理系にゅーす

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iPS細胞

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1: 伊勢うどんφ ★ 2014/01/29(水) 22:20:36.72 ID:???
 細胞に強い刺激を与え、iPS細胞(人工多能性幹細胞)のように様々な組織や臓器に変化する細胞を作る新手法をマウスの実験で発見したと、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)と米ハーバード大などの国際研究グループが30日付の英科学誌「ネイチャー」に発表する。

 外部からの単純な刺激だけで、細胞の役割がリセットされるという発見は、生命科学の常識を覆す研究成果だ。
研究グループは今後、再生医療への応用も視野に、人間の細胞で同様の実験を進める。

 今回の手法は、細胞に強い刺激を与え、様々な組織などに変わる多能性を持たせたのが特徴。
研究チーム代表の同センターの小保方おぼかた晴子・研究ユニットリーダー(30)らは、こうした現象を「刺激によって引き起こされた多能性の獲得」という意味の英語の頭文字から、「STAP(スタップ)」と呼び、作製した細胞をSTAP細胞と命名した。

 研究チームは、マウスの脾臓ひぞうからリンパ球を取り出し、酸性の溶液に約30分間漬けた上で、特殊なたんぱく質を加えて培養し、2~3日で多能性細胞に変化させた。

 また、細いガラス管(直径約0・05ミリ)の中に細胞を何度も通すなどの物理的な刺激や、化学物質による刺激でも多能性を持つことを確認した。
リンパ球細胞だけでなく、筋肉や神経などの細胞でも、同様の結果を得た。

 動物の体は1個の受精卵が分裂と変化を繰り返し、成長していく。
いったん血液や皮膚、脳、内臓など体の組織や臓器になった細胞は、他の細胞に変化することはないとされていた。

 この定説を覆したのが、一昨年にノーベル賞を受賞した京都大学の山中伸弥教授だ。
2006年、マウスの細胞に4種類の遺伝子を入れて細胞の状態を受精卵に近い状態に戻し、どのような組織や臓器にもなる多能性を持たせ、iPS細胞と名付けた。
07年には人間の細胞でも成功した。

 一方、STAP細胞の作製方法はiPS細胞よりも簡単で、効率が良いという。iPS細胞の課題であるがん化のリスクも低いとみられる。

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(2014年1月29日21時54分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20140129-OYT1T00996.htm

Nature
Stimulus-triggered fate conversion of somatic cells into pluripotency
http://www.nature.com/nature/journal/v505/n7485/full/nature12968.html

【速報!!】外部から強い刺激を与えるだけで多能性幹細胞の性質を持つ「STAP細胞」の作成に成功、理化研などの続きを読む

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1: 伊勢うどんφ ★ 2014/01/24(金) 22:28:13.36 ID:???
 京都大iPS細胞研究所などのチームは22日、ヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)に加えることで、腎臓のもとになる細胞集団を効率よく作製できる2種類の化合物を見つけたと明らかにした。

 腎臓の組織の大半は中間中胚葉という細胞集団をもとに作られる。
今回の方法は、高価で品質が不安定なタンパク質を用いる従来法に比べ、培養コストを低く抑え、培養期間を短縮した。

 チームは、この化合物を使ってiPS細胞から変化させた中間中胚葉から、ヒトの腎臓の尿細管を作り出すことに成功しており、「腎臓の細胞や組織を移植する再生医療につながると期待される」としている。

 チームは、中間中胚葉への分化を促進するとみられていた約1800種類の化合物をiPS細胞に一つずつ加えて培養し、中間中胚葉に変化するか調べた。するとうち2種類では6日後、75%以上の高い割合で中間中胚葉を作り出した。
従来法では同じ期間で20%程度しか変化しなかった。

 さらにこの中間中胚葉をマウスの胎児の腎臓細胞と一緒に培養し、腎尿細管の管状構造の一部を作ることに成功した。

 研究成果は米オンライン科学誌プロスワンに掲載された。

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2014.1.22 10:59 産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/science/news/140122/scn14012211030001-n1.htm?view=pc

Cira プレスリリース
http://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/pressrelease/news/140117-084117.html

プロワン
"Efficient and rapid induction of human iPSCs/ESCs into nephrogenic intermediate mesoderm using small molecule-based differentiation methods"
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0084881

ヒトiPS/ES細胞から効率よく腎臓のもとになる細胞へ分化させる化合物を発見/京都大の続きを読む

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1: 伊勢うどんφ ★ 2014/01/24(金) 22:52:58.14 ID:???
京都大のグループは人工の化合物を使い、遺伝子DNAのスイッチを直接入れることに成功した。
iPS細胞(人工多能性幹細胞)に類似した細胞をつくることもできた。
ウイルスなどを使わず、人工の化合物だけでDNAの働きを促したのは初という。英科学誌サイエンティフィックリポーツで24日発表した。

