星の不規則な公転軌道の説明にはならなかった。

 その後、研究者らは1990年代に、これまでの海王星の推定質量が少し大きすぎたと判断。
これは、海王星が実際には天王星の軌道の挙動を説明する理由になるかもしれないことを意味している。

 それでも惑星Xの存在を信じている人々を納得させるまでには至らなかった。

■太陽の姉妹星が恐竜を絶滅させた? 

 太陽に似た近くの星、「ネメシス」の存在は、1980年代に最初に指摘された。ネメシスは時折太陽に接近することで、彗星や小惑星の軌道に影響を及ぼし、それらが地球に時折衝突する原因となるとされた。

 このような衝突は、過去5億4000万年間に5回の大量絶滅が起きた原因とされている。最も最近に起きた大量絶滅は6500万年前で、この時は恐竜を絶滅に導いた。

 ルーマン氏は、AFPの取材に「長年にわたり、(ネメシスのような)何かがあるかもしれないことを示唆するさまざまな証拠が示されてきた」と説明した。

 だがWISE望遠鏡では、やはり何も見つからなかった。

 今回の研究を通じ、惑星Xとネメシスの探査は空振りに終わったかもしれないが、太陽から500光年以内にある恒星と褐色矮星(わいせい)3525個が新たに発見された。

AFP=時事 3月17日 10時43分配信
http://www.afpbb.com/articles/-/3010433

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1: 白夜φ ★ 2013/12/28(土) 23:45:46.01 ID:???
2013年 | プレスリリース

手の周りがよく見える仕組み(自己身体近傍空間に特化した新たな視知覚機構の発見)
2013年12月27日 09:30 | プレスリリース , 受賞・成果等 , 研究成果

私たちは,手を使って様々な物体を操作しています。物体操作は手の周囲の空間知覚が重要であることが指摘されていましたが,手の周囲の空間に特化した知覚機能がどのような仕組みで働くのかは証明されていませんでした。
今回,東北大学・電気通信研究所の松宮一道助教,塩入諭教授の研究チームは,自分の手と感じることで,手の周囲の空間知覚表象が誘発されることを発見しました。
この成果は,米国科学誌Current Biologyに掲載されました。

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▽記事引用元 東北大学 プレスリリース 
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2013/12/press20131220-01.html

詳細(プレスリリース本文)
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press_20131220_01.pdf

▽関連リンク
Current Biology, 26 December 2013
Moving Ones Own Body Part Induces a Motion Aftereffect Anchored to the Body Part
http://www.cell.com/current-biology/abstract/S0960-9822(13)01453-X

【実験心理】手の周りがよく見える仕組み 自己身体近傍空間に特化した新たな視知覚機構の発見/東北大の続きを読む

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1: 白夜φ ★ 2013/12/28(土) 23:02:17.60 ID:???
WISEからNEOWISEへ 眠りから目覚めた赤外線衛星

【2013年12月26日 NASA】
NASAの赤外線天文衛星「WISE」が2年半ぶりに再稼働。
「NEOWISE」と改名して地球近傍小惑星の観測を行う。
有人探査の対象となる天体もこのミッションの観測対象から選ばれるかもしれない。
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NASAの赤外線天文衛星「NEOWISE」(ネオワイズ)が、およそ2年半の冬眠モードから目覚めた後、初のテスト観測画像を送ってきた。
口径40cm望遠鏡と赤外線カメラにより、直径42kmの小惑星ホルダ((872) Holda)が以前と変わらない画質でとらえられている。

当初「WISE」(ワイズ)と名付けられた衛星は2009年12月に打ち上げられ、メインミッションとなる全天サーベイ「WISE」と太陽系小天体サーベイ「NEOWISE」を実施。
1年余りで3万4000個以上の小惑星を発見し、そのデータから7億4700万以上の天体を含むカタログが公開されている。

予定ミッションが終了した2011年2月にほとんどの搭載機器をオフにして省エネの冬眠モードに入り、再稼働したのが今年9月。
衛星自体も「NEOWISE」と改名して心機一転、新たなミッションの準備が行われているところだ。

本格稼働後は地球近傍小惑星の統計的な観測を行い、地球に危害を及ぼす可能性のある天体などの発見、またさらに詳しい観測を行う。
アメリカが2025年までの実現を目指す小惑星捕獲・有人探査の目標天体も、NEOWISEの観測対象から選ばれるかもしれない。

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▽記事引用元 AstroArts 2013年12月26日配信記事
http://www.astroarts.co.jp/news/2013/12/26neowise/index-j.shtml

NEOWISEがとらえた小惑星帯天体ホルダ。うお座の星々をバックに、赤い点として移動するようすがわかる。(提供:NASA/JPL-Caltech)
http://www.astroarts.jp/news/2013/12/26neowise/holda.jpg

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