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1: かじりむし ★@\(^o^)/ 2014/05/16(金) 00:49:52.55 ID:???.net
“宇宙膨張の決定的証拠”は誤り?
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140515004
Dan Vergano, National Geographic News May 15, 2014

 初期宇宙の成り立ちを説明する“決定的な証拠”が発見され、高い評価を受けていた。ところが、この発見は間違いだったのではないかという風評が広がっている。

 3月、ハーバード大学のジョン・コバック(John Kovac)氏率いるBICEP(Background Imaging of Cosmic Extragalactic Polarization)2チームが、アルベルト・アインシュタインが予言した宇宙の“重力波”の観測に成功したと発表し、世界中で話題をさらった。宇宙は誕生直後から指数関数的に膨張したという通説が裏付けられたかに思えた。

 研究チームは南極の望遠鏡で観測を行い、ビッグバンの名残である宇宙マイクロ波背景放射(CMB)と交差する驚くほど強力な重力波の痕跡を発見したと報告した。
CMBは天空の全域に広がっている。

 現在、この主張が批判にさらされている。フランス、オルセー理論物理学研究所(Laboratory of Theoretical Physics of Orsay)の物理学者アダム・ファルコウスキー(Adam Falkowski)氏は12日、素粒子物理学をテーマにしたブログで、「専門家はBICEP2チームの間違いをはっきり指摘している」と発言している。

◆争点はちり

 ファルコウスキー氏の指摘は基本的に、天の川銀河のちりから放出されるマイクロ波の影響と天空の全域に広がるちりから放出されるマイクロ波の影響を混同しているというものだ。CMBと交差する重力波を観測したと主張する場合、2種類のマイクロ波を慎重に区別し、分析の対象から外さなければならない。

 BICEP2チームは“間違いを認めた”とファルコウスキー氏は主張しているが、コバック氏とチームの一員であるミネソタ大学のクレメント・プライク(ClementPryke)氏は「Science」誌と「New Scientist」誌で否定している。プライク氏は「Science」で、ファルコウスキーの主張は“全くのでたらめ”だと切り捨て、研究結果を覆す意思がないことを明確にしている。

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引用元: 【宇宙論】“宇宙膨張の決定的証拠”は誤り? 批判相次ぐ [5/15]

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