 約2万個の遺伝情報が書き込まれているDNAはトイレットペーパーの芯のような形のたんぱく質に固く巻き付けられていて、その内容が読めないようになっている。
特定の場所だけがゆるむことによって、必要な遺伝子だけスイッチが入る。
DNAをゆるませる化学物質が見つかっているが、手当たり次第にゆるめてしまうため、遺伝子がでたらめに働き、細胞が死んでしまう。

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2014年1月24日20時42分 朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASG1S5H8VG1SPLBJ003.html

iCeMS プレスリリース
http://www.icems.kyoto-u.ac.jp/j/pr/2014/01/24-nr.html

サイレポ
Distinct DNA-based Epigenetic Switches Trigger Transcriptional Activation of Silent Genes in Human Dermal Fibroblasts
http://www.sciencemag.org/content/early/2013/12/11/science.1246423

【エピゲノム】人工スイッチを使った遺伝子コントロールに成功/京都大の続きを読む

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1: 白夜φ ★ 2014/01/12(日) 23:18:27.00 ID:???
2014年 1月 12日 15:30 JST 更新.
ヒトiPSから肺の細胞=難病治療、再生に期待?米大学

ヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)を肺や気管の細胞に効率良く変える技術を開発したと、米コロンビア大の研究チームが12日までに米科学誌ネイチャー・バイオテクノロジー電子版に発表した。
肺の難病の仕組みを解明し、治療薬を開発したり、将来は患者のiPS細胞から肺の組織を再生したりするのに役立つと期待される。

研究チームはヒトのiPS細胞や胚性幹細胞(ES細胞)について、「Wnt」や「BMP4」などのたんぱく質や化学物質を操作。
肺で酸素を取り込み、二酸化炭素を排出する肺胞の上皮細胞や基底細胞など6種類の細胞に変えることに成功した。

試験管内で変えただけでなく、免疫不全マウスの体内で変えた肺の細胞がヒトの大人の肺細胞に近いことも確認した。

研究チームは肺の難病のうち、特発性間質性肺炎の一つ「特発性肺線維症(IPF)」に注目。
肺胞の壁が厚くなり、肺が固く膨らみにくくなって呼吸困難に至るが、詳しい仕組みが不明。
今回の技術でIPFを再現して仕組みを解明できれば、治療薬の開発につながる。 
[時事通信社]

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▽記事引用元 THE WALL STREET JOURNAL 2014年 1月 12日 (日)
http://jp.wsj.com/article/JJ12541519822965743854117199374492010284547.html

▽関連リンク
Nature Biotechnology 32, 84?91 (2014) doi:10.1038/nbt.2754
Received 14 August 2013 Accepted 30 October 2013 Published online 01 December 2013
Efficient generation of lung and airway epithelial cells from human pluripotent stem cells
http://www.nature.com/nbt/journal/v32/n1/abs/nbt.2754.html

【幹細胞】ヒトiPS細胞を肺や気管の細胞に効率良く変える技術を開発 難病治療、再生に期待/米コロンビア大の続きを読む

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1: 白夜φ ★ 2014/01/08(水) 22:34:11.92 ID:???
感染症リスク低いiPS培養 京大、再生医療を加速

移植治療に利用しやすい安全な人工多能性幹細胞(iPS細胞)を簡易に作る培養法を、京都大iPS細胞研究所などのチームが開発し、8日付の英科学誌電子版に発表した。

従来の培養法はウシやマウスの成分を用いるため、iPS細胞から作った組織や細胞を移植すると、動物に由来する感染症を起こすリスクがある。
今回の手法は動物成分が不要で、再生医療への応用を加速させる重要な成果となりそうだ。

新たな培養法で作ったヒトiPS細胞が、神経伝達物質ドーパミンを産生する神経細胞のほか、インスリンを作る細胞、血液細胞に変化することも確認した。2014/01/08 19:00 【共同通信】

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▽記事引用元 47NEWS 2014/01/08 19:00配信記事
http://www.47news.jp/CN/201401/CN2014010801001490.html

▽関連リンク
京都大iPS細胞研究所 2014.01.08
細胞移植に適した新しいヒトiPS細胞の樹立・維持培養法を確立
http://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/pressrelease/news/140108-192802.html

【幹細胞】感染症リスク低いiPS細胞を簡易に作る培養法を開発 再生医療を加速/京都大iPS細胞研究所などの続きを読む

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1: ◆CHURa/Os2M @ちゅら猫ρ ★ 2014/01/14(火) 16:42:26.29 ID:???0
★iPSで染色体異常修復
2014年 01月 13日 03:00 JST

リング状の異常な染色体を持つ先天性疾患の患者の皮膚から人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作ったところ、異常が修復されたとの研究結果を、米グラッドストーン研究所などのチームが12日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。

チームの林洋平研究員は「修復の仕組みは不明だが、修復されたiPS細胞を臓器や細胞に変化させ、患者本人に移植する再生医療に応用できる可能性がある」と話す。
研究には京都大の山中伸弥教授も参加した。

染色体は細胞内にあり、通常は棒状。今回の染色体は両端が部分的に切断された後、結合してリング状になっている。

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http://jp.reuters.com/article/idJP2014011201001741

